【講座のお知らせ】1月のお稽古

2018.12.25 Tuesday

 

2019年1月の「みんみんカンフー」お稽古予定です。どなたでも、どのクラスでもご参加いただけます。

 

お申込みは、minminkungfu★gmail.com(★を@に変えてください)、もしくは口頭やFBメッセージでお願いします。FBイベントがあるものは、参加ボタンを押していただいてもOKです。

 

 

【2019年1月】

 

 

1

 

2

 

3

 

4

 

5 

 

6 10:00 青空

☆14:00 太極扇

7

 

8

 

10 7:30 吉祥寺
 19:30 九品仏

11

 

12 10:00自由が丘

   (シェア奥沢)

13 10:00 青空

 

14 
☆14:00 站椿功
15
 

1619:00 
池尻大橋

17 7:30 吉祥寺
 19:30 九品仏
18
 

19 10:00自由が丘

   (シェア奥沢)

20 10:00 青空

 

21

 

22
 

23

 

247:30 吉祥寺
 19:30 九品仏
25
 

26 10:00 青空

 

27 13:00

  香取市

28

 

29

 

3019:00 
池尻大橋

317:30 吉祥寺
 19:30 九品仏

 

 

 

 

 

 

☆は特別クラスです。

 

 

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【クラスのご紹介】

☀「体と心が目覚める太極拳」シェア奥沢(自由が丘)第2・3土曜日の午前中          

 

☀「青空太極拳教室」(代々木公園):屋外。土日の午前中(不定期)

 

☀「太極拳 基本功」(自由が丘・九品仏):毎週木曜日 夜 

 

☀「朝の青空太極拳」(吉祥寺):毎週木曜日 朝 

 

≪太極拳以外のクラス ≫

☀「タオを生きることば」(池尻大橋):水曜日(月2回) ※老子「道徳経」を1章ずつ読みながら、タオのあり方を体感していきます。後半は体を動かしますが、お着替えいただく必要はありません。

 

 

【1月の特別クラス】

1月  6日(日)14:00-16:30は「太極扇を体験しよう(第17回)」です。詳細とご応募方法はこちらから。

1月14日(月・祝)14:00-15:30は「やさしい站椿功第3回)」です。詳細とご応募方法はこちらから。

1月27日  (日)13:00-15:00は、「麗屋 弘鈴庵の『立って、歩いて、太極拳」です。詳細とご応募方法はこちらから。

 

 

※個人レッスンもお受けしています。1時間半、10,000円)。

 (武当64式太極拳、武当64式太極剣、武当丹剣、武当太極扇、武当逍遥掌、形意拳、気功、站椿功などのほか、体や膝に負担のかからない立ち方・歩き方も指導します。詳しくはご相談ください。)

 

※出張グループレッスンもお受けしています。

5名以上の出張グループレッスンも可能です。詳しくはご相談ください。

 

※講演会もお受けしています。

「みんなが知らない太極拳のひみつ」など、講演も可能です。ご相談ください。

 

 

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【お稽古内容】

「体と心が目覚める太極拳」のお稽古の中心は、十三式太極拳(武当玄武派)です。太極発祥の地とも言われている道教の聖地、武当山(湖北省)で伝えられてきた伝統太極拳で、水が流れるように自然に動き、陰陽のバランスで力が生まれてくる、”太極拳のひみつ”がギュッと詰まっています。円を描いてしなやかに伸びる動きが美しく、初心者でも経験者でも、また年齢を問わず、おすすめです。そのほか、天地とつながる立ち方、歩法、呼吸法、太極拳の基本となる気功なども、お稽古します。

 

※「青空太極拳教室」は、太極拳のほかに、蹴りの練習などを加えます。

※「太極拳基本功」は、太極拳はせず、站椿功(立禅)、太極歩、気功、瞑想など、基本の動きを丁寧にお稽古します。

※「タオを生きることば」は、おはなしと体感する時間があります。軽く動きますが、お着替えいただく必要はありません。

 

 

【お稽古時間とお稽古代】※朝の青空太極拳(吉祥寺)、特別クラスを除く

1時間半、回数券1回分(4回10,000円/9回20,000円、いずれも2か月間有効)、現金の場合は3,500円。

 

 

【服装】

動きやすい服装でお越しください(長袖Tシャツ、ストレッチのきいたトレーニングパンツ、靴下、底の浅い靴)

※シェア奥沢(自由が丘)は、靴下でもできます。

※九品仏は和室ですので、靴は不要です。

 

詳細は、下記をご参照ください。

 


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☀「体と心が目覚める太極拳」

 

【土曜開催】10:00-11:30 

1月 12日(土):シェア奥沢 (自由が丘)

1月 19日(土):シェア奥沢 (自由が丘)

※シェア奥沢は15分前開場、終了後にお茶の時間があります。

 

≪シェア奥沢≫(自由が丘)

※シェア奥沢は、映画、食事、音楽、絵画など共通の”好きなこと”に人が集う、あたたかい触れ合いのある場所です。

自由が丘駅南口改札を出て、左に進み、突き当りを右に曲がります。この通りが自由通りです。緑道を越え、世田谷区の看板を過ぎると、左に入る道があります。ここを左に曲がるとき、目印として右手に赤いアルソアの看板があります。道なりを進み、3つ目の十字路の右奥の民家が、シェア奥沢です。

 

(シェア奥沢)

 

 

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☀「青空太極拳教室」(代々木公園)

青空の下、風や木々の香りを感じながらの太極拳です。中国でも、早朝から公園で太極拳をする姿がたくさん見られます。屋外のメリットを活かして、しっかりした体づくりのための蹴りの練習などもあります。

 

【週末クラス】10:00-11:30  

     1月   6日  (日) 

       1月 13日  (日) 

         1月 20日  (日)  

         1月 26日  (土

※雨天の場合は、静かにお休みです。ご参加予定者には、朝8時をめどに個別にご連絡します。

※寒くなってきましたので、暖かい服装(ダウン、マフラー、手袋、帽子など)でお越しください。

 

場所:代々木公園 ※待ち合わせ場所は、南門です。初めての方は、開始10分前にお越しください。南門から入って、梅の園、丘の広場の前あたりでお稽古します。

 

   

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☀「太極拳 基本功」(自由が丘/九品仏)

広々とした和室で、基本功を丁寧に練習するクラスです。站椿功、太極歩、武当五行六合功、六字訣、呼吸法、瞑想など。

(クラスについて、詳しくはこちら

 

日時:毎週木曜日 19:30-21:00 (1月10, 17, 24, 31日)

   ※19時から中国茶をご用意してお待ちしています。

 

場所:九品仏駅近くの和室 ※九品仏駅徒歩2分、自由が丘駅徒歩9分(詳しくはご参加の方にお知らせします)

 

 

 

☀「朝の青空太極拳」(吉祥寺の公園)

ちょっと早起きして、ゆったり呼吸してゆっくり動き、全身を目覚めさせます。心と体を整え、1日をさわやかにはじめましょう。

 

日時:毎週木曜日 7:30-8:30  (1月10, 17, 24, 31日)

   ※屋外での開催です。雨天の場合、静かにお休みです。

 

場所:吉祥寺駅付近の公園(詳しくは、ご参加希望の方にお知らせします)

 

料金:1回1,500円(特別価格)

 

 

 

☀タオを生きることば 

2,000年以上前に書かれた「老子(道徳経)」は、武当功夫をする人たちを含むタオイスト(道士)の間でも大切にされており、修行者たちは「読み続ければ、いつかはわかる」と信じています。そこには、しあわせに生きるヒントがたくさんつまっています。

 

毎回1〜2章ずつ取り上げます。前半はお話と対話、後半は体感できるようなワークを、太極拳・気功・基本功・瞑想から選んでやってみます。(※お着替えいただく必要はありません。)

 

日時:1月  16日(水)19:00-20:30   第22章

   1月  30日(水)19:00-20:30   第23章        ※開場は18:45です。

 

場所:池尻大橋駅近くの和室 ※池尻大橋駅から徒歩約7分 (詳しくはご参加の方にお知らせします)

 

 

みなさまのご参加をお待ちしています^^

 

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いしい まゆみ(道号:静慧)/ みんみん)

太極道家

体と心が目覚める太極拳(http://minminkung-fu.com/)

ブログ: みんみんの陽だまり太極道日記(http://blog.minminkung-fu.com/)

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    広がる可能性

    2018.12.22 Saturday

     

    教室をやっていると、生徒さんのおかげで、自分では思ってもみなかった新しい可能性が広がることもあります。

     

    いくつかあるのですが、今日は2つあげてみようと思います。どちらも自分では「なし」だと思っていたことです。

     

     

    ひとつめは、クラスに参加してくださる生徒さんのことです。

     

    太極拳は、自発的に取り組むものです。套路(型)も覚えなければなりません。「自分でやる」という意志と行動力が必要です。

     

    でも、過去の自分や周りを見ていると、自発的に動けない人や、動けないときがあるのも、わかっています。

     

    動けない人の背中を押すきっかけになればと、セラピストのような仕事を試みたこともあるのですが、元来、サービス精神旺盛ではないためか、続けたい気持ちは生まれませんでした。

     

    「すべての人に、何かができる自分にならなくてもいい」と、その部分は諦めました。

     

    でもあるとき、生徒さんの言葉で、その認識は覆されました。

     

    「今の状況では、普段から自分で練習したり、新しいことを覚えるんだ!という気持ちになれないけれど、クラスで一緒に動いていると、とっても気持ちがいい」とおっしゃるのです。

     

    クラスで一緒の時間が、よいリフレッシュになり、大変な時期の支えになることもあるようです。「太極拳をやっていて、よかったと思う」とも。

     

    忙しかったり、くたびれて1分でも早く多く休みたかったり、いろいろありますよね。套路を覚える意欲までたどり着けないことも、あるでしょう。覚えることへの得意、不得意もあるかもしれません。

     

    「そういう人たちには何もできない」と諦めるのではなく、その時間、一緒にやるだけでも十分だと、思うようになりました。

     

    クラスという場所は、他の生徒さんの”気”や、わたしの”気”があるところです。波動と言ってもいいかもしれません。その時間、わたしは常にありのままの自分でいるように、心がけています。大きく見せることもなく、卑下することもなく、いまの自分のベストを尽くす、という意味です。

     

    ダメなものはダメと言いますが、誰かや何かを否定することはなく、起きることはすべてよし、と思っています。思ってもみないことも起きるため、「えっ?」と驚くこともありますが、表面に現れる出来事に惑わされるのではなく、その奥にあるものを見るようにしています。

     

    前に別の生徒さんが「他の人と自分を比べて、気にするようなことはない」と言ってくださったことがあります。それぞれの純粋さが作る雰囲気が、お互いの助けになっているところもあると感じています。

     

    そこで気持ちよい時間が過ごせるなら、それはすごいことだと、思います。

     

    いまでも、ひとりで全てできなくてもいいと思っています。でも、生徒さんもわたしも、諦めることもないとも、思っています。

     

     

    もうひとつは、これから新たに取り組もうと思っていることです。対面ではなく、オンラインの講座です。

     

    以前は「絶対無理。ありえない」と思っていたことですが、今年に入って「通信講座はないのですか?」と聞かれたとき、なぜか否定せずに可能性を考えてみよう、という気持ちになりました。

     

    そのときは、そのまま流れてしまったのですが、最近また希望してくださる方が現れたため、いま、具体的に準備を進めています。来年からスタートできたらいいな、と思っています。

     

    流れてしまった最初の件で免疫ができていたためか、今回は躊躇せず、「どうやったらできるだろうか」と、考え始めることができました。

     

    オンラインでの指導は、過去にちょこっと経験があります。企業内でクラスを持っていたとき、転勤で東京から離れた生徒さんと、ビデオ会議形式でお稽古したことがあります。

     

    オンラインでは、直接触れて確認することができません。そこは生徒さんにとっても、わたしにとっても大切な要素です。触れることができないのは、状況としては難しくなります。

     

    見えるものは、形だけです。

     

    そして、これはわたしの感覚ですが、対面と映像では、見えるものも違います。対面で感じられる空気感のようなものは、映像には映りにくいと感じています。

     

    でもその形は、何をやったかの結果でもあります。普段のお稽古でも、最後に現れる形を見て、そこに至るまでに生徒さんがやっていることを感じながら指導しています。つまり形には、その奥にあるものも現れるのです。

     

    実際にやってみないとわかりませんが、これができれば、遠方の方にご参加いただく道を、増やすことができます。

     

    準備の段階でも、今までやったことのないことに、一つひとつ取り組んでいるわけですが、なんと、この作業が楽しいのです。リクエストをいただいたおかげですね。

     

     

    新しい可能性が開くのには、タイミングもあると思います。1年前なら、オンライン講座には取り組む気持ちになれなかったでしょうし、準備を楽しく進めることもできなかったと思います。

     

    あのときダメだったからと言って、いま諦めることは、ないのですね。

     

     

    ☀「陽だまり」とは

    「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、りん、とした印象もあります。太極拳を通して、陽だまりのような場を創っていきたいと思っています。

     

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    いしい まゆみ(道号:静慧)/ みんみん)

    太極道家

    講座のご案内は、こちらからどうぞ

     

    体と心が目覚める太極拳(http://minminkung-fu.com/)

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      手つかずの自然と、人の手で守るもの

      2018.12.18 Tuesday

       

      先日、縁あって南紀白浜を旅しました。

       

      パンダの赤ちゃんをはじめ、様々な動物との出会いを満喫したアドベンチャーワールドの他にも、素敵な時間がたくさんありました。(アドベンチャーワールドを訪れたお話は、こちら。)

       

      15年振りくらいに訪れた、白良浜(しららはま)。白い砂と青く透き通った海水。ここは、ハワイのワイキキビーチと姉妹浜なのだそうです。

       

      この白い砂、さらさらしていて、裸足で歩いても、砂が足にべったりつくことはありません。払えば落ちるので、靴を履くのも簡単です。

       

      この砂は、波で細かく砕かれた珪砂砂岩(けいせきさがん)だそうです。ガラスの原材料としても使われていて、明るく白い色をしています。

       

      実はこの砂、オーストラリアのパースから輸入した砂も足されているのだとか。

       

      砂は、波でさらわれて徐々に減りますが、河川から再び供給されることで、砂浜は保たれます。しかし白良浜周辺では、観光や宅地などの開発が進んだ結果、砂の供給が減り、砂浜が痩せてきてしまったそうです。

       

      そこで和歌山県では、大事な観光資源でもある砂浜を守るために、砂を足す養浜(ようひん)を行ったのだとか。1989年から12年間、約14トンもの砂が足されたそうです。

       

      現在でも、ネットを張って、砂が飛ばない工夫をしたり、ゴミの持ち帰りを促したり、ゴミ拾いをしたり、砂浜を守るための活動をしています。

       

      美しい景観を守るために、人の手が入っています。

       

      ”ありのまま”に、人の手を加えていることになりますよね。

       

       

      こんなとき、自然ってなんだろう、と考えたりします。

       

       

      山や森の話で、誰も人が入らない山よりも、里山の方が活き活きしている、と聞いたことがあります。人のお手入れがあるほうが、すくすくと森が育つらしいのです。

       

      里山も、”ありのまま”に人の手を加えていることになりますよね。

       

       

      もちろん、人の行動により、環境破壊が進み、その対策として、人の手を加えないと守れないものもあるでしょう。白良浜の砂の例も、こちらに入ると思います。

       

      でも、それだけでもないような気がします。

       

      人も、生態系の一部です。そう思うと、人が何か手を加えることも、地球のサイクルの一部になることも、あるのかもしれません。手つかずの自然をイキイキとさせるために、人ができる役割もあるのでしょう。人と大自然は、別々に生きているわけではないですから。

       

      バランスが崩れたら、人の手で取り戻すことも、できるのだと思います。白良浜の砂浜のように。

       

       

      ちょっと考えてみても、”ありのまま”でないこと、たくさんありますよね。

       

      潮干狩りも、事前に貝をうめているという話も聞きますし、ホタル観賞ができる庭も、連れてきて放している場合もありますよね。アドベンチャーワールドだって、作りものです。

       

      なんだ、”ありのまま”ではないのか、と、がっかりすることもありますが、

       

      そのおかげで、貝を自分でとる経験ができたり、ホタルを見て、ホタルは水がきれいなところにしか育たないことを知ったり、野生の動物を間近で見たり、触れあったり、その経験が入口となっていくことも、あると思います。

       

      そう思うと、”ありのまま”でなくても、いいではないか、と思うのです。

       

      バランスもありますし、程度問題もありますので、一概に上手くいうことはできませんが、守るために手を入れることも、大事なことだと感じています。

       

      話はかわりますが、昔、イギリスの大学にいたとき、同じ大学に考古学とコンサベーションという学部がありました。コンサベーションとは、あまり馴染みがないかもしれませんが、自然環境・芸術作品などの保護、保存、保全のことです。景色などの景観を扱うこともありますし、街並みや建物も対象です。たとえば古い町並みでは、ポストを色彩を抑えたものにしたり、ファストフードのお店の色を変えることなども、そのひとつです。

       

      友人だった考古学部の学生が、「考古学とコンサベーションは、ときに対立する」と話していました。考古学は、とにかく古いものを、そのまま保護、保全します。それに対してコンサベーションは、場合によっては、もともとあるものを壊すことがあります。

       

      何を守りたかの、違いかもしれませんね。

       

      手つかずの大自然か、人の手を入れるか、どちらかという話ではなく、何を守りたいのかで、選択は変ってくるのかもしれません。

       

      そして人が地球の一部であるなら、人の手が入ることも、地球というシステムの中では、大切な役割だと思います。人の行動も、自ずと然り、自然とも言えるのかもしれません。

       

       

      特別クラス「やさしい站椿功」は、12月22日(土)14:00-15:30、九品仏駅・自由が丘駅近くの和室で開催します。詳細とご応募方法はこちらから。

       

       

       

       

      ☀「陽だまり」とは

      「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、りん、とした印象もあります。太極拳を通して、陽だまりのような場を創っていきたいと思っています。

       

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      いしい まゆみ(道号:静慧)/ みんみん)

      太極道家

      講座のご案内は、こちらからどうぞ

       

      体と心が目覚める太極拳(http://minminkung-fu.com/)

      ブログ: みんみんの陽だまり太極道日記(http://blog.minminkung-fu.com/)

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        アドベンチャーワールド

        2018.12.17 Monday

         

        南紀白浜に旅しました。

         

        この2年、和歌山にはご縁があります。去年は春に熊野、冬に高野山、今年は南紀白浜です。それぞれ違いますが、共通しているのは、透き通る水です。

         

        水の国ですね。

         

        素敵なところがたくさんでしたが、びっくりしたのは、アドベンチャーワールドです。

         

        この夏、赤ちゃんパンダが生まれたくらいしか知らなかったのですが、想像をはるかに超える楽しさでした。

         

        入口には、むしゃむしゃしているアルパカ。

         

         

        さらに行くと、屋外にパンダ、2歳になる結浜が笹をむしゃむしゃ。近くでじっくり見ることができます。

         

         

        結浜は、とんがり頭がチャームポイントなのですよね。

         

         

        こんな感じで、高い柵や透明板越しではなく、見ることができます。

         

        赤ちゃんパンダとご対面。平日だったせいか、並ばず、すーっと真正面まで行くことができました。

         

         

        まだ名前のついていない(17日に発表予定)ベビ浜ちゃん、生後約4か月です。ぐうぐうお昼寝中、かわいいです。

         

        生まれたときは、わずか75グラム。小さいですね。毎日体重を測るようで、「今日の体重は5765グラム」と表示されていました。ここでは、何頭も赤ちゃんパンダが生まれ、育てられています。飼育員さんたちの技量や気くばり、心くばりが、しのばれます。

         

        べビ浜ちゃん、最初は背中を向けていたのですが、お顔が見えるように、飼育員さんが抱っこして向きを変えてくださいました。

         

        ニュースによると、この日、来場者が見守る中よちよちと歩き始めたとか。記念すべき日だったのですね。

         

         

        近くには、変った展示がありました。”パンダのふん”です。「ぜひ、香りを嗅いでみてください」と、大胆なおことばが。

         

        パンダは本来、肉食なのです。でも天敵や餌の競争を避けて、中国山岳地帯の奥地を生息の地として選んだ結果、そこに1年中ある植物、竹や笹を食べるようになったそうです。

         

        しょっちゅう食べていますが、肉食の消化機能では、繊維質の多い笹や竹を消化して栄養にすることは難しく、生きるために必要なエネルギーを得るには、大量に食べる必要があるのだそうです。

         

        そして消化できない竹や笹は、ほぼそのまま、ふんとなって出てきます。そう、パンダのふんは、竹の香りがするのです。これがびっくり、そこそこよい香りです。お部屋に漂っていても、全然OKです。

         

        パンダは、わたしの理想なのです。ものすごくリラックスしていて、落ちても怪我せず、どことなくユーモラスです。何より、食を変えてでも敵を避けるという、その平和で温厚な性格(?)です。そんなパンダには、天敵がいないそうです。

         

        こちらは、4歳のふたごちゃん(桜浜、桃浜)の、どちらか。天下泰平な格好、果たして寝心地がいいのでしょうか。

         

         

        パンダとの遭遇を満喫したあとは、ワールドサファリです。1周1.5キロ、その名のとおり、ライオンやトラ、ヒョウなどの目の前を車で通ることもできるサファリパークです。

         

        もちろん歩く場合、肉食動物たちは柵の向こうです。でも草食動物たちは目の前にいますし、道を横切ることもありそうです。

         

        でっかいゾウ。

         

        もうおばあちゃんだそうですが、おやつのバナナを上げると、鼻先で器用につまんで口に運び、むしゃむしゃ。食事はたっぷりあげているそうですが、おやつは別腹かしらね。

         

         

        きりん。まつ毛、ばさばさです。こちらもおやつをあげてみました。

         

         

        「手のひらにのせてあげてください」と書いてあるとおりに差し出してみると、厚く、黒っぽい舌で、べろっとひと舐め。「ぎゃあぁっ」と叫ぶほどの衝撃でした。

         

        ひと舐めで全部、きれいにすくいとっていきました。すごく上手です。

         

        ダチョウときりん。こんな風に、違う種類の動物が一緒に過ごす姿もたくさん見られました。

         

         

        シカ。長いまつげにつぶらな瞳。安定のかわいさ。

         

         

        白い斑点模様は、小鹿のバンビと同じではないでしょうか。

         

         

        「おやつちょうだい」かしら。ごめんね。

         

         

        チーターもいます。かっこいいです。金網の向こうですが、「手を入れないでください」と書いていないと、油断するほどの近さです。

         

        隣のフィールドにいる別のチーターと、お話しているみたいでしたが、どうだったのでしょうか。

         

         

        向こうの方からは、「ガォォォ」という声が。ライオン?

         

         

        遙か遠く、左手の高い安全なところから、ライオンを眺めます。

         

        オス同士、メス同士で集まっていたのですよ。

         

        オスライオン、仲良しでした。1頭がごろんと横になると、もう1頭がグルーミングみたいなことをしていました。仔猫みたいです。

         

        「ガォォォ」という音は、スピーカーからでした。効果音で盛り上げてくれていたのね。

         

        こちらも、仲良く(?)共存です。

         

        ものすごく美しいしましま柄。しまうまの毛を刈ると、皮膚までしましまなのだろうか?の答え、どうだったのでしたっけ?

         

        群れをなしているヒマラヤタール。岩山に生息し、崖や斜面を軽々移動するそうです。仲良しでした。

         

        ちょっと、かっこよすぎじゃありませんか?

         

        こちらは頭がぐるーんと回りました。置物の仕掛けものみたいですよ。

         

         

        海に暮らす生きものもいます。

         

        ここにも赤ちゃんが。まだ2か月の皇帝ペンギン、パパとママと一緒に、こんにちは。

        後ろのカラフルな方は、エサをあげに来た飼育員さん。

         

        まだまだ他にも、いろんな動物がたくさんです。

         

        感想は、ひとこと「たのしいっ」です。何がいいって、ぜひ機会があったら、実際に行ってみてください。いろいろと感じることがあります。

         

        ≪追記≫

        パンダの赤ちゃんは、2018年12月17日に、彩浜(さいひん)と命名されたそうです。彩り豊かな毎日で、すくすくとしあわせに育つことを、願っています。

         

         

         

         

        特別クラス「やさしい站椿功」は、12月22日(土)14:00-15:30、九品仏駅・自由が丘駅近くの和室で開催します。詳細とご応募方法はこちらから。

         

         

        ☀「陽だまり」とは

        「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、りん、とした印象もあります。太極拳を通して、陽だまりのような場を創っていきたいと思っています。

         

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        いしい まゆみ(道号:静慧)/ みんみん)

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        講座のご案内は、こちらからどうぞ

         

        体と心が目覚める太極拳(http://minminkung-fu.com/)

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          邪気や怒りを、ためないために

          2018.12.08 Saturday

          (中国、武当山)

           

          スワイショウという、中国古来の養生法があります。

           

          やり方はいろいろありますが、わたしが気に入っているのは、シンプルに腕を前後に振るものです(詳しくは、こちら)。

           

          これをするとき、腕の重さを意識します。前から後ろに動くときは、筋力頼りではなく、腕の重さで落ちて動きます。後ろから前は、反動でかえってきます。

           

          聞いた話ですが、このときに「手の先から邪気が出るのをイメージする」人もいるようです。後ろから前に振るときに、指先から邪気が抜けていくのをイメージするのだとか。

           

          邪気を貯め込むのは、病のもとにもなります。抜けた方がいいですよね。実際、スワイショウでも抜けると思いますので、その考えに反対なのではありません。でも「邪気を振り切るっ」と意識しすぎると、体は力みがちになります。

           

          力んでしまうと、スワイショウの良いところである、無駄な力が抜けていくこと、体のめぐりがよくなることが、上手くいかなくなってしまいます。

           

          「流れる水は腐らない」というように、流れば、”詰まり”はなくなります。邪気も、めぐれば自然に流れていくものではないでしょうか。

           

          怪我や不調が治るとき、いつ治ったか覚えていなかったりしませんか?「そういえば、最近は痛くない」とか。「治っていく、いま、治っていく」と感じていたりしないでしょう。やるべきことをやって、タイミングがくれば、不要なものは自然と落ちていくのではないでしょうか。

           

          邪気の場合は、「今、邪気がここに籠っている」と実感することはあまりないかもしれませんが、怒りなどの負の感情は、自覚がありますよね。

           

          怒りを貯め込まないために、わたしがしている方法は、”いったんそこから離れる”です。スワイショウをするときに、邪気に意識をむけないのと同じことです。

           

          日常、いつもご機嫌なわけではなく、イライラすることもあります。そんなとき、站椿功をします。足が大地に根をはり、頭が天に向かって伸び、体が落ち着いて、心が落ち着いて、天地とつながって意識が拡大していくと、それまでのイライラが、小さく思えて、どうでもよくなってきます。(ある朝の站椿功のお話は、こちらから)

           

          それでもイライラするものは、無理にどうにかしようとせず、イメージで、蓋の開いた保留箱に入れています。保留箱ですので、すぐに解決しなくてもいいのです。でも蓋は空けておき、時々ちらっと見ます。「まだダメ」と思ったら、保留箱に戻します。見てもイライラしなくなるときがくるまで、時間をたっぷりかけます。

           

          蓋をしてしまうと、「臭いものには蓋をする」ように、なかったことにされてしまうので、開けておくのがコツです。

           

          保留箱に入れるのも、いったんそこから離れる方法のひとつですよね。

           

          太極拳のお稽古も、”日常のあれこれから、いったん離れる”良さがあると思っています。自分のベースラインに戻ってくるような感じでしょうか。

           

          いったんベースラインに戻ってから、日常のあれこれを見てみると、渦中にいるときとは違って見えたりします。

           

          あるお稽古のとき、「先生に相談があって......」とやってきた生徒さんがいらっしゃいました。ひととおりお稽古を終えて、スッキリした顔になったなとは思いましたが、最初に言われていることもあり「相談があるんだよね?。」と声をかけました。すると、「いえ、もう大丈夫です。」と言うのです。

           

          お稽古のときは、いろんなお話をします。どうやら、その何かのお話にピンときて、自分で悩みを流すヒントを見つけたようなのです。その時点で、ほぼ流せていますよね。

           

          お顔も、すっきりしていました。

           

          すごいです。

           

          体に浄化作用や、治癒能力があるように、いろんな悩みに対しても、自分で浄化する力はあります。その力を発揮できるようにしてあげれば、いいだけです。

           

          ひとつの方法は、問題からちょっと距離を置くこと、だと思っています。

           

          たいそうなことをしなくても、一度深呼吸する、とか、暖かいものを飲む、とか、お散歩する、とか、寝る、とか、なんでもありだと思います。

           

          渦中にいると、渦の大きさもわかりません。何しろぐるんぐるん一緒に回っているのですからね。でも、一歩外に出てみたら、渦は案外小さいかもしれません。

           

           

          特別クラス「やさしい站椿功」は、12月22日(土)14:00-15:30、九品仏駅・自由が丘駅近くの和室で開催します。詳細とご応募方法はこちらから。

           

           

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          「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、りん、とした印象もあります。太極拳を通して、陽だまりのような場を創っていきたいと思っています。

           

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