手を合わせる

2018.11.09 Friday

 

神社で手を合わせる時間が好きです。

 

毎週のように行くわけではありませんが、ふと「行こうかな」と感じたときに、お参りに行きます。

 

手を合わせるというのは、宗教が違っても、わりと共通ですよね。神社でも、お寺でも、教会でも、そして道観(道教のお寺)でも、形式は違いますが、手は合わせます。

 

小さい頃、わたしはお寺の幼稚園に通っていました。かすかな記憶ですが、ときどきお寺の本堂で、白い小さなお数珠を手に持って、「なむなむ」とお祈りしていたことを覚えています。

 

何もわかっていなかったかもしれませんが、手を合わせること、その形をすること自体が、大切な気がします。

 

両手を合わせることに、何か意味があるのかは、よく知りません。

 

唯一ちょっと知っているのは、神社の参拝方法に関するものです。二礼、二拍手、一礼、と言いますよね。二拍手のとき、右手を左手よりも少し下にする、と言います。

 

「左手は神さま、右手は人。だから最初は人がちょっと下で、二拍手のあと、両手をぴったり合わせることで、神さまと人がひとつになる。」

 

大学生のとき、民俗学の講義の中で教えていただきました。単位稼ぎのために(ごめんなさい)取ったつもりの課目ですが、日本の習慣や風習など、面白いお話も多くて、とってもためになりました。この参拝方法のときも、「へええ」と感激したことを覚えています。

 

わたしのカンフーは武当功夫(カンフー)で、道教の修行者(道士)がするものです。そのため、ご挨拶の手は、道士のお祈りと同じ形です。

 

両手を組んで、親指側、小指側、両方から見たときに、陰陽太極図のような模様ができます。「武器を持っていませんよ」と伝える意図もある、と聞いたことがあります。

 

 

いちおう、女性は右手が上、男性は左手が上、と、男女で違うのですが、中国の先生いわく「そうだけれども、あまり気にすることはない。」そうです。

 

手を合わせることは、それがどんな意味を持つのか、もっと調べることは、できるかもしれません。でも、この動作には、そういう意味以上のものがあるような気がします。

 

たとえば、神道の大祓詞は、ちゃんとストーリーになっています。神主さんにその意味を解説していただいたこともあるのですが、最後におっしゃったことばが、とても印象に残っています。

 

「意味など考えながら、唱えなくてもよろしい」と。

 

人間はとかく、理屈をこねたがる。でも、神様の世界のことなど、人間にはとうていわかるわけがない。神様のことばには、力がある。ああだ、こうだと難しいことを考えるのではなく、とにかくそのまま唱えればよい、というようなお話でした。

 

これ、とってもいいなあ、と思うのです。

 

このくらいの感じでいくほうが、生きやすいのじゃないかしらね。

 

昔から続いている形には、きっと何かがあります。自分の想像をはるかに超えるものなのじゃないかしらね。

 

 

 

☀「陽だまり」とは

「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、りん、とした印象もあります。太極拳を通して、陽だまりのような場を創っていきたいと思っています。

 

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いしい まゆみ(道号:静慧)/ みんみん)

太極道家

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自己責任と、おかげさま

2018.10.31 Wednesday

 

自己責任ということば、よく聞きますよね。

 

このことばが広辞苑に掲載されたのは、10年前に発行された第六版なのだそうです。日本人には、比較的あたらしいことばなのですね。

 

他人任せにせず、自分のことは自分でというのは、大筋では、その通りだと思います。

 

わたしの感覚では、自分のことを他人ごととしてとらえない、という方が、ぴったりくる気がします。

 

たとえば、過去に痒疹(ようしん)という皮膚疾患を患っていたとき、最初はブツブツができる皮膚が嫌でした。痒くて眠れないし、何よりも、見た目が美しくないからです。いろいろ、嫌なわけです。

 

今から振り返れば、あの頃は、自分のことを他人として見ていた気がします。”わたし”という他人に向かって、「あなた嫌い。醜いから」みたいな感じです。ひどいですよね。とほほほ。

 

他人だと思っているから、体が「辛い」と訴えても、無視できます。後回しにも、できるわけです。

 

そんな風に”他人ごと”にしてきたと気づいたとき、本気で自分に謝りました。「ごめんなさい。これからは絶対、あなた(わたし)は、わたしが守るから。何があっても優先させるから。」と約束しました。

 

気づきは大きな転機になりましたが、それだけで回復できたわけではありません。お医者さんのアドバイス、お薬、食事、生活環境、などなど、いろいろなものが力になりました。わかりやすいところで食事を例にすると、それを作った農家の方々、そしてその恵みを可能にしてくれた自然まで思うと、ものすごい助けを受けてきたわけです。

 

ありがたいとは、有難いと書きますよね。本当に、その通りだと思います。自分だけでできることなんて、ありません。

 

 

自己責任は、ボディワークを習っているときにも、出てくることがあります。やりすぎないように注意すること、無理しすぎないこと、でしょうか。

 

でも、わたしはこのような場合に、この言葉を使うことが、好きではありません。自分のことは自分で、という方向性を否定したいわけではなく、なんとなく乱暴に使われがちなところが、気になるだけです。

 

なぜなら、未経験の新しい領域に入っていく場合、どんなことが起きるかなんて、わからないからです。わからない人に、自分で責任を取るようにというのは、ちょっぴり乱暴に聞こえます。ちょっぴり、ですよ。でも、結構キツイです。

 

もちろん、指導する側にはわかるのかといえば、他人の体に起きることを全部わかるわけはありません。それでも、自分の体を大切にするのと同じように、他人が自身の体を大切に扱えるように、自分ができることはするという意識は、あります。自分がいる場所で起きたことに、「それは自己責任だから」というのは、ちょと寂しいような気がします。

 

 

自己責任は、英語で言うと、self responsibilityです。responsibilityという言葉は、response=反応する、という言葉からきていますよね。

 

つまり、自分自身で起きることに反応する、対応する、というような感じだと思います。

 

それは責任を持つ、ということになるのかもしれませんが、”責任”というと、ちょっと「あなたの責任でしょ」と他人を責めているような場面を思い浮かべてしまうのは、わたしだけでしょうか。

 

そもそも、誰にも迷惑をかけないで生きている人など、いないはずです。「迷惑かけてないもーん」という方がいらっしゃるとしても、誰のお世話にもなっていない人はいないでしょうし、「お世話になってないもーん」という方がいらっしゃるなら、誰とも関わりなく生きていくことは、人間社会では難しいと思います。

 

人との関わりを持つことは、人を成長させてくれます。自律神経システムの中の腹側迷走神経は、社会的つながりのシステムの神経と言われています。この腹側迷走神経が働くことで、誰かといても、戦ったり逃げたりすることなく、つながることができるのだそうです。そしてこれは、生まれた後、両親や周囲の人との関係の中で、育っていきます。

(参考:「『今ここ』神経系エクササイズ」浅井咲子著 梨の木舎 2017年)

 

 

日本語には、おかげさま、という言葉もありますよね。

 

「おかげさまで、助かりました。」という、わりあい直接的に関係している場合にも使いますが、「おかげさまで、元気にしております」など、聞いてくださってありがとう、ということ以外、それほど直接的な関係はないときにも使います。

 

それでも、おかげさま、なのですよ。

 

「おかげさまで」と、卑下することなく、偉ぶることなく、生きていきたいと、思います。

 

 

 

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案ずるより産むが易し

2018.10.23 Tuesday

(今日の「すきなもの」は、カフェのグリーン。まわりの空間があるから、これが活きる)

 

Instagram(@mayuminmin927)で、「すきなもの」を、ほぼ毎日投稿して、今日で200になりました。

 

はじめたきっかけは、今年の春分の日、3月21日のことです。季節外れな雪が降った日で、いまいちな体調に、「そうだ、自宅ファスティングをしよう」と思いつきました。体の中をお掃除すると外もしたくなるのか、お片付け、衣替え、お掃除に、いつも以上に張りきりました。

 

そんな中で「家にいる時間が好きだな」と感じたのです。それで、はじめたばかりのInstagramで、すきなものを一つずつ紹介してみようと思いつきました。

 

どのくらい続くのかとか、それが何になるのかとか、まったくわかりませんでした。でも大切に思うものを一つずつ、短い文章をつけていくことが楽しくて、投稿するたびに、うれしさが溢れました。

 

ときどき、まとめて見返して、にんまりしたり。

 

いろんな発見も、ありました。

 

すきなものを一つずつ、丁寧に思いをつづることは、お片付けのこんまりさん(近藤麻理恵さん)がおっしゃる「ときめく」と同じかもしれないなあ、なんて思ったことも、ありました。そもそもこれ、お片付けしているときに思いついたことですしね。(すきと感じないものは、断捨離ですかね。)

 

そういえば、200件目の今日の「好きなもの」は、カフェで目にとまったちいさなグリーンです。これ、空間があるから、活きるもの。お片付けしないとね、と思ったのでした。やっぱりテーマは、お片付けなのですね。

 

「楽しみに読んでいます」と言ってくれる方や、すきなものをつづるわたしを、「祈りを届ける人」と表現してくれた方もいます。そういう反応も、嬉しかったです。

 

そして7月21日、そこから思いついて、Facebookpageで「太極拳、あるある、ないない話」をはじめようと決めました。こちらも短い文章で、ポイントを一つずつ、みんなが知らない太極拳を、いろんな面から紹介していくものです。こちらは今日で、71になりました。

 

太極拳は、名前は知られていますが、漠然としたイメージだけで、本当はどういうものか、あまり知られていません。この奥深さをもっとたくさんの人に知ってほしいと、いつも思っています。ひとつの方法として、こんな風に短いことばで伝えることも、ずっとぼんやり思っていたのですが、形にしていませんでした。勢いでやろう!と思えたのは、「すきなもの」シリーズを続けていたからのような気がします。

 

「すきなもの」も、「太極拳、あるある、ないない話」も、はじめる前は、項目をいくつか、リストアップしてみました。

 

でもはじめてみると、リスト通りに紹介することは、ありませんでした。

 

「すきなもの」は、その日、目に留まったものを、その日に書きます。いろいろと、あるものです。はじめる前はおうちの雑貨と思っていたのですが、空とか、緑のかおりとか、そとのものも、たくさん入ってきています。おうちだけではなく、そとも、すきなのですね。

 

「太極拳、あるある、ないない話」は、ひとつ書くと、数珠つなぎに書きたいものが出てきます。リストアップしていないものや、リストでは1項目だったものが5つくらいになることもあります。

 

案ずるより産むが易し、ですね。

 

わたしは「書く」という表現が好きです。

 

ことばには、限界があると思っています。たとえば、「すき」という表現に込められた、たくさんの思いや感情を、ことばで表現しきることはできません。同じことばでも、人によって感じ方も変わりますしね。それでも、その限界を知りつつ、表現したいのですよね。

 

だから、このふたつは、ほぼ自己満足です。

 

続けてみて、すごく感じることがあります。すきなものをすきと表現することは、わたしがこの人生でしたいことだと思うのです。

 

やっぱり、自己満足ですね。

 

でもみんなが、すきなものをすき、とうれしそうに言う世の中は、なんだか平和でよさそうじゃないですか。

 

 

 

☀「陽だまり」とは

「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、りん、とした印象もあります。太極拳を通して、陽だまりのような場を創っていきたいと思っています。

 

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強い絆と深い絆

2018.08.17 Friday

 

4年前、2014年に参加した講演会の感想が、Facebookで上がってきました。

 

「あるがままの自分を生きていく インディアンの教え(大和書房 2013年)」の著者である、松木正さんの講演会です。

 

”心の残ったこと、その2。「関係性」”とありました。

 

ロープの端をふたりでつかんで、ぴんっと張っている状態は、「強い絆」。いつもロープの先に相手を感じています。片方がロープを動かすと、もう一人はついていきます。同じ意見、同じ行動に、安心を覚えます。どちらもひとりで立っているのではなく、相手に振り回されます。

 

ロープが垂れ下がった状態は、「深い絆」。お互いに自由に動きます。相手の動きはわかりませんが、つながっています。自立しているから、対立もします。対立するのは、切れないという信頼感、安心、愛情があるからこそです。子供の反抗期も、これにあたるそうです。

 

わたしにも、強い絆から、深い絆にしようと試みたときがありました。大人になってからの、親ではない相手への反抗期です。

 

相手にNOと言って、自分に正直に、自分の考えを伝えようとしました。信頼しているからこそでしたが、ただわたしが反抗しているだけと受け取られたようでした。

 

わたしがロープを緩めると、相手はロープを引っ張ります。どんどん強くなっていき、ついに苦しくなって、わたしはロープを離しました。

 

相手は、ロープをぴんと張っていないと不安だったのかもしれません。それをわかっていながら、わたしがロープを緩めたのは、誰に属するのでもない、「自分」を生きたかったからだと思います。

 

今、振り返ると、わたしは相手にNOと言う勇気はあったけれども、相手が言うNOを受け入れることはできていなかったと思います。

 

だからわたしはロープを緩めたけれども、相手がピンとロープを引っ張ろうとしたら、わたしもぴんっと張りかえしたのだと思います。緩めることは、できませんでした。

 

「嫌だったら嫌だと言っていいよ」を、大切にしたいのに、いざ自分が言われると、それを受け入れることができませんでした。中途半端だったと思います。

 

この講演会を聞いたときは、ロープを離してから半年くらいたっていたと思います。

 

そして今、その人との間には、強い絆も、深い絆も、ありません。

 

あの頃は、「どうしてロープを持ち続けられなかったのだろう」という後悔を、たくさん持っていました。

 

人には、自由意思があります。将来をみるとき、自由意思は希望になりますが、過去を振り返ったときには、後悔にもなります。あのときのわたしのように、「どうしてできなかったのだろう」と思うからです。

 

状況から離れて、起きたことが過去になると、そのときの状況や精神状態、いろいろなものが薄れます。自分ができなかった、ということだけがクローズアップされがちです。

 

でもあの状況では、できなかったのです。

 

他人から見て、それがわたしの未熟さゆえだったりしたとしても、当時の自分には、そうとしかできなかったのです。

 

そんな過去の出来事については、「あれは運命で、どうしようもなかったのだ」としてしまうほうが、楽なこともあります。

 

大切なのは、そんな経験をした自分が、今、どう生きるかだと思います。

 

そうは言っても、そんなに大げさなことではなく、今日の空はきれいだな、とか、風が気持ちいいな、とか、ごはんがおいしく食べられてうれしな、とか、息ができていることに感謝だな、とかで、十分だと思うのですけれどもね。

 

小さくて大きなものを感じながら、深い絆を育てていけたらいいな、と思います。

 

......しかし、その2ということは、その1があるのですよね。なんだったのでしょう。ま、いいですかね。自分のどこかには、残っているはずですから。

 

 

(参考:過去のとらえ方について、わたしが感銘を受けた本はこちら:「マチネの終わりに」平野啓一郎 著 毎日新聞出版

 

 

【特別クラスのお知らせ】

8月19日(日)14:00-16:30は「みんなが知らない太極拳のひみつ」(5)です。詳細とご応募方法は、こちらから。

 

 

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より良くしたいという願い

2018.08.01 Wednesday

 

「誰にでも、より良くしたいという願いがある」と、信じています。

 

これを実感したのは、10年くらい前のことです。そのとき、人事や組織のコンサルタントをしていて、プロジェクトの最初には、多くの人にインタビュー(面談)していました。

 

この話をすると、「みんな本当のことなんて、話さないでしょ」と疑う人が、けっこういます。

 

実際には、そんなことありませんでした。みなさん、話にくいであろうことも、話してくださいました(と、思っています)。

 

「どうやって聞き出すの?」と聞かれれば、手法として、「インタビューの目的や守秘義務などをお話してから、名前、部署、社歴、などなど、考える必要のない質問から始め、質問して答える、というリズムを作ります」みたいな説明をします。

 

でも、それは手順としては必要でも、本当に大切なことではないと、思っています。

 

きっと、人は誰でも、自分のいる場所を、よりよい状況にしたいと願っているからだと思うのです。

 

それを信じること、そして自分はその手助けのためにいるのだと理解していることの方が、大切だと思っています。

 

批判だらけでも、文句ばかりでも、その中には真実や課題もあります。

 

よく考えてみれば、当然です。自分がいる場所が、居心地の悪いままでいいと思っている人は、いないですよね。

 

組織であれば、自分がいる場所をよりよくしたい、人であれば、よりよく生きたい、ということになるでしょうか。

 

言葉にすると薄っぺらい表現しかできませんが、頭での理解ではなく、実感できたことは、とても大きなことでした。ありがたいです。その仕事を離れた今でも、人に関わるときの根底には、これがあります(ときどき忘れて、きーっっ、となりますが。)

 

体験に、勝るものなし、です。

 

そして「みんな言うわけないでしょ」という話も、当たっているとは言えませんよね。

 

案ずるより産むが易し、かしらね。

 

どんな仕事にも意味はあります。あの仕事から、今、太極拳を教えていると言うと、不思議に感じる方もいるようですが、あのときは、あの経験がしたかったのでしょう。そしてそれは、みんな生きています。

 

これからも、自分で感じることを大切にして、自分が大事にしたいことを大事にして、目の前のことをコツコツと、やっていきたいと思います。

 

 

【特別クラスのお知らせ】

8月5日(日) /11日(土)14:30-16:30は「太極扇を体験しよう」です。詳細とご応募方法はこちらから。

8月19日(日)14:00-16:30は「みんなが知らない太極拳のひみつ」(5)です。詳細とご応募方法は、こちらから。

 

 

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