時空を超えること、「今」を生きること

2018.01.11 Thursday

(寒ーい和歌山の海岸で)

 

ときどき、時空を超えるテーマが含まれた映画に出会います。

 

「インターステラ―(2014年公開)」は、宇宙を舞台に親子の愛が時空を超えてつながっていき、「君の名は。(2016年公開)」は、男女ふたりの思いが、時空を超えてむすんでいきます。「メッセージ(原題:Arrival、2016年公開)」も、そうです。

 

上記3本の映画を最初に観たときの感想を文字で表すなら、「!?、!!!、???」です。心に響くものを感じながらも、よくわからないことも多く、劇場公開中に繰り返し観てしまいます。

 

最初の「インターステラ―」を見たとき、大学生だったときのテーマを、久々に思い出しました。14世紀後半、中世の英文学を専攻していて、”文学に見る占星術”をみていました。

 

天動説が信じられていた時代、生まれたときの天空の図、星の位置をもとに、人の性質や体質が解説されたり、そこから病気になったときの治療方法を引き出していったり、などなどです。当時の文学には、この占星術の要素が、色々なところに現れています。人にはもって生まれた”Destiny(日本語に訳すなら、宿命)”がある、と伝えてくれていたと思います。

 

このDestinyという単語、そうなると決まっている、という意味を持ちます。では、どうしようもないことなのでしょうか?人の自由意思はあるのでしょうか?というのが、研究テーマでした。

 

ここで出てくるのが、時間と空間の概念です。それが、”ある”世界と”ない”世界、です。

 

”ある”世界は、今、生きている世界です。時間は過去から現在、未来へと続く、線のように表現され、空間は四方八方に広がっています。

 

”ない”世界は、この世界ではなく、”あの”世界です。表現しにくいので、”神さまの領域”と言っておきます。特定の宗教を指すのではなく、人間の理屈や理解を超えた領域です。

 

神さまの領域には、時間と空間という概念がありません。だから、過去、現在、未来が、いっぺんに見えます。それに対して、人間の領域には、時間と空間という広がりがあります。

 

Destinyとは、神様さまの領域からみたら決まっているものだけれども、人間の領域では、この時間と空間という広がりがあるおかげで、自由意志を行使できるスペースができる、ということも、論文の一部に書きました。

 

当時は本を読んだ中での理解でしたが、その後、生きていく中で、このテーマを実際に体験してきていると感じます。

 

人によって体験の方法はさまざまあると思いますが、わたしの場合、太極拳を通じての体験が多く、それをベースとして広げているような感覚があります。

 

太極拳の”太極”は、おおいなるもの、この世に生まれている万物の源、と言えます。上の表現では神さまの領域に入ります。そこには時空という概念もなく、あなた、わたし、という個の区別の概念もありません。

 

太極拳をするときは、心を静めて、深く深く静かなところに入っていきます。体も、どこにも無理がなく、どんどん楽なところに向かいます。対立はなく、あるのは調和です。太極拳の套路とは、何もないところから、陰陽という二極に分かれたこの世界が生まれ、さまざまな経験をし、陰陽のバランスを時には崩し、調和を目指しながら、大いなるものとひとつに合わさっていく(合太極)道を体験することでもあります。

 

三次元のこの世の中で、時間と空間を超えたり、あなた、わたしという個の区別がなくなることはありません。でも、”あの”世界では、それはひとつなのだという感覚を、おぼろげに持ち始めたり、見えるわけでもないのに「これだ」と実感する瞬間があったり、そんな体験をしていくことで、生きる道が変わってくると思います。

 

自然とは、意外と不思議なことが多いものです。びっくりするような色の鳥や花を見て、自分の”自然”に対する認識が偏った解釈であると、気づくこともあります。

 

自分が確かだと思っているこの世は、自分の解釈で成り立っているだけ、つまり、ほぼ、幻想です。

 

最近読んだ老子の本の中に、心ひかれる文章がありました。

 

”君の見ている世界から、あらゆる解釈が消えると、そこに広がるのは、「あるがままの世界」だ。(中略)そこには「始まり」も「終わり」もない。それはつまり、時を超えた、永遠の世界ということさ。「永遠」っていうのは(中略)「時間(過去と未来)が存在しない」ってことなんだ。そう。時間もまた、実在ではなく幻想、人による「解釈(思い込み)」なんだよ。(中略)現に君も、「いま」以外に存在できたことはないだろう?(中略)「過去」があるのではない。「記憶」や「記録」が、いま、あるんだ。「未来」があるのではない。「希望」や「予測」が、いま、あるんだ。”

(出典:「ラブ、安堵、ピース 東洋哲学の原点」 黒澤一樹著 アウルズ・エージェンシー社 2016年発行)

 

どうやら、どうやっても”今”にしか、生きられませんね。でも、”今”をどう生きるかで、過去や未来は変えられます。最初にあげた映画のストーリーのように。

 

本当は、みんなひとつなのだから。

 

 

【1月の特別クラス】

※1月14日(日)14:00-16:30は「太極扇を体験しよう(第2回)」です。詳細とご応募方法はこちらから。

 

※1月21日(日)の午後は、Bouquet(逗子・葉山)「身体とこころのその先へ 〜本当の思いに触れに行く太極拳〜」(第5回:みんなが知らない太極拳ひみつ5 争いを止める太極拳)です。詳細とご応募はこちらから。

 

※1月27日(土)14:00-16:30は「体の中からキレイになろう!クリスタルボウルと六字訣」です。詳細とご応募はこちらから。

 

 

☀「陽だまり」とは

「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、キリリとした印象もあります。太極拳を通して、陽だまりのような場を創っていきたいと思っています。

 

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いしい まゆみ(道号:静慧 / みんみん)

太極道家

体と心が目覚める太極拳(http://minminkung-fu.com/)

講座のご案内は、こちらからどうぞ

 


今年の一文字:「空」

2018.01.07 Sunday

 

 

この4年、毎年、書初めをしています。

 

書初めの場は、仲良しのお友達で、”いのちを吹きこむsustainable書道家” 長橋典子さん(のりちゃん)が開く、書初め会です。書道師範の のりちゃんは、きちっと教えることもできますが、この会では”「上手」ではなく好きに書く”をモットーにして自由に書きます。

 

「今年のあなたの一文字は?」という問いに、会の前から思いを巡らせます。

 

「静」(2015年)→「福」(2016年)→「結」(2017年)ときて、今年、最初に思い浮かんだ文字は「感」でした。

 

感謝、感覚、感動、感じる、直感、などなど、大切にしたい世界が、ここから広がります。

 

これで決まりだと思っていたのですが、開催前日、迷走し始めます。思い出せないくらい、あれやこれやといろんな文字が浮かんでは消え、直前まで大混戦でした。

 

「その場で思い浮かんだ文字にしよう」とあきらめました。そして、駅から会場まで歩いているとき、自分の体の感覚から「空」という文字が浮かびました。

 

体の軸がしっかり立ち、内部にスペースが広がっている感覚です。「空」とは言っても、丹田(中心)がしっかりして、ずれがありません。

 

この感覚を大切にする1年にしたいです。

 

「空」とは、

 

ゆとりの「空」:

スペースがあれば、ゆとりが生まれます。

 

新しいものを受けいれる「空」:

新しいものも、入ります。

 

”ない”ように見えて”ある”「空」:

空気は”空っぽの気”と書きますが、たとえば分子の世界では酸素、二窒素、二酸化炭素、ヘリウム、アルゴン、水など、たくさんの分子や原子が、みっちりつまっています。見えないものの存在も、大切に感じていきたいです。

 

空と大地の「空」:

陰と陽(空が陽、大地が陰)のバランスを忘れずに。

 

空海の「空」:

昨年末に旅した高野山で、奥の院で今でも祈っていると言われる弘法大師さま(空海)を、心に。

 

そもそも「空(カラ)」なので、これから何かがどんどん入って変わってくるかもしれません。楽しみです。

 

(今年の書初め会)

 

この書初め会は、なんでもありです。墨の濃さも書き順も自由、紙の裏に書いてもよいですし、縦でも横でもななめでも、文字の位置や大きさも自由です。

 

漢和辞典や、書道家が使う、書家の書いた文字辞典も用意されているので、それを見ながら想像を膨らませていくのも楽しいです。

 

最初は比較的まともに書いて、そこからイメージを膨らませていきました。墨をする音と香りにいやされて、じっくりと一文字と向き合う、良いひとときです。

 

書いてみたら、パンダの顔みたいになりました。パンダは目の黒い部分が”八の字”を描くほど、美しいのだそうです。口の部分をしゅっとはらって、”空飛ぶパンダ”です。ちょっと笑っているみたいでしょ。笑いも大切、何かあっても余裕で笑い飛ばしたいです。実際には、年明け早々そういかないことも起こりましたが、今年はそれを乗り越えていく年になるのかもしれません。

 

会の最後は、集まったみなさんと一緒に、発表する時間があります。各自の今年の一文字を見て、なぜその文字にしたのかを聞くのも、よい時間です。

 

楽しい時間を、ありがとうございます。

 

みなさま、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

【1月の特別クラス】

※1月14日(日)14:00-16:30は「太極扇を体験しよう(第2回)」です。詳細とご応募方法はこちらから。

 

※1月21日(日)の午後は、Bouquet(逗子・葉山)「身体とこころのその先へ 〜本当の思いに触れに行く太極拳〜」(第5回:みんなが知らない太極拳ひみつ5 争いを止める太極拳)です。詳細とご応募はこちらから。

 

※1月27日(土)14:00-16:30は「体の中からキレイになろう!クリスタルボウルと六字訣」です。詳細とご応募はこちらから。

 

 

☀「陽だまり」とは

「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、キリリとした印象もあります。太極拳を通して、陽だまりのような場を創っていきたいと思っています。

 

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いしい まゆみ(道号:静慧 / みんみん)

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見えないものを信じる

2017.12.30 Saturday

 

(デブリハットに入ったところ)

 

2年前に「見えるものに騙されない」という話を書きました。今回は逆で「見えないものを信じる」ことを、書こうと思います。(「見えるものに騙されない」のブログは、こちら。)

 

2014年の1月、「今年は森で野宿したい」という夢がむくむくと盛り上がってきました。そうは言っても、いきなり一人で野宿するわけにもいかず、誰か知っている人に安全な森を教えてもらうか、誰かと一緒に行くか、どうすればいいのかな、と思っていました。

 

そんな中、真冬に外で野宿ができる(かもしれない)プログラムに遭遇しました。

 

それは「死と誕生」というプログラムでした。1日目に、森の中でネイティブアメリカンのシェルター、デブリハットを作ります。2日目は、人生最後の日を迎えるという設定で、みんなに最後のお別れを言い、お墓に見立てたデブリハットに入ります。「人は死んだら土に還り、生きるものの栄養となっていく」というような話も聞いて、「死んでも何もなくなるわけではないんだ」と思った記憶もあります。やがてデブリハットは、胎内に変ります。自分が生まれたくなったら、デブリハットから出てくるのです。

 

デブリハットは、自然にあるもの、木の枝と枯葉だけで作ります。冬、外で過ごさないといけないときに身を守るための方法で、雨が降って地面が濡れているときでも、体が濡れないように枯葉でマットレスを作るなど、知っていると大違いの智慧を学ぶ機会にもなりました。

 

(頑丈です。上を歩いても、崩れません)

 

さらに「人は食べなくても26日くらい死なない」という話もありました。それを知っておけば、2-3日食べ物がなくてお腹が空いてきても、パニックにならずに済む可能性は高くなると思います(幸運にも試す機会はまだ訪れていません。)

 

1日目、2グループに分かれて2つのデブリハットを作り、夜、その中で一人ずつ寝られることになりました。希望者でじゃんけんです。外れても寝袋で野宿はできるのですが、せっかくならデブリハットで......勝ちました!

 

夜、穴の開いている入口から、あおむけになって足から入り、頭まで入ったところで枯葉で蓋をしてもらいます。中は真っ暗、何も見えません。狭いため、寝返りもうてません。モコモコにダウンまで着こみましたが、すごく寒いです。靴下に小さい靴用のホッカイロをはっていたので、それをはがして手に持ってみたり、あちこち順番に温めました。小さなホッカイロが、命綱のように、とってもありがたく思えました。

 

途中、外で何かが吠える声が聞こえました。

 

その動物が、枯葉を掘ってきたらどうしよう、と怯えましたが、そのまま何も起きませんでした。そして、いつの間にかぐっすり眠ってしまいました。

 

明け方、と言っても外が見えないので、時間はわかりませんが、目が覚めました。

 

「あれ?」

 

目を開けると、中が明るくて、デブリハットの内側がはっきり見えます。茶色っぽいオレンジ色で、いろんな形のものがへばりついています。

 

「これは何?」

 

デブリハットの中は、昼間でも真っ暗なはず。おかしいな、と思って、持っていた携帯のスイッチを入れてみました。さっきまで見ていた様子とは違う景色が見えました。骨組みの木の枝と、その隙間からは枯葉です。

 

携帯を消すと、今度は何も見えませんでした。

 

入口の枯葉をごそごそを取り除いて、外に出てみました。うっすら明るくなり始めた頃でした。

 

とっても不思議な体験でした。

 

見えるはずのないものが見えたこと、それがなんだったのかは、わかりません。なんとなく、胎内から見るとあんな様子なのかしら、あの横に伸びているのが膵臓だったり、など想像したりもしましたが、わかるわけがありません。

 

「見えるものしか信じない」と言っていたわたしに、「見えるものを信じるな」に続いてやってきた「見えないはずのものが見える」経験は、印象的な出来事でした。

 

この10年で学んだ大きなことのひとつは、「物事は理屈ではない」ということです。昔は「白か黒か」だったものが、「ほとんどのものはグレーなのだ」と思うようになったり、見えるものに騙されることもあるのだと、学ぶこともありました。「なんで〇〇なの?」という批判を込めた問いも、”なんで”という問題ではない、と感じるようになりました。

 

見えないはずのものが視覚的に”見えた”のは、あの時だけです。でも、見えるものでも、見えないものでも、現実には、自分の感覚を大切にすることかな、と感じます。見えるから”ある”とか、見えないから”ない”ではなく、どう感じるかを大事にしたいと思っています。

 

空間だって、みっちりと詰まっていますしね。手を当ててみれば、何かしらの感覚を感じたりします。これからもっと、感じられるものも増えるかもしれません。

 

それにしてもデブリハット、翌日に教えてもらったのですが、完成度は6割か7くらいだったそうなのです。「もっともっと枯葉をバサッとのせないとだめなの」だとか。すごく寒いのは当たり前です。このプログラムは何度か実施しているのですが、たいていデブリハットの出来は中途半端で、寒くてみんな夜中にギブアップして部屋に入ってくるとか。「よく朝まで過ごせたね」と、感心?されました。小さなホッカイロのおかげかしらね。技術革新も、ありがたいです。

 

(2日目、誕生したときの景色を見ているところ)

 

 

☀「陽だまり」とは

ブログタイトル「みんみんの陽だまり太極道日記」の「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると素晴らしく居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、どことなくキリリとした印象もあります。太極拳を通して、こんな時間と空間を創っていきたい、陽だまりにつつまれて暮らす人、心身ともにゆとりある人を増やしたい、と思っています。

 

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いしい まゆみ(道号:静慧 / みんみん)

太極道家

体と心が目覚める太極拳(http://minminkung-fu.com/)

講座のご案内は、こちらからどうぞ

 


1月のお稽古

2017.12.25 Monday

 

2018年1月の「みんみんカンフー」お稽古予定です。どなたでも、どのクラスでもご参加いただけます。

 

新設は、平日の「青空太極拳教室」(第2・4水曜 10:00-11:30)と、「みんみんの陽だまり時間:老子のことば」(月1-2回、水曜日19:00-20:30)です。特別クラスも3クラスあります。

 

お申込みは、minminkungfu★gmail.com(★を@に変えてください)、もしくは口頭やFBメッセージでお願いします。FBイベントがあるものは、参加ボタンを押していただいてもOKです。

 

【2018年1月】

1

 

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5

 

10:00青空

 

7 10:00青空

 

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9

 

1010:00青空

 

11 7:30 吉祥寺

 19:30 九品仏

12

 

13 10:00自由が丘

 (シェア奥沢)

14 10:00 溝の口

※14:00 太極扇

15

 

16

 

17

19:00 池尻大橋

18 7:30 吉祥寺

 19:30 九品仏

19

 

20 10:00自由が丘

  (シェア奥沢)

21 

14:00 逗子

22

 

23

 

2410:00青空

 

25 7:30 吉祥寺

 19:30 九品仏

26

 

27 10:00青空

※14:00 イベント

28 10:00青空

 

29

 

30

 

31

19:00 池尻大橋

 

 

 

 

 

 

 

 

※印は、今月の特別クラスです。

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【クラスのご紹介】

☀「体と心が目覚める太極拳」土日の午前中(不定期)自由が丘(シェア奥沢)、溝の口フィオーレの森

 

☀「青空太極拳教室」(代々木公園):屋外。土日の午前中(不定期)、第1・3水曜日の午前中

 

☀「太極拳 基本功」(自由が丘・九品仏):毎週木曜日 夜 

 

☀「朝の青空太極拳」(吉祥寺):毎週木曜日 朝 

 

≪太極拳以外のクラス ≫

☀みんみんの陽だまり時間「老子のことば」(池尻大橋):水曜日(月1〜2回) ※おはなしが中心です。軽く体をほぐしたり、瞑想する時間も設けます。

 

 

【1月の特別クラス】

※1月14日(日)14:00-16:30は「太極扇を体験しよう(第2回)」です。詳細とご応募方法はこちらから。

 

※1月21日(日)の午後は、Bouquet(逗子・葉山)「身体とこころのその先へ 〜本当の思いに触れに行く太極拳〜」(第5回:みんなが知らない太極拳ひみつ5 争いを止める太極拳)です。詳細とご応募はこちらから。

 

※1月27日(土)14:00-16:30は、「体の中からキレイになろう!クリスタルボウルと六字訣」です。詳細とご応募はこちらから。

 

※個人レッスンもお受けしています。(1時間半、10,000円)。

 

 

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【お稽古内容】

 

「体と心が目覚める太極拳」のお稽古の中心は、十三式太極拳(武当玄武派)です。太極発祥の地とも言われている道教の聖地、武当山(湖北省)で伝えられてきた伝統太極拳で、水が上から下に流れるように自然に動き、陰陽のバランスで力が生まれてくる、”太極拳の秘密”がギュッと詰まっています。しなやかに伸びて円を描く動きが美しく、初心者でも経験者でも、また年齢を問わず、おすすめです。そのほか、天地とつながるストレッチ、歩き方、呼吸法、太極拳の基本となる気功なども、合わせてお稽古していきます。

 

※「青空太極拳教室」は、太極拳のほかに、蹴りの練習などを加えます。

※「太極拳基本功」は、太極拳はせず、站椿功(立禅)、太極歩、気功、瞑想など、基本の動きを丁寧にお稽古します。

※「老子のことば」は、おはなしと軽い瞑想が中心です。軽く体を動かしますが、他のクラスのようにお着替えいただかなくても大丈夫です。

 

 

【お稽古時間とお稽古代】※朝活太極拳(吉祥寺)を除く

いずれも1時間半、1チケットです。(現金でお支払の場合:初参加は2,500円。単発参加は3,500円)

※お稽古代について、詳しくはこちらをご覧ください

 

 

【服装】

動きやすい服装でお越しください(長袖Tシャツ、ストレッチのきいたトレーニングパンツ、靴下、底の浅い靴)

※シェア奥沢(自由が丘)フィオーレの森(溝の口)は、靴下でもできます。

※九品仏は和室ですので、靴は不要です。

※公園での青空太極拳教室は、寒い季節には暖かい服装(ダウン、マフラー、帽子、手袋)でご参加ください。

 

詳細は、下記をご参照ください。

 


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☀「体と心が目覚める太極拳」

 

【土曜日開催】10:00-11:30 

・1月13日(土):シェア奥沢 (自由が丘)

・1月20日(土):シェア奥沢 (自由が丘)

※15分前開場、終了後、お茶の時間があります。

 

≪シェア奥沢≫(自由が丘)

※シェア奥沢は、映画、食事、音楽、絵画など共通の”好きなこと”に人が集う、あたたかい触れ合いのある場所です。

自由が丘駅南口改札を出て、左に進み、突き当りを右に曲がります。この通りが自由通りです。緑道を越え、世田谷区の看板を過ぎると、左に入る道があります。ここを左に曲がるとき、目印として右手に赤いアルソアの看板があります。道なりを進み、3つ目の十字路の右奥の民家が、シェア奥沢です。

 

【日曜日開催】10:00-11:30

・1月14日(日):フィオーレの森 森のスタジオ

※終了後、お茶の時間があります(ヘナの足湯もご用意できます)

 

≪森のスタジオ≫(フィオーレの森、溝の口)MAP  神奈川県川崎市高津区久本1-16-30 メゾン・ド・リラ2F

溝の口駅の南口を出て、左方向にひたすらまっすぐ歩きます。久本神社の信号を渡り、左方向へ。すぐ右手にDiazという美容室がでてきます。そこを右折するとフィオーレの森です。フィオーレの森のライオンが二頭お迎えしてくれる正面入り口の中に入り、すぐ右手の建物リラ館の2階に「森のスタジオ」があります。 

 

 

 

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☀「青空太極拳教室」(代々木公園)

青空の下、風や木々の香りを感じながらの太極拳です。本場中国でも早朝から公園で太極拳をお稽古する姿がたくさん見られます。四季の移り変わりも、肌で感じられる屋外でのお稽古です。屋外のメリットを最大に生かして、しっかりした体づくりのための、キックや基本の動きのお稽古も、たくさん取り入れます。

 

【週末クラス】

日時:  1月  6日土) 10:00-11:30 

         1月  7日 (日) 10:00-11:30 

         1月27日土) 10:00-11:30 

         1月28日  (日) 10:00-11:30  

 

【平日クラス】【新設】

日時:1月10日(水)10:00-11:30 

   1月24日(水)10:00-11:30 

 

※雨天の場合は、静かにお休みです。ご参加予定者には、朝8時をめどに個別にご連絡します。

 

場所:代々木公園 ※待ち合わせ場所は、南門です。初めての方は、開始10分前にお越しください。南門から入って、梅の園、丘の広場の前あたりでお稽古します。

 

   

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☀「太極拳 基本功」(自由が丘/九品仏)

広々とした和室で、基本功を丁寧に練習するクラスです。站椿功、太極歩、武当五行六合功、六字訣、呼吸法、瞑想など。

(クラスについて、詳しくはこちら

 

日時:毎週木曜日 19:30-21:00 (1月11, 18, 25日)

   ※19時から中国茶をご用意してお待ちしています。

 

場所:自由が丘・九品仏 大広間(和室) ※九品仏駅徒歩2分、自由が丘駅徒歩9分 

   ※詳しい場所は、参加される方にお知らせします。

 

 

 

☀「朝の青空太極拳」(吉祥寺の公園)

ちょっと早起きして、ゆったり呼吸してゆっくり動き、全身を目覚めさせます。心と体を整え、1日をさわやかにはじめましょう。

 

日時:毎週木曜日 7:30-8:30 (1月11, 18, 25日)

   ※屋外での開催です。雨天の場合、静かにお休みです。

 

場所&参加費:吉祥寺駅付近の公園(ご参加希望の方に、詳しい場所と参加費をお知らせします)

 

 

☀みんみんの陽だまり時間:老子のことば 【新設】

2,000年以上前に書かれた「老子(道徳経)」は、武当功夫をする人の間でも大切にされており、修行者たちは「読み続ければ、いつかはわかる」と信じています。そこには、生きるヒントがたくさんつまっています。

 

内容は、無理をせず楽に生ること、成功をめざすこと、リーダーの心得など多岐にわたり、この世をしなやかに、たくましく、軽々と生きていくための智慧を、現代にも伝えています。

 

クラスでは毎回1〜2章ずつ取り上げていきます。軽く体をほぐすことから始め、わたしからのおはなしのほか、みなさんにも対話していただいたり、静かに瞑想する時間も持つ予定です。(※お着替えいただく必要はありません)

 

日時:1月17日(水)19:00-20:30

   1月31日(水)19:00-20:30   ※開場は18:45です。

 

場所:池尻大橋駅近く (和室) ※池尻大橋駅から徒歩約7分

※詳しい場所は、参加される方にお知らせします。

 

料金:回数券1回分(4回10,000円、2か月間有効)、現金の場合は3,500円。

 

 

 

みなさまのご参加をお待ちしています^^

 

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いしい まゆみ(道号:静慧)/ みんみん)

太極道家

HP: 体と心が目覚める太極拳(http://minminkung-fu.com/)

ブログ: みんみんの陽だまり太極道日記(http://blog.minminkung-fu.com/)

 


気とは?

2017.12.22 Friday

 

先日、明治神宮の夜間参拝に参加しました。1年の締めくくりの大祓を、講座として開催してくださったのです。

 

日の出、日の入りに合わせて開門、閉門している明治神宮、今の時期は午後4時に閉門します。暗い夜、ひっそりとした中での参拝に、いつもとは違う雰囲気も味わえました。みんなで足並みをそろえて本殿に行くときには、足音が揃う一体感も感じられました。良い経験をさせてもらいました。

 

大祓は、年に2回、6月と12月の末に罪穢(つみけがれ)を祓って清めるものです。穢とは、”気枯れ”、つまり、気が枯れることです。清めるとは、”気をよみがえらせる”こと、気力、生命力の再生です。

 

ここで出てくる”気”、太極拳でも気功でも、出てきます。「気を練る」と言ったりします。ではその気とは、なんでしょうか?

 

”気”がつくことば、日本語にはたくさんありますよね。元気、気がつく、気配、気持ち良い、気力、やる気、など。目に見えるものではありませんが、雰囲気的に、あるとよさそうですよね。

 

逆に、気がふれるとか、気違い、など、どうやらずれが生じるとだめそうです。

 

中国でも”気”は昔から語られてきました。2000年以上前に書かれた養生書、「黄帝内経(こうていだいけい)」には、「百病は、気より生ずるを知るなり(余知百病生於気也)」と書かれています(素問 第39 挙痛論篇)。

 

「黄帝内経」は、黄帝という帝王と、その師である岐伯(きはく)との問答です。「昔の人は100歳を超えても衰えることはないと聞いたが、なぜ今の人は50歳くらいでみな衰えてしまうのか」から始まり、人と自然、宇宙のつながりの大切さ、つまり自然に生きる大切さが書かれています。

 

「不自然なことをするから早死にする、自然に従って生きれば100歳でもぴんぴんしていられる」ということですね。夜、スマートフォンや、パソコン、テレビを観るのを止めたら、ぐっすり眠れるようになったという経験、ありませんか?朝が来たら起きて(交感神経優位)、夜が来れば寝る(副交感神経優位)というサイクルが、スマートフォンなどを見ることで、体が「あれ?また朝?」と誤解し、リズムが崩れてしまうのです。

 

「黄帝内経」では、病気は、気の変調により起こる、と言っています。そして気の変調を起こす原因として、6つの感情と、3つの環境をあげています。

 

6つの感情は、怒る、喜ぶ、悲しむ、恐れる、驚く、思う(=悩む)です。これに”うれい(悲しむ+思う)”を足して、七情といいます。3つの環境は、暑さ、寒さ、そして労働です。

 

これらの要因自体が問題なのではなく、程度によって、突然、激しく、長く続くと、気を損ねかねません。労働を例にとると、「労すればすなわち気耗し(労則気耗)」、労働が大きすぎて気を消耗すると過労死につながりかねないのです。

 

この”気”も、”元気”とか”生きる気力”とかに置き換えると、なんとなくわかりますよね。

 

さて、どうやら気が満ちていることは大切そうですが、では、どうすればよいのでしょうか?

 

ひとつは、感情を穏やかに保つことです。突然、激しく、長く続くことは、避けた方がよさそうです。ただし、無理に我慢するとかえって負担になりますので、感情を無理に我慢しないことも大切です。

 

太極拳や気功も、気を練るのに、気を巡らすのに良いでしょうか?

 

そう感じます。でも、どうやって練ったり、巡らせたりするのでしょうか?目に見えないものだけに、わかりにくいですよね。それもあって、わたしはお稽古中、”気”について触れることは、ほとんどありません。中国でお稽古しているときも、先生が気について具体的に指摘することは、ほぼありません。

 

それでも、太極拳や気功では、”気”は大切です。でも、気が巡るのは結果であって、そこに至るまでに何をするかの方が大事だと思っています。

 

たとえば、”站桩歌诀(站椿歌決)”という、站椿功(立禅)についての詩があります。その冒頭は、

 

头顶脚踩身空灵(頭は天に向かって伸び、足は大地を踏みしめ、体にはスペースができて自由に変化できる)
身松意緊气绵绵(体は余計な力が抜け、意識がしっかりしていると、気は長く続いていく)

 

となっています。つまり、足は大地を踏み、頭が天に向かって伸び(背骨の隙間がのびて、体にスペースができます)、体は無駄な筋力を使わず、「こうする」という意志(意図)はしっかり持つ、をしていけば、結果として気は巡ります。

 

”血が巡ると気が巡る。気が巡れば血が巡るのを応援する”という表現もあります。要するに、血流を促せばよいのです。上記に書かれた体の使い方をすれば、その助けになります。

 

「気を巡らせるぞ」と意気込んでも、そこに至るまでのプロセスを通らなければ、なかなかそれは難しいでしょう。確かに、感覚として感じるものはいろいろありますし、それは楽しいのですが、あまり気にせず、「今日はこんな感じ」程度にとどめ、結果にはあまり執着していません。それよりも、”何をするか”を大切にしています。

 

さて、大祓の話に戻ります。大祓詞には意味があり、その解説もしてくださったのですが、講座の最後には、「でも、そんな意味をいちいち考えたら、いくら唱えても祓えは行われない。メモを取った人、残念ですね。」と笑いながらおっしゃるのです。

 

話とは、単に言葉を音に出すのではなく、心を放つことで、それが空気の振動となったものなのだそうです。普通の言葉では無理ですが、神様からの言葉である大祓詞を唱えると、その言葉の力で罪穢が祓われるのだとか。

 

それを、いちいち意味を考えたら、いくら唱えても祓いは行われないのだそうです。理屈のない神様の世界を、人間の作った理屈で解釈しようとしても、出来るわけがない、というのです。

 

いただいた資料の最後には、「現在の人々はあまりに理屈が多すぎますが、これで、理屈を言う人がちょっとでも減ったら、罪穢も祓われて、日本は幸せになるのではないでしょうか。」と、書かれていました。

 

メモを取ってしまったわたしは、あらまぁ、ダメですね(笑)。

 

気のはなしは、もうちょっと書きたいこともあります。それはまた次の機会に書きますね。

(高野山のお化粧地蔵)

 

 

☀「陽だまり」とは

ブログタイトル「みんみんの陽だまり太極道日記」の「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると素晴らしく居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、どことなくキリリとした印象もあります。太極拳を通して、こんな時間と空間を創っていきたい、陽だまりにつつまれて暮らす人、心身ともにゆとりある人を増やしたい、と思っています。

 

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いしい まゆみ(道号:静慧 / みんみん)

太極道家

体と心が目覚める太極拳(http://minminkung-fu.com/)

講座のご案内は、こちらからどうぞ

 

 



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