武当山日記:教え方

2018.09.14 Friday

 

太極拳の教え方は、先生によって、いろいろです。

 

「先生の動きを、ひたすら真似する」もあれば、

 

「まずは形を覚えて、それから次の段階に」というものもあります。

 

わたしは、上記の両方を経験しています。先生はそれなりの意図を持ってされていると思います。ですから、どれが良くて、どれが悪い、というものではありません。どれも、意味はあると思っています。

 

今の先生(武当玄武派第十六代伝承人、明月師父)は、5年くらい前は後者のような教え方もされていたと思いますが、今は、上の二つのどちらでもなく、初心者でも、10年やっている人にでも、教えるポイント(大事にするところ)は同じような気がします。

 

太極拳は、末端を見ると、それは本当に様々で、複雑な動きをします(正確には、「するように見えます」、です。)。形を真似しようとすると大変すぎて、挫折してしまうこともあります。

 

でも、幹の部分、本質をみれば、とてもシンプルです。そこを掴んで自分の体で表現できるようにしていけば、末端に現れる形に惑わされず、でも結果的にそんな複雑な動きができるようになります。さらに新しいところを学ぶときにも、役立ちます。何よりも、心身ともに良いのは、こちらです。

 

先生は、誰に対しても、この幹の部分、本質を教えています。初心者であっても、最初から、です。

 

幹の部分は、シンプルですが、なかなかしっくり体で表現できないこともあります。そんなときも、先生は焦らず、ずっとずっと、ずーっと、同じところを繰り返します。ときには手取り足取りで、言葉での説明も、たくさんします。

 

今回の滞在期間中、わたしにも、そんなときがありました。

 

武当丹剣を習っていたのですが、ある一部、秒数にしたら、ほんの3−4秒のところが、なんとかなるまでに、2日ほどかかりました。

 

大まかな動きは、3回くらい一緒にすれば覚えられます。でも、この時点で、大事なポイントは、全然できていないわけです。

 

「違う」「違う」の繰り返し。先生の動きを見る、一緒にやる、直してもらう、ひとりでひたすら練習する、直してもらう、の連続です。

 

あまりのダメさに、泣きが入りそうな気分になったときに、先生が「ここは大事なところだから、今、細かく丁寧にやって出来るようになれば、残りの部分は簡単だよ」と言うのです。

 

その言葉が、どれほど励みになったことか。

 

先生が、わたしの落ち込みに気づいたのかどうかは、わかりませんが、絶妙なタイミングです。一緒に練習していた人が、「こういうところ、先生のすばらしいところだよね」と言うのです。本当に、その通りです。

 

ひたすら続けると、できるようになるものです。2日たつ頃には、気持ちよく、楽に、だいぶ、のびのび動けるようになってきました。

 

「小さいことだけれど、大きな違いだから。」と、先生は、おっしゃいます。2日後の今であれば、その大きな違いと言っている意味も、わかります。

 

(問題の場面の一部)

 

ふと隣を見ると、ほぼ初心者の70歳の方が、手をとって、気功を丁寧に教えてもらっています。何度も、何度も、同じところを繰り返しています。2日後、その方の動きは、驚くほどの進歩を遂げていました。その変化には、感動するほどです。

 

こんな風に、生徒がだれであっても、教え方は変わらないのです。経験があるから上の段階を教える、ということではありません。

 

それだけ、幹の本質にあたるポイントは、シンプルで、でも奥深くて、ということだと思います。

 

ここで”同じ”、と言っているのは、教えるときにこだわるポイントのことです。先生は、それぞれの生徒の特性(身体能力、体の状態、柔軟性、覚えるスピード、耐久力、などなど)を見抜いていて、それに応じて教えているため、厳密に言うと、教え方は同じではありません。

 

この場合、生徒にもそれなりの根性は必要です。簡単によし、としてもらえないからです。

 

でも、違う見方をすれば、先生が「初めてだし、このくらいできれば十分」とした場合、その人の力を、勝手に低く見ていることにならないでしょうか?生徒の力量、可能性を狭められてしまうこともあるのではないか、と思うのです。(もちろん、そんな意識でやっているわけではなく、結果としてそうなる、という意味です。)

 

教えるときには、

大切にしたいことを、大切にする。

生徒の力量を、勝手に制限しない。

 

こんな姿に、わたしはとても影響を受けています。

 

今回は、久々に、本気で泣きが入りそうになりましたが、それも良い経験でした。

 

あきらめずにやれば、いつかは必ずできる。それを信じることです。生徒としても、先生としても。その前提として、やりたいと思ってやっているかは、重要ですけれどね。

 

大切にしているポイントについては、また別の機会に書きますね。

 

(中央が先生)

 

☀「陽だまり」とは

「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、りん、とした印象もあります。太極拳を通して、陽だまりのような場を創っていきたいと思っています。

 

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いしい まゆみ(道号:静慧 / みんみん)

太極道家

体と心が目覚める太極拳(http://minminkung-fu.com/)

講座のご案内は、こちらからどうぞ

 


武当山日記:安静(an jing)

2018.09.12 Wednesday

(逍遥谷)

 

8月末から9月上旬まで、中国の武当山にお稽古に行ってきました。そのときに感じたことを、少しずつ書いていこうと思います。

 

今回、今までとは大きく変わったことがあります。学校が、お引越ししたのです。

 

「農家を改装して、学校を移す」という計画は、2年前から聞いていました。

 

今までは、南岩という場所でホテルの中にオフィスを構え、わたしたちのお部屋もホテルでした。

 

南岩は、バスの終点のひとつです。南岩宮という美しい道観(道教の寺院)をはじめ、世界遺産に指定されている古代建築物もあります。金頂と呼ばれる山頂まで歩いて登るコースの始点にもなっています。道には、お土産もの屋さんやレストラン、ホテルが並び、小さいながらもスーパーもあり、にぎわっている場所でした。

 

ちょっとしたお買いものもでき、お稽古が終われば近くのお茶屋さんに遊びに行ったり、プチ観光したりと、いろいろな楽しみも多い場所でした。でも、週末や祭日にはバスも人も溢れ、夜は宴会の大声が響き、朝は山に登る人が4時くらいから大声を出したりと、「まいったな」と思うこともありました。

 

お稽古中も、観光客に囲まれ、写真を撮られたりするような環境でした。

 

いまの場所は、南岩からバスで12キロ下がったところ、逍遥谷にあります。

 

ここも観光地ですが、南岩のように、お店やレストランはなく、ホテルもありません。

 

先生は、こういうやすらかな環境を求めていたようです。

 

(学校。オフィスのある1号棟)

 

お店もなく、不便に見えますが、食事は学校で出ますし、ミネラルウォーターも用意されているため、お買いものに行く必要も、ありません。

 

広い敷地内には、5棟が点在しています。おしゃれな言い方をすれば、コテージ風です。1号棟がオフィス、残りの2〜5号棟が、宿泊施設です。

 

それ以外の建物は、もともとのオーナーさんのお家くらいです。

 

知らない人が入ってくることもなく、部屋にも鍵をかけなかったくらいです。昔の田舎のおうち風ですね。

(2号棟。わたしの部屋の前)

 

(ピーナッツを干しているところ。でもここは、道。わたしの部屋からオフィスに向かう道です。)

 

朝も、昼も、夜も、いつでも静かです。ここでいちばん大声を出すのは、虫たちです。大きすぎて「夜、なかなか寝つけなかった」という人も。

 

スーパー行くためには、バスにのって南岩に行かなければなりません。20分くらいかかりますし、山道ですので、車酔いもします。さらに、近くのバス停から学校までは、結構な階段があるのです。出かける意欲をなくすくらいの階段なのですよ。

 

お稽古が終わった後の夜は、バスもなくなります。どこにも行けません。学校の中でおしゃべりしたり、練習することもありますが、基本はさっさと部屋に帰って寝ます。

 

敷地内は、緑がいっぱいです。景色も美しく、早朝の自主練も、気持ち良くできます。

 

(学校の敷地内からの景色)

 

こうなると、自然とひきこもりがちになります。でもそれが、とても居心地のよい、ひきこもりなのです。

 

どこかに行きたい、とか、

どこかに行かなければ、とか、

 

何かを外に求める必要はなく、いまいる場所にいるだけで、十分なのです。

 

自然の姿は、毎日変わります。時間によっても、光のさし方、風、聞こえてくる音も、どんどん変わります。同じ瞬間は、二度とありません。何もないように思えるかもしれませんが、実はとっても豊かです。

 

お稽古も、自然と集中できます。周りを見ていても、無理なく、進んでお稽古するような人が多かったように思えます。

 

その姿は、とても美しかったです。

 

(高台にある屋根付きスペース)

 

先生は、「ここは”安静”だから」とおっしゃっていました。中国語で”安静”とは、穏やかで落ち着いている、澄み渡っているようなイメージでしょうか。こんな風に、静かで平和な環境でやりたかった気持ちが、よく分かった気がします。

 

敷地内には、中型犬が2匹います。白と、黒。白い子は、脚が3本しかありません。でも、上手に歩きます。ぴょこぴょこと歩く姿は、いつも「うふっ」と嬉しがっているようで、とてもかわいかったです。

 

こちらの犬は、放し飼いです。中国では伝統的に番犬で、日本のように家族の一員という意識ではないため、関係性は、ちょっと違う気がします。

 

それでもこの山で出会う犬はみんな、優しく、かわいい顔をしています。しあわせそうに見えます。性格も、おだやかです。

 

早朝や夜中に吠える声で起こされることはありましたが、犬のいる生活は、なんとも暖かいものでした。

 

(おやつをねだりに、部屋に侵入してきたところ)

 

環境は、やっぱり大切です。

 

ここでなければダメということはないのですが、人生の中で、やはりときには、自然の中で、外からの刺激に煩わされずに過ごすことは、とても大事なことだと思います。

 

来ている人の様子が、それを語っているようでした。

 

無理せず、自然に生きることは、武当功夫(カンフー)が伝えようとしていることだと、思います。それには、無理をしない自然の環境に身を置いて、そこから自然に学ぶことが、いちばんです。

 

ここは、何もないかもしれないけれど、すべてがあります。

 

手作りのおいしいごはんをみんなで食べて、どうでもいいことで大声で笑って、助け合って、体をしっかり動かして、ぐっすり寝る。そんな毎日は、人の体と心をほぐしてくれます。

 

お部屋もね、素敵でしょ。先生は、センスが良いのです。お掃除も、きちんとされています。

 

 

 

(窓からの風景。この席は、先生もお気に入り。)

 

ただし、写真には写っていませんが、虫は出ます。大きなクモや蛾、バッタや毛虫くんなど、いろいろです。中国の家は土足ですから、外と内の境界線が曖昧なこともありますし、窓やドアの隙間も大きいこともあると思います。

 

見つけたら、速やかにでていっていただくよう促すか、スプレーで対処です。山の中ですから、そういう術は、身に着けないとね。

 

(学校から見える日没)

 

 

☀「陽だまり」とは

「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、りん、とした印象もあります。太極拳を通して、陽だまりのような場を創っていきたいと思っています。

 

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いしい まゆみ(道号:静慧 / みんみん)

太極道家

体と心が目覚める太極拳(http://minminkung-fu.com/)

講座のご案内は、こちらからどうぞ

 


9月のお稽古

2018.08.24 Friday

 

2018年9月の「みんみんカンフー」お稽古予定です。どなたでも、どのクラスでもご参加いただけます。

 

お申込みは、minminkungfu★gmail.com(★を@に変えてください)、もしくは口頭やFBメッセージでお願いします。FBイベントがあるものは、参加ボタンを押していただいてもOKです。

 

 

【2018年9月】

 

3 1

2 

3

4

6

7

8 

9 

10
 
11
 

1219:00 
池尻大橋

13 7:30 吉祥寺
 19:30 九品仏
14
 

15 10:00自由が丘

   (シェア奥沢)

16 10:00 青空

 

1714:00 太極扇 18
 

19

 

20 7:30 吉祥寺
 19:30 九品仏
21
 

22 10:00自由が丘

   (シェア奥沢)

23 10:00 青空

 

24

 

25

 

2619:00 
池尻大橋

27 7:30 吉祥寺
 19:30 九品仏

28

 

29 10:00 奥沢

 

30 13:00 香取市

 

☆印は特別クラスです。

 

☀夏休みのお知らせ☀

8月27日から9月11日は、中国でのお稽古のため、お休みです。お休み明けの最初のクラスは、9月12日(水)です。

 

 

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【クラスのご紹介】

☀「体と心が目覚める太極拳」

シェア奥沢(自由が丘)第3・4土曜日の午前中

・奥沢(九品仏駅から徒歩3分の会場。自由が丘駅からも歩けます)             

 

☀「青空太極拳教室」(代々木公園):屋外。日曜日(不定期)

 

☀「太極拳 基本功」(自由が丘・九品仏):毎週木曜日 夜 

 

☀「朝の青空太極拳」(吉祥寺):毎週木曜日 朝 

 

≪太極拳以外のクラス ≫

☀「タオを生きることば」(池尻大橋):水曜日(月2回) ※老子「道徳経」を1章ずつ読みながら、タオのあり方を体感していきます。後半は体を動かしますが、お着替えいただく必要はありません。

 

 

【9月の特別クラス】

9月17日(月・祝)14:00-16:30は「太極扇を体験しよう(第13回)」です。詳細とご応募方法はこちらから。

9月30日(日)13:00-15:00は「麗屋 弘鈴庵の『立って、歩いて、太極拳」千葉県香取市・月1回開催)です。詳細とご応募はこちらから。

 

 

※個人レッスンもお受けしています。1時間半、10,000円)。

 (武当64式太極拳、武当64式太極剣、武当太極扇、武当逍遥掌、形意拳、気功などのほか、体や膝に負担のかからない立ち方・歩き方も指導します。詳しくはご相談ください)

 

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【お稽古内容】

「体と心が目覚める太極拳」のお稽古の中心は、十三式太極拳(武当玄武派)です。太極発祥の地とも言われている道教の聖地、武当山(湖北省)で伝えられてきた伝統太極拳で、水が流れるように自然に動き、陰陽のバランスで力が生まれてくる、”太極拳のひみつ”がギュッと詰まっています。円を描いてしなやかに伸びる動きが美しく、初心者でも経験者でも、また年齢を問わず、おすすめです。そのほか、天地とつながる立ち方、歩法、呼吸法、太極拳の基本となる気功なども、お稽古します。

 

※「青空太極拳教室」は、太極拳のほかに、蹴りの練習などを加えます。

※「太極拳基本功」は、太極拳はせず、站椿功(立禅)、太極歩、気功、瞑想など、基本の動きを丁寧にお稽古します。

※「タオを生きることば」は、おはなしと体感する時間があります。軽く動きますが、お着替えいただかなくても大丈夫です。

 

 

【お稽古時間とお稽古代】※朝活太極拳(吉祥寺)、特別クラスを除く

いずれも1時間半、回数券1回分(4回10,000円/9回20,000円、いずれも2か月間有効)、現金の場合は3,500円。

 

 

【服装】

動きやすい服装でお越しください(長袖Tシャツ、ストレッチのきいたトレーニングパンツ、靴下、底の浅い靴)

※シェア奥沢(自由が丘)は、靴下でもできます。

※九品仏は和室ですので、靴は不要です。

 

詳細は、下記をご参照ください。

 


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☀「体と心が目覚める太極拳」

 

【土曜開催】10:00-11:30 

9月 15日(土):シェア奥沢 (自由が丘)

・9月 22日(土):シェア奥沢 (自由が丘)

・9月 29日(土):奥沢 第2会議室

※シェア奥沢は15分前開場、終了後にお茶の時間があります。奥沢は、30分前開場、開始前にお茶を入れます。

 

≪シェア奥沢≫(自由が丘)

※シェア奥沢は、映画、食事、音楽、絵画など共通の”好きなこと”に人が集う、あたたかい触れ合いのある場所です。

自由が丘駅南口改札を出て、左に進み、突き当りを右に曲がります。この通りが自由通りです。緑道を越え、世田谷区の看板を過ぎると、左に入る道があります。ここを左に曲がるとき、目印として右手に赤いアルソアの看板があります。道なりを進み、3つ目の十字路の右奥の民家が、シェア奥沢です。

 

≪奥沢≫奥沢地区会館

東京都世田谷区奥沢7-36-9

東急大井町線九品仏駅から、徒歩約3分。

 

(シェア奥沢)

 

..

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☀「青空太極拳教室」(代々木公園)

青空の下、風や木々の香りを感じながらの太極拳です。中国でも、早朝から公園で太極拳をする姿がたくさん見られます。屋外のメリットを活かして、しっかりした体づくりのための蹴りの練習などもあります。

 

【週末クラス】10:00-11:30  

     9月 16日  (日)  

         9月 23日  (日)  

※雨天の場合は、静かにお休みです。ご参加予定者には、朝8時をめどに個別にご連絡します。

 

場所:代々木公園 ※待ち合わせ場所は、南門です。初めての方は、開始10分前にお越しください。南門から入って、梅の園、丘の広場の前あたりでお稽古します。

 

   

...............................................

☀「太極拳 基本功」(自由が丘/九品仏)

広々とした和室で、基本功を丁寧に練習するクラスです。站椿功、太極歩、武当五行六合功、六字訣、呼吸法、瞑想など。

(クラスについて、詳しくはこちら

 

日時:毎週木曜日 19:30-21:00 (9月13, 20, 27日)

   ※19時から中国茶をご用意してお待ちしています。

 

場所:九品仏地区会館 大広間(和室) ※九品仏駅徒歩2分、自由が丘駅徒歩9分 

   東京都世田谷区奥沢7-34-3

 

 

 

☀「朝の青空太極拳」(吉祥寺の公園)

ちょっと早起きして、ゆったり呼吸してゆっくり動き、全身を目覚めさせます。心と体を整え、1日をさわやかにはじめましょう。

 

日時:毎週木曜日 7:30-8:30  (9月13, 20, 27日)

   ※屋外での開催です。雨天の場合、静かにお休みです。

 

場所:吉祥寺駅付近の公園(詳しくは、ご参加希望の方にお知らせします)

 

料金:1回1,500円(特別価格)

 

 

 

☀タオを生きることば 

2,000年以上前に書かれた「老子(道徳経)」は、武当功夫をする人たちを含むタオイスト(道士)の間でも大切にされており、修行者たちは「読み続ければ、いつかはわかる」と信じています。そこには、しあわせに生きるヒントがたくさんつまっています。

 

毎回1〜2章ずつ取り上げます。前半はお話と対話、後半は体感できるようなワークを、太極拳・気功・基本功・瞑想から選んでやってみます。(※お着替えいただく必要はありません。)

 

日時:9月 12日(水)19:00-20:30

   9月 26日(水)19:00-20:30   ※開場は18:45です。

 

場所:池尻地区会館(和室) ※池尻大橋駅から徒歩約7分 

   東京都世田谷区池尻2-3-11

 

 

みなさまのご参加をお待ちしています^^

 

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いしい まゆみ(道号:静慧)/ みんみん)

太極道家

HP: 体と心が目覚める太極拳(http://minminkung-fu.com/)

ブログ: みんみんの陽だまり太極道日記(http://blog.minminkung-fu.com/)


特別クラス:太極扇を体験しよう(11/4(日)、12/2(日))

2018.08.24 Friday

 

太極拳には、剣や扇など、武器を使うものもあります。

 

武当太極扇をはじめて習ったのは2011年です。手を使わず、丹田で扇を開くことからはじまり、扇と全身が一体となって動くことを体感させてくれた、思い入れのあるものです。

 

武当太極扇は、ゆっくりした動き(陰)と早い動き(陽)が交互にやってきます。くるくる回る、しなやかな動きは人目を引き、扇を開く音も耳に心地よく、見る人を笑顔にします。

 

この武当太極扇の体験クラスを開催します。

扇の基本的な使い方と、套路(太極拳の一連の型)を順次、練習していきます。

 

太極拳・太極扇がはじめての方も、すでに扇をお稽古されている方も、大歓迎です。(これまでに参加された方、はじめての方、どちらでもご参加いただけます。)

 

※みんみんカンフーの通常クラスに参加されていない方は、太極扇の套路の練習の他に、基本練習を入れる場合もあります。

 

 

☀日時:第15回: 11月4日()14:00-16:30 (13:30開場)会場:九品仏駅付近の会場

    第16回: 12月2日(日)14:00-16:30 (13:30開場)会場:九品仏駅付近の会場

    ※会場の詳細は、お申込みいただいた方にお知らせします)    

 

☀内容:武当太極扇 体験クラス

   ・扇の開き方、基本の扱い方

   ・武当太極扇の套路の練習

 

☀費用:4,000円(チケットご利用の方は、1チケット+1500円でもご参加いただけます)

    ※当日、お支払ください。

 

☀服装と持ち物:ストレッチのきいたパンツ、Tシャツ(長袖、半袖)、靴下(和室ですので、靴は不要です)、

    太極拳用の扇、タオル、飲み物

    ※お着替えいただけるスペースもあります。

    ※扇の貸し出し(おひとり500円)もあります。数には限りがあります。ご希望の方は、お申込み時にお知らせください。

 

☀お申込み方法:minminkungfu☆gmail.com(☆を@に変えてください)あてに、お名前、ご連絡先(お電話番号、メールアドレス)をメールでお送りください。口頭やメッセージなどで、直接お申込みいただくことも可能です。

 

 

【こんな方におすすめです】

・太極扇をやってみたい方

・扇を開くとき、バラバラと音が出てしまう方

・手で扇を開いてしまう方

・体と扇の一体感が感じられない方

 

 

みなさまのご参加、お待ちしています。

 

☀「陽だまり」とは

「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、キリリとした印象もあります。太極拳を通して、陽だまりのような場を創っていきたいと思っています。

 

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いしい まゆみ(道号:静慧 / みんみん)

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講座のご案内は、こちらからどうぞ

 


強い絆と深い絆

2018.08.17 Friday

 

4年前、2014年に参加した講演会の感想が、Facebookで上がってきました。

 

「あるがままの自分を生きていく インディアンの教え(大和書房 2013年)」の著者である、松木正さんの講演会です。

 

”心の残ったこと、その2。「関係性」”とありました。

 

ロープの端をふたりでつかんで、ぴんっと張っている状態は、「強い絆」。いつもロープの先に相手を感じています。片方がロープを動かすと、もう一人はついていきます。同じ意見、同じ行動に、安心を覚えます。どちらもひとりで立っているのではなく、相手に振り回されます。

 

ロープが垂れ下がった状態は、「深い絆」。お互いに自由に動きます。相手の動きはわかりませんが、つながっています。自立しているから、対立もします。対立するのは、切れないという信頼感、安心、愛情があるからこそです。子供の反抗期も、これにあたるそうです。

 

わたしにも、強い絆から、深い絆にしようと試みたときがありました。大人になってからの、親ではない相手への反抗期です。

 

相手にNOと言って、自分に正直に、自分の考えを伝えようとしました。信頼しているからこそでしたが、ただわたしが反抗しているだけと受け取られたようでした。

 

わたしがロープを緩めると、相手はロープを引っ張ります。どんどん強くなっていき、ついに苦しくなって、わたしはロープを離しました。

 

相手は、ロープをぴんと張っていないと不安だったのかもしれません。それをわかっていながら、わたしがロープを緩めたのは、誰に属するのでもない、「自分」を生きたかったからだと思います。

 

今、振り返ると、わたしは相手にNOと言う勇気はあったけれども、相手が言うNOを受け入れることはできていなかったと思います。

 

だからわたしはロープを緩めたけれども、相手がピンとロープを引っ張ろうとしたら、わたしもぴんっと張りかえしたのだと思います。緩めることは、できませんでした。

 

「嫌だったら嫌だと言っていいよ」を、大切にしたいのに、いざ自分が言われると、それを受け入れることができませんでした。中途半端だったと思います。

 

この講演会を聞いたときは、ロープを離してから半年くらいたっていたと思います。

 

そして今、その人との間には、強い絆も、深い絆も、ありません。

 

あの頃は、「どうしてロープを持ち続けられなかったのだろう」という後悔を、たくさん持っていました。

 

人には、自由意思があります。将来をみるとき、自由意思は希望になりますが、過去を振り返ったときには、後悔にもなります。あのときのわたしのように、「どうしてできなかったのだろう」と思うからです。

 

状況から離れて、起きたことが過去になると、そのときの状況や精神状態、いろいろなものが薄れます。自分ができなかった、ということだけがクローズアップされがちです。

 

でもあの状況では、できなかったのです。

 

他人から見て、それがわたしの未熟さゆえだったりしたとしても、当時の自分には、そうとしかできなかったのです。

 

そんな過去の出来事については、「あれは運命で、どうしようもなかったのだ」としてしまうほうが、楽なこともあります。

 

大切なのは、そんな経験をした自分が、今、どう生きるかだと思います。

 

そうは言っても、そんなに大げさなことではなく、今日の空はきれいだな、とか、風が気持ちいいな、とか、ごはんがおいしく食べられてうれしな、とか、息ができていることに感謝だな、とかで、十分だと思うのですけれどもね。

 

小さくて大きなものを感じながら、深い絆を育てていけたらいいな、と思います。

 

......しかし、その2ということは、その1があるのですよね。なんだったのでしょう。ま、いいですかね。自分のどこかには、残っているはずですから。

 

 

(参考:過去のとらえ方について、わたしが感銘を受けた本はこちら:「マチネの終わりに」平野啓一郎 著 毎日新聞出版

 

 

【特別クラスのお知らせ】

8月19日(日)14:00-16:30は「みんなが知らない太極拳のひみつ」(5)です。詳細とご応募方法は、こちらから。

 

 

☀「陽だまり」とは

「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、りん、とした印象もあります。太極拳を通して、陽だまりのような場を創っていきたいと思っています。

 

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