つながりから生まれるもの: Bouquetで新プログラムを始めます

2017.07.19 Wednesday

(葉山、一色海岸にて)

 

葉山のbouquet(ブーケ)で、新しいプログラムを始めます。

 

ブーケを立ち上げたのは、株式会社LIBERA seeds代表の吉川美有紀さん(リベラ)です。花の種は、お日様を浴び、水分を吸収してぐんぐん成長し、準備ができたら自分の花を咲かせます。人も、そんな自然の力を備えています。葉山という自然あふれる地で、太陽と海と木々の恵みを存分に受け取って、自分の花を咲かせていく人がたくさん増えていってほしいという願いが、現実にカタチになりました。

 

リベラに会ったのは、今年の3月です。共通の友人からの紹介で、葉山のレストランで「はじめまして」のご挨拶から、少しずつお互いの話をしていったところ......なんと!同じ時期に同じ外資系生命保険会社にいたことが判明!!!リベラは営業、わたしは商品開発で、女性の営業社員はめずらしかったため、お名前はうっすら覚えていました。

 

ブーケの事業は、女性の人生を、さまざまな分野(お金、美、暮らし、こころ、身体)のプロフェッショナルな女性たちがつながって応援するものです。たとえば、ファイナンシャルプランナーでライフコーチでもあるリベラの得意分野は、お金×こころ。わたしは、こころ×身体を担当します。

 

そんな出会いから、わたしも5月のプレオープンイベントを一緒に創ることになりました。立ち上げ期で、はじめてのことばかりのため、試行錯誤です。いつの間にか、「やりたい」が「やらねばならない」になっていた時期もありました。

 

ちょうどその頃、リベラがわたしの太極拳と坐禅とのコラボイベントに参加してくれたのです。実は、終了後にこれからのブーケをどうしていくかを話す予定だったのですが、リベラは「今、受けて感じたことを、このまま自分の中で考えてから、話したい。今日はキャンセルして」と言ってきたのです。

 

表面的にはドタキャン(笑)ですが、実はこれがリベラのとっても良いところなのです。ピンときたら、そこで柔軟に軌道修正できることです。もちろんわたしは大歓迎でした。力みすぎていたことを手放して、本来の「やりたい」に戻ろう、本当の願いに戻ろうとした時期だったと思います。

 

そしてそのときにリベラが感じてくれたことが、今回の新プログラムにつながります。

 

結果的にとても豊かで幸せな場となったプレオープンイベントを終了した後、リベラがわたしに提案してくれたのです。「お話がとってもよかったから、半分は座学、半分はそれを実践するような身体を動かすものができないかな」と。

 

びっくりしました。実は、わたしが一番最初に考えて実施したクラスが、ちょうどそんな感じだったのです。2013年の秋、友人が主催する会で、「なんでも好きなことをやっていいよ」とありがたい機会をいただいたとき、「それなら一番やってみたいことをやろう」と考えたのが、中医学からのお話などと、実習を組み合わせたオリジナルのプログラムでした。

 

太極拳というのは、実はとても知的なプロセスだと思っています。表面に見えるものだけではなく、背景にある人生哲学や、身体内部の働きなども大きく関係しています。”外から見えないもの”を理解して動くと、結果は大きく変わってきます。その過程で、自分の意識や感覚も、目覚めていくのです。身体だけではなく、心も目覚めていきます。

 

リベラが体験して、感じて、それを声に出して伝えてくれたことで、わたしの原点でもあるプログラムを、新しく作ることにつながりました。詳しいご案内と、お申込みは、下記をご覧ください。

 

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身体とこころのその先へ 〜本当の思いに触れに行く太極拳〜

知っているようで、意外と知らない自分。体と心も、自分が思っているより、はるかにバラバラです。

太極拳のお稽古中によくあるのですが、足裏のストレッチをしているとき、なぜか右手小指も上がっていたりするにですが、本人はそれに気づいていません。自分で意図していないカラダの動きが出現しています。

体は心の、心は体の求めるところを知らず、それぞれが好きなように、または習慣に従って、無意識に動いているからです。

伝統的に受け継がれてきた太極拳は、元気で幸せに生きる“生き方”を教えてくれる、先人の智慧です。健康を促し、自分を守り、他人を守り、つまりはすべてを守ってくれます。現代の人は、ほとんど知られていない“太極拳のひみつ”を学び、なぞっていくことで、無意識に動いている体と心を意識できるようになります。まず自分の体を感じ、心を感じ、心身のつながりを取り戻していきます。自分がつながると、人や自然ともつながれるようになります。

その先には、自分の本当の思いが現れます。「わたしが本当にしたいこと」に触れ、直観で動いて流れに乗れるようになります。それでも人生には困ったことは起きますが、自分を見失うことなく、常に信頼して人生の舵を取れるようになります。楽々、おおらかに、大海原を進んでいけるようになります。

このコースは、講義と実習の2部構成です。前半は「みんなが知らない太極拳のひみつ」と題して、陰陽五行や体と心の関係、健康促進や老化防止の秘訣、太極拳から学べる日常生活への活かし方など、お話しします。後半は、実際に体を動かして前半で学んだことを実践し、応用として太極拳もお稽古していきます。実習編では、中国の道教の聖地である武当山(湖北省)に伝わる武当太極拳をはじめ、基本功(太極拳の基本となるようなワーク)、呼吸法、などを体験していきます。

5回シリーズですが、単発でもご参加いただけます


第1回:みんなが知らない太極拳のひみつ1:天地とつながる立ち方

二足歩行で失ったもの、得たものは何でしょうか?その特徴を活かして楽に立てれば、体も人生も変わります。ポイントは、自分軸です。自分軸がある立ち方は、周囲に振り回されない心と体を育てます。
(実習: 緩んでしっかり楽に立つ、 太極拳)

 

日時:8月6日(日)14:00〜16:30 ※13:30 逗子駅集合。車で送迎します


場所:逗子 LIBERA SALON または葉山 海の目の前の室内スペース  ※参加人数によって調整致します。

服装:動きやすい服装(ストレッチの効いたパンツ、Tシャツ、くつした、など)

参加費:5,000円 ※当日、お支払いください。

申込:正式なお申込みはこちらからお願いします。(注:女性限定プログラムです)
    http://www.kokuchpro.com/event/f7001af967ab4bf5717fc790f3cd418a/

 

なお2回目以降は、次のとおり予定しています(日程は未定です)。
第2回: 太極と陰陽
第3回: 自然に学ぶ
第4回: 感覚を育てる
第5回: 争いを止める太極拳

 

Facebookイベントページは、こちらからご覧いただけます。

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ブーケでのプログラム開催が楽しみなのはもちろん、受けてくださった方がこれをきっかけに何かを見つけてくださることが楽しみなのも、もちろんです。そしてさらに、これが友人と一緒に創っていく過程から生まれてきたことも、とっても嬉しいのです。

 

人はひとりでは生きていませんね。たくさんの方に助けられています。本当に感謝ですし、それをとても幸せに感じます。

 

ありがとうございます。

 

ブーケ プレオープンイベント中のプログラム「葉山の海辺でこどもに還って遊ぼう!」の開催報告は、こちらから。

 

ブーケは、2017年7〜9月初旬、☀わたしのための夏時間☀を開催中しています。

 

7/22(土)わたしに出会う曼荼羅アート
http://www.kokuchpro.com/…/36508b33e961016cde746684fe50ea68/

8/5(土)わたしに出会うボイス×ヨガ
http://www.kokuchpro.com/…/d8693350c3ac6534cea7899c0f7cb9c2/

8/6(日)本当の思いに触れに行く太極拳
http://www.kokuchpro.com/…/f7001af967ab4bf5717fc790f3cd418a/

8/19(土)つながりを深めるこころの相続 お金の相続
http://www.kokuchpro.com/…/9539e64ae920fa857642e3d3ecc8…/The

8/26(土)わたしがもっと輝き出す〜ファッションコーディネートレッスン
http://www.kokuchpro.com/event/bouquet826/

9/9(土)わたしに出会う曼荼羅アート
http://www.kokuchpro.com/event/bouquet0909/

 

 

☀「陽だまり」とは

ブログタイトル「みんみんの陽だまり太極道日記」の「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると素晴らしく居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、どことなくキリリとした印象もあります。太極拳を通して、こんな時間と空間を創っていきたい、陽だまりにつつまれて暮らす人、心身ともにゆとりある人を増やしたい、と思っています。

 

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いしい まゆみ(道号:静慧 / みんみん)

太極道家

体と心が目覚める太極拳(http://minminkung-fu.com/)

講座のご案内は、こちらからどうぞ

 


人と自然をむすぶ、熊野の旅

2017.07.15 Saturday

(赤倉で、中平さんと)

 

5月末から3泊4日で、熊野への旅に出かけました。

 

感じることも多く、心も動いた4日間でした。だからなのか、どう表現すればいいのかわからず、言葉にもならず、今日までブログやFacebookにもご紹介せずにきました。

 

意識が変わったのは、2日前の夜のことです。3泊目に止まった赤倉(あかぐら)の”民泊あかくら”のご主人、中平さんが、東京、日本橋の三重テラスで赤倉のお話会をされたため、参加してきました。写真を見たり、お話を伺っているうちに、何やらあの、赤倉で感じた感覚が、蘇ってくる気がしたのです。ドクドクと。

 

「今、熊野のあのときの話をしたい」と、感じました。2日後の今日は、先月末から始めた自由が丘FMTVの番組放映日で、そこでお話しようと決めました。

 

熊野に行くのは、2回目です。前回は10年以上前、今回は、友人の中西れいこさん(れいちゃん)のナビゲートで、連れて行っていただきました。

 

れいちゃんは、熊野に魅せられて、中平さんのファンにもなり、熊野に何度も訪れています。そしてこの場所を、他の人にも感じてほしいと、ときどき熊野へのツアーを実施しています。

 

れいちゃんの旅の作り方には、特徴があります。それは、現地の人と仲良くなって、教えてもらうこと。もちろん、資料や本から学んでいることもあるのだと思いますが、なんといっても、情報源は、現地の人。そして旅の間も、現地の方から直接お話しを伺います。おかげで、自分で計画したらなかなか行けないようなところに行ったり、聞けない話を聞けたりと、とても奥深い豊かな旅になりました。感謝です。

 

豊かな水に恵まれた熊野は、雨量が多いと、突然、滝が現れることもあるそうです。今回も、滝、川、海の近くと、水を存分に楽しむことができました。

 

(桑ノ木の滝。下の方に、虹が!)

 

 

印象的だったことは、神社ごとに感じる感覚が、すごく違うことです。それぞれ、特徴があるのです。それは祀られている神様が違うからなのか、成り立ちから来るのか、わかりませんが、それぞれとっても個性的に感じられました。空気、温度、繊細さ、優しさ、力強さ、パワー、暖かさ、清らかさなどなど、たくさんを感じることができて、満たされた感じがします。

 

そして、神殿がないところがあったり、ご神体が岩だったり、滝だったり、石だったり、その様子もさまざまです。そんな姿からも、自然とつながる感覚というか、地球とわたしたちはひとつなのだということを、じっくり感じさせてもらえた気がします。

 

(大馬神社のご神体は、この滝です)

 

そんな中、特に印象に残ったは、最終日に泊まった赤倉と、そのご主人、中平さんです。

 

つるつるお肌、笑顔がチャームな中平さんは、赤倉で生まれ育ち、アマゴの養殖業を営みながら、民泊もされています。観光協会の会長さん、という顔もお持ちです。

 

そんな中平さんも、この土地を離れたことがあったとか。お若いときに「田舎はいやだ」と名古屋に行かれた時期があります。

 

今でも携帯の電波が入らない赤倉は、中平さんが生まれた頃は、電気も通っていませんでした。電気が来たのは9歳の頃。ごはんはいつも茶がゆで、白いご飯は、確かお父様のお弁当に入っているのを見るときくらい、とおっしゃっていたと思います。

 

わたしが泊まったときも、朝ご飯には茶がゆをいただきました。その土地の茶葉で作ったお茶で炊いたおかゆは、それはそれは美味しいものでした。作り方もとっても丁寧で、朝早く起きて、ずっとお鍋のそばを離れず、作ってくださるのです。こんな丁寧な茶がゆをいただくのは、今のわたしにとっては”贅沢”な時間でした。でも、子どもの頃の中平さんにとっておかゆは、かさ増しするための手段として、だったのですね。

 

ずっとこの暮しだけをしてきたら、都会に出たい、外の世界を見たいと、思うかもしれません。

 

でも、転機がやってきました。当時、お父様がされていたアマゴの養殖業が苦しくなり、お手伝いするために帰ってきたのだそうです。小さなお子さんをかかえ、借金をかかえ、それはそれは大変だったとか。バブルの頃で、”作れば売れる”状況だったので、必死に働かれたそうです。数年で無事に借金を返済されたそうです。

 

その後、中平さんは、この山の所有者にもなります。もともと共同で持っていたそうなのですが、あるとき、売却話がでたそうなのです。売られてしまって所有者が変わったら、この場所がどうなっていくのかわかりません。育ってきたこの赤倉を守ろうと、なんと、山を買ってしまいます。文字どおり、お金をみなさんに山分けした、ともいえます。「そうしたら、もれなく丹倉神社(あかぐら神社)もついてきた」そうで、それからずっと赤倉と、丹倉神社を守ってこられました。

 

なお、丹という字には、赤という意味もあるのです。この土地の岩には赤い色があって、それは鉄分が酸化した色なのだとか。そこから赤倉、丹倉という名前につながったのだそうです。

 

丹倉神社は、全国でも珍しい神社なのです。ご神体が岩で、祀られている神様もいらっしゃらないのです。そして鳥居から神社までは、下っていくのです。ここでは、大きなパワーをドクドク感じました。縁を結ぶ力もあるそうで、お参りして1か月後に結婚相手に出会い、ここで結婚された方もいらっしゃるそうです。

 

(赤倉、丹倉神社のご神体)

 

おととい中平さんにお会いしたとき、「今の中平さんにとって赤倉は、どんな場所ですか?」と聞いてみました。「人は弱いもので、心のよりどころが必要です。わたしにとっては、丹倉神社を守ることを、よりどころにしてきました」と答えてくださいました。

 

とてもパワーを感じる丹倉神社ですが、中平さんいわく「わたしは何も感じないけどね(笑)」。日常になっているからなのか、中平さんと神社がすでに一体化されているのか、わかりませんが、そんな言いっぷりも、なんだかステキです。そしてこういうときは、いつもとびきりの笑顔なのですよ。

 

熊野も、もちろん赤倉も、また行きたいです。機会があれば、ぜひ、足を運んでみてくださいね。

 

中平さん、れいちゃん、ご一緒してくださったみなさん、熊野で出会ったみなさん、すべての方に、ありがとうございます。

 

(赤倉、大丹倉)

 

れいちゃんが主催する熊野への旅は、7月23日から、女性限定で開催されます。今の時点で残り1名さま!気になった方は、こちらからどうぞ。(タッチの差で満員御礼になっていたら、ごめんなさい)

 

下記に、熊野の写真と、今日の放映内容へのリンクをはっておきます。つたないご紹介ではありますが、お時間があるときに見ていただけたら、うれしいです。

 

 

熊野の写真は、こちらから。(写真は、ご一緒した方が撮られたものもあります。ありがとうございます!)

 

 

(動画中の赤倉での食事の写真は、ご一緒したデザイナーのCoha Chocoさん撮影です

 

☀「陽だまり」とは

ブログタイトル「みんみんの陽だまり太極道日記」の「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると素晴らしく居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、どことなくキリリとした印象もあります。太極拳を通して、こんな時間と空間を創っていきたい、陽だまりにつつまれて暮らす人、心身ともにゆとりある人を増やしたい、と思っています。

 

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いしい まゆみ(道号:静慧 / みんみん)

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ちょこっとワーク(7)足首をやわらかく

2017.07.13 Thursday

 

すき間時間にできるちょこっとワーク。今回は、「足首をやわらかく」です。

 

わたしの足首は、今はとってもやわらかいのですが、その昔はとってもカタかったのです。

 

何かのボディワークを受けている最中、施術師さんから衝撃の一言が飛んできました。「足首が硬すぎる!これでは大地をしっかり踏みしめて歩けないでしょっ!」

 

びっくりしました。怒られたわけではないのですが、そんな口調だったのです。

 

「ふくらはぎがカタイから、毎日、階段の端につま先をのせて、踵を上げ下ろししてね。」とアドバイスしていただきました。

 

やりました。「これでは大地を踏みしめて歩けない」という言葉が、妙に腑に落ちて、「それは大変!」と思ったのです。

 

1か月後、同じ施術師さんにお会いしたときに、「あっ!足首がやわらかくなっている!やったでしょ。偉い、偉い!」とほめられました。「実際にやるのは、すごいことなのよ。」と。

 

足首は、バネの役割もしていて、歩くときなどに、地面から受けるショックを吸収してくれています。硬くてバネが効かないと、衝撃がダイレクトに体に響いてくるわけです。

 

さらに、これには精神面への影響もあると言われています。足首がカタイと、次の一歩を前に踏み出しにくく、新たなチャレンジをなかなかできない、躊躇してしまうように、なりやすいそうです(もちろん個人差はありますから、絶対にそうとは言えませんが)。

 

膝を痛めないように、とは良く聞きますが、足首はそれほど話題に上らないような気がします。でもわたしの経験では、足首はとっても弱いのです。

 

カンフーのお稽古を始めて、中国に行って毎日練習するようなとき、一番心配していたのは、実は足首です。お稽古の後は、冷やしたり、サポーターで保護したり、最初の数年間は本当に気を使いました。

 

だんだん強くなり、いつの間にかそんな心配もしなくなりました。そこそこ”しなやかで強い”足首に育ったと感じます。一度、武当山でサッカーの試合を遊びで(でもお稽古時間に)やっていたとき、わたしの足首が曲がって横になり、上から他の人に踏まれたことがあります。踏んだ兄弟子は焦っていましていましたが、なんともなかったのです。体重がガッツリ乗ったのではないとか、運も良かったのこともあるでしょうが、足首が柔かくバネが効いているおかげもあるような気がしました。

 

カタイよりは、やわらかい方が、よさそうです。

 

☀やり方

 

1.階段につま先だけ乗せて立つ。

 

※危ないので、必ず手すりを持ってください。安全のために、階段の上よりも下の方が良いです。さらに、滑りすぎる靴下(綿ではない合成は、すべりやすかったりします)もありますので、注意して、脱いでやってみたりしてください。

 

2.踵をゆっくり下ろす。(ふくらはぎが伸びます)

 

3.踵をゆっくり上げる。(つま先立ちする必要はありません。階段の高さと平行くらいまで戻すだけで大丈夫です)

 

4.2と3を、何回か繰り返す。

 

回数は、お好きなだけどうぞ。あまり根をつめるよりは、毎日ちょっとずつ、コツコツと続ける方がおすすめです。お試しくださいね。体は、やった分だけ必ず答えてくれます。

 

注:足首がカタイのにも、どうやらいろいろあり、ふくらはぎの硬さからきているのではない場合もあるようです。ご自分の様子をみながら、やってみてくださいね。

 

☀「陽だまり」とは

ブログタイトル「みんみんの陽だまり太極道日記」の「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると素晴らしく居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、どことなくキリリとした印象もあります。太極拳を通して、こんな時間と空間を創っていきたい、陽だまりにつつまれて暮らす人、心身ともにゆとりある人を増やしたい、と思っています。

 

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自然の中でお稽古するのは、なぜ?

2017.07.12 Wednesday

(中国、武当山、夕暮れ時)

 

太極拳というと、外の公園でやっているイメージを持つ方が多いようです(これまでに接した方から受けた、個人的な感触です)。

 

「なぜ外なのでしょう」というご質問も、ときどき受けます。

 

今のわたしなりの考えを、いくつかご紹介してみようと思います。

 

 

☀自然に習う

 

自然と大宇宙、人を小宇宙とみる見方があります。自然の中に身を置くのは、大宇宙の在り方を体感し、小宇宙である自分の在り方に気づく機会とすることもあります。

 

たとえば自然界では、水は上から下に流れます。逆は、モーターやポンプが必要です。より自然で楽に力が出るのは、上から下です。人は、いろいろ複雑な動きも出来ますが、反面、やりすぎてしまうこと、力みすぎてしまうこともあります。無駄な力を使わない自然の中に身を置くことで、そのあり方を自分に取り入れようとしています。

(参考:自然と人、大宇宙と小宇宙

 

 

☀丹田

 

太極拳や気功では、丹田を育てるとか、丹田に気を集める、というような表現をします。西洋でも、お腹はストレスが出るところです。ストレスのある人のお腹は硬く、マッサージするとストレスが和らぐという話もあります。西洋、東洋に関わらず、このあたりは大切なようですね。

 

ではなぜ、自然の中、特に山の上でやるのでしょうか?それは山が、地球のおへそ、つまり丹田だとされたからです。大地と天が接する一番高いところだから、地球のおへそです。丹田を育てるのであれば、大宇宙である自然の丹田にあたる場所で鍛錬するのが良い、と考えたようです。

 

伝わっている話によると、老子の弟子だった尹喜さんは、老子が亡くなった後に武当山の中腹、南岩にたどり着いて修行します。南岩からは山の頂、今では金頂と呼ばれているところが見え、尹喜さんは、憧れをもって、そこを眺めていたとか。当時は、今のように山道が整備されていなかったため、山頂に行くことは大変な困難でした。でもついに伊喜さんは、困難を乗り越えて山頂に到達した、と言われています。(参考:老子と道教と武当山

 

地面に足は触れているため、つながりを感じやすいですが、天とのつながる感覚は、だいぶ違います。できるだけ天に近いところ、と考えたのかもしれないな、と思います。

(南岩にある、南岩宮)

 

☀環境に適応する

 

もっと環境的な要因もあります。クーラーの効いた部屋の中は、人工的に作られた環境です。それは快適や便利さをもたらしますが、反面、忘れてしまうこともあります。たとえば、お天気です。雨が降っても雪が降っても、お部屋の中ではお稽古できます。効率的ですが、お天気なら外に出る、雨が降ったら休む、という、当たり前のリズムを思い出すことも、ときには必要ではないでしょうか。効率は良い面もありますが、人のリズムがそれに追いつかないこともあるような気がします。

 

さらに、地球は本当は平らではありません。丸いというのは、技術の進歩のおかげで誰でも知っています。地面は、平らに見えますが、それは幻想とも言えます(ちょっと大げさですが)。でも床は、平らに作られています。そして小石や枝のような、障害物もありません。

 

外でのお稽古で太極歩の練習をしていたとき、生徒さんが、そこそこの大きさの石があるのに、その上に足を置いて、重心をかけようとしていたことがあります。当然、よろけます。「なぜ、そんな難しいところに足を置くの?」と聞いてみました。生徒さんは「えっ......?」。「ほんのちょっと足を動かせば、もっと安定したところに足が置けるでしょう」生徒さん、「はあーっ。そうですね.......」。

 

地面は安全である、と思い込んでいるのか、足を出したそのまま重心をのせるのだ、と思いこんでいるのか、両方か、それに無意識になってしまっているのか、理由はどれかわかりませんし、そこはどうでも良いような気がします。ポイントは、もっと安定して歩ける方法があるのに、なぜそれを選ばないのか、です。足裏というのは、危険を察知して避けることにも使えるのですよ。

 

 

☀この瞬間は、今しかない

 

站椿功(立禅)などをしているとき、目をつぶっていることも多いのですが、終わって目を明けると、目の前に広がる光景に、驚くことがあります。さっきも見ていた場所なのに、初めて見るように、びっくりするのです。赤ちゃんの”はじめて”は、こんな感じなのかな、と感じます。きれい、とか、そんな言葉を覚えるまえに、「うわーっ」と驚く感じ、それを感じるとき、「同じ時は二度と訪れない」と思うのです。

 

行動として同じことを繰り返しているようでも、実は同じことは二度とないのだ、と思うと、毎日は、新鮮で驚きの連続であることが、わかってきます。日常の見方、感じ方、過ごし方が、大きく変わるきっかけになると、思っています。

 

 

いろいろ書きましたが、とにかく外でのお稽古は、気持ち良いのですよ。今は暑いので時間は選びますが、クーラーの効いたお部屋よりも、やっぱりわたしは外が好きです。

 

(武当山の朝)

 

☀「陽だまり」とは

ブログタイトル「みんみんの陽だまり太極道日記」の「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると素晴らしく居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、どことなくキリリとした印象もあります。太極拳を通して、こんな時間と空間を創っていきたい、陽だまりにつつまれて暮らす人、心身ともにゆとりある人を増やしたい、と思っています。

 

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エネルギーは、目、口、耳から出て行く

2017.07.08 Saturday

(Photo by Xie Okajima)

 

太極拳のお稽古で「エネルギーは、目、口、耳から出ていく」と習いました。

 

太極拳の大きな目的のひとつは”健康”です。元気の”気”を、できるだけ目減りさせないようにするのです。”気”を使いすぎない”ためにも、目、口、耳の使い方が大切になります。

 

まず、口です。口は閉じて、下を上あごの下につけて、鼻呼吸にします。

 

鼻には、ほこりなどを体内に入れない機能がありますが、口で息を吸うと、フィルターがかからず、そのまま体内に入ります。さらに、口で呼吸すると一度にたくさん空気が入るため、浅い胸式呼吸になりがちになります。胸式呼吸は交感神経を刺激しやすく、精神的な興奮状態を起こしやすいそうです。

 

鼻で呼吸することで、深い腹式呼吸に誘導しやすくなります。すると横隔膜が広がり、内臓の動きや血液の循環が良くなり、自立神経のバランスが整いやすくなります。

 

吐く時も、口から吐くと、一気に空気が出すぎてしまいます。鼻で吐くことで、”ゆっくり”のペースを保つことができます。

 

身体的なパフォーマンスが高い人の場合、間違いな、く舌を上あごの舌につけて鼻呼吸している、と聞いたこともあります。この舌の位置は、習慣にしてしまうと良いですよ。最初はできていなくても、意識して続けていると、自然に習慣になります。

 

 

目の使い方にも、特徴があります。太極拳では、見る場所が決まっています。そこに目を”置いて”、凝視するのではなく、自分の内側を見つめます。さらに、黒目をきょろきょろ動かしません。横を見る場合、顔ごと動かします。黒目は、目の真ん中に置いたままです。黒目がくるくる動くことで、エネルギーを消費してしまうそうなのです。

 

中国の武当山でお稽古していたときのことです。当時13歳だった男の子が横目をしたとき、先生がものすごく怒ったのです。「カンフーをやっている者なら、横目で見ずに、堂々と正面で見なさい!」と。

 

最近読んだ、視力回復の本の中に、「コツは目の周りの外眼筋の緊張を取ること」と書いてありました。文字を見る訓練方法が紹介されていたのですが、そこでもやはり、黒目を動かさずに、顔を動かして文字を順番に見ていく、と書いてありました。太極拳の目の使い方と、同じですね。

 

耳は、なぜここからエネルギーが出て行ってしまうのか、最初はぴんと来ませんでした。ずっと「どういうことだろう」と考え続けて、ここ1〜2年くらいで「こうかな」と思い始めたことがあります。簡単に言うと、目の使い方と同じです。

 

耳からは、外の音がたくさん入ってきます。それに気を取られすぎると、自分に意識が向かなくなります。騒音にストレスを感じることもあるでしょう。この状態が、耳からエネルギーが出てしまうことだと思うのです。

 

武当山で站椿功(立禅)を練習しているとき、先生が「耳は外に向けて大きく開いて、心の音を聞く」とおっしゃったことがあります。このとき、自分の外と内という境界線がなくなって、ひとつにつながっている感覚になり、それがとても気持ち良かったのです。

 

太極とは、陰陽の母で、ひとつの源であるなら、自分と周りの境目が曖昧になってくる状態が、太極に近づいているとき、もしくは太極に触れているときのような気がします。自分と周りの空気もそうですし、もっと広げると、自分と他人との境界も、曖昧になってきます。区別がつかないものの間には、対立は起きず、平和が広がります。

 

太極拳は、最初はわからなくても、続けていくうちに「上手くできているなあ」と思うことが、たくさんあります。口、目、耳の話も、そうです。最初はわからなくても、”型”をなぞっていくと、そのうちにわかってくるところも、良いところです。伝統的に伝えられた先人の智慧に、感謝ですね。

 

これからも、続けるうちに、もっとたくさんの発見があるのかしらね。80歳くらいになったとき、自分がどんなところにいるのか、楽しみです。

(中国、武当山)

 

☀「陽だまり」とは

ブログタイトル「みんみんの陽だまり太極道日記」の「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると素晴らしく居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、どことなくキリリとした印象もあります。太極拳を通して、こんな時間と空間を創っていきたい、陽だまりにつつまれて暮らす人、心身ともにゆとりある人を増やしたい、と思っています。

 

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