特別クラス:太極扇を体験しよう(1/6(日)、2/17(日))

2018.11.26 Monday

 

太極拳には、剣や扇など、武器を使うものもあります。

 

武当太極扇をはじめて習ったのは2011年です。手を使わず、丹田で扇を開くことからはじまり、扇と全身が一体となって動くことを体感させてくれた、思い入れのあるものです。

 

武当太極扇は、ゆっくりした動き(陰)と早い動き(陽)が交互にやってきます。くるくる回る、しなやかな動きは人目を引き、扇を開く音も耳に心地よく、見る人を笑顔にします。

 

この武当太極扇の体験クラスを開催します。

扇の基本的な使い方と、套路(太極拳の一連の型)を順次、練習していきます。

 

太極拳・太極扇がはじめての方も、すでに扇をお稽古されている方も、大歓迎です。(これまでに参加された方、はじめての方、どちらでもご参加いただけます。)

 

※みんみんカンフーの通常クラスに参加されていない方は、太極扇の套路の練習の他に、基本練習を入れる場合もあります。

 

 

☀日時:第17回: 1月  6日()14:00-16:30 (13:30開場)会場:九品仏駅付近の会場 

    第18回: 2月17日(日)14:00-16:30 (13:30開場)会場:九品仏駅付近の会場   

    ※会場の詳細は、お申込みいただいた方にお知らせします)    

 

☀内容:武当太極扇 体験クラス

   ・扇の開き方、基本の扱い方

   ・武当太極扇の套路の練習

 

☀費用:4,000円(チケットご利用の方は、1チケット+1500円でもご参加いただけます)

    ※当日、お支払ください。

 

☀服装と持ち物:ストレッチのきいたパンツ、Tシャツ(長袖、半袖)、靴下(和室ですので、靴は不要です)、

    太極拳用の扇、タオル、飲み物

    ※お着替えいただけるスペースもあります。

    ※扇の貸し出し(おひとり500円)もあります。数には限りがあります。ご希望の方は、お申込み時にお知らせください。

 

☀お申込み方法:minminkungfu☆gmail.com(☆を@に変えてください)あてに、お名前、ご連絡先(お電話番号、メールアドレス)をメールでお送りください。口頭やメッセージなどで、直接お申込みいただくことも可能です。

 

 

【こんな方におすすめです】

・太極扇をやってみたい方

・扇を開くとき、バラバラと音が出てしまう方

・手で扇を開いてしまう方

・体と扇の一体感が感じられない方

 

 

みなさまのご参加、お待ちしています。

 

☀「陽だまり」とは

「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、キリリとした印象もあります。太極拳を通して、陽だまりのような場を創っていきたいと思っています。

 

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いしい まゆみ(道号:静慧 / みんみん)

太極道家

体と心が目覚める太極拳(http://minminkung-fu.com/)

講座のご案内は、こちらからどうぞ

 


【講座のお知らせ】12月のお稽古

2018.11.26 Monday

 

2018年12月の「みんみんカンフー」お稽古予定です。どなたでも、どのクラスでもご参加いただけます。

 

お申込みは、minminkungfu★gmail.com(★を@に変えてください)、もしくは口頭やFBメッセージでお願いします。FBイベントがあるものは、参加ボタンを押していただいてもOKです。

 

※※※11月のお稽古予定は、こちらです※※※

 

 

【2018年12月】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1 10:00 池尻

 

2 10:00 青空

☆14:00 太極扇

3

 

4

 

19:00 
池尻大橋

7:30 吉祥寺
 19:30 九品仏

7

 

8 10:00自由が丘

   (シェア奥沢)

9 10:00 青空

 

10
 
11
 

12

 

13 7:30 吉祥寺
 19:30 九品仏
14
 

15 10:00自由が丘

   (シェア奥沢)

16 10:00 青空

 

17

 

18
 

1919:00 
池尻大橋

207:30 吉祥寺
 19:30 九品仏
21
 

22 10:00 都立大

 ☆14:00 站椿功

23 ☆13:00

      香取市

24

 

25

 

26

 

277:30 吉祥寺
 19:30 奥沢

28

 

29 10:00 青空

 

30

 

31

☆は特別クラスです。

 

 

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【クラスのご紹介】

☀「体と心が目覚める太極拳」

シェア奥沢(自由が丘)原則第2・3土曜日の午前中 (今月はその他に 池尻会場 / 都立大学会場があります)         

 

☀「青空太極拳教室」(代々木公園):屋外。土日の午前中(不定期)

 

☀「太極拳 基本功」(自由が丘・九品仏):毎週木曜日 夜 

 

☀「朝の青空太極拳」(吉祥寺):毎週木曜日 朝 

 

≪太極拳以外のクラス ≫

☀「タオを生きることば」(池尻大橋):水曜日(月2回) ※老子「道徳経」を1章ずつ読みながら、タオのあり方を体感していきます。後半は体を動かしますが、お着替えいただく必要はありません。

 

 

【12月の特別クラス】

12月  2日(日)14:00-16:30は「太極扇を体験しよう(第16回)」です。詳細とご応募方法はこちらから。

12月22日(土)14:00-15:30は「やさしい站椿功第2回)」です。詳細とご応募方法はこちらから。

12月23日(日)13:00-15:00は「麗屋 弘鈴庵の『立って、歩いて、太極拳」千葉県香取市・月1回開催)です。詳しくはこちら

 

 

※個人レッスンもお受けしています。1時間半、10,000円)。

 (武当64式太極拳、武当64式太極剣、武当丹剣、武当太極扇、武当逍遥掌、形意拳、気功、站椿功などのほか、体や膝に負担のかからない立ち方・歩き方も指導します。詳しくはご相談ください。)

 

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【お稽古内容】

「体と心が目覚める太極拳」のお稽古の中心は、十三式太極拳(武当玄武派)です。太極発祥の地とも言われている道教の聖地、武当山(湖北省)で伝えられてきた伝統太極拳で、水が流れるように自然に動き、陰陽のバランスで力が生まれてくる、”太極拳のひみつ”がギュッと詰まっています。円を描いてしなやかに伸びる動きが美しく、初心者でも経験者でも、また年齢を問わず、おすすめです。そのほか、天地とつながる立ち方、歩法、呼吸法、太極拳の基本となる気功なども、お稽古します。

 

※「青空太極拳教室」は、太極拳のほかに、蹴りの練習などを加えます。

※「太極拳基本功」は、太極拳はせず、站椿功(立禅)、太極歩、気功、瞑想など、基本の動きを丁寧にお稽古します。

※「タオを生きることば」は、おはなしと体感する時間があります。軽く動きますが、お着替えいただかなくても大丈夫です。

 

 

【お稽古時間とお稽古代】※朝活太極拳(吉祥寺)、特別クラスを除く

いずれも1時間半、回数券1回分(4回10,000円/9回20,000円、いずれも2か月間有効)、現金の場合は3,500円。

 

 

【服装】

動きやすい服装でお越しください(長袖Tシャツ、ストレッチのきいたトレーニングパンツ、靴下、底の浅い靴)

※シェア奥沢(自由が丘)は、靴下でもできます。

※九品仏は和室ですので、靴は不要です。

 

詳細は、下記をご参照ください。

 


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☀「体と心が目覚める太極拳」

 

【土曜開催】10:00-11:30 

12月   1日(土):【池尻】池尻大橋駅 徒歩10分の会場 

12月   8日(土):シェア奥沢 (自由が丘)

12月 15日(土):シェア奥沢 (自由が丘)

12月 22日(土):【都立大】都立大学駅から徒歩8分の会場

※シェア奥沢は15分前開場、終了後にお茶の時間があります。

※池尻および奥沢会場は、30分前開場です。お茶を淹れてお待ちしています。会場の詳細は、御参加の方にお知らせします。

 

≪シェア奥沢≫(自由が丘)

※シェア奥沢は、映画、食事、音楽、絵画など共通の”好きなこと”に人が集う、あたたかい触れ合いのある場所です。

自由が丘駅南口改札を出て、左に進み、突き当りを右に曲がります。この通りが自由通りです。緑道を越え、世田谷区の看板を過ぎると、左に入る道があります。ここを左に曲がるとき、目印として右手に赤いアルソアの看板があります。道なりを進み、3つ目の十字路の右奥の民家が、シェア奥沢です。

 

(シェア奥沢)

 

..

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☀「青空太極拳教室」(代々木公園)

青空の下、風や木々の香りを感じながらの太極拳です。中国でも、早朝から公園で太極拳をする姿がたくさん見られます。屋外のメリットを活かして、しっかりした体づくりのための蹴りの練習などもあります。

 

【週末クラス】10:00-11:30  

     12月   2日  (日) 

       11月   9日  (日) 

         11月 16日  (日)  

         11月 29日  (土

※雨天の場合は、静かにお休みです。ご参加予定者には、朝8時をめどに個別にご連絡します。

※寒くなってきましたので、暖かい服装(ダウン、マフラー、手袋、帽子など)でお越しください。

 

場所:代々木公園 ※待ち合わせ場所は、南門です。初めての方は、開始10分前にお越しください。南門から入って、梅の園、丘の広場の前あたりでお稽古します。

 

   

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☀「太極拳 基本功」(自由が丘/九品仏)

広々とした和室で、基本功を丁寧に練習するクラスです。站椿功、太極歩、武当五行六合功、六字訣、呼吸法、瞑想など。

(クラスについて、詳しくはこちら

 

日時:毎週木曜日 19:30-21:00 (12月6, 13, 20, 27,日)

   ※19時から中国茶をご用意してお待ちしています。

   ※ご注意:27日のみ、いつもの会場から徒歩2分のお部屋になります。

 

場所:6, 13 ,20日:九品仏駅近くの和室 ※九品仏駅徒歩2分、自由が丘駅徒歩9分(詳しくはご参加の方にお知らせします)

         27日:九品仏駅近くのお部屋(床、土足可)※九品仏駅徒歩4分

 

 

 

☀「朝の青空太極拳」(吉祥寺の公園)

ちょっと早起きして、ゆったり呼吸してゆっくり動き、全身を目覚めさせます。心と体を整え、1日をさわやかにはじめましょう。

 

日時:毎週木曜日 7:30-8:30  (12月6, 13, 20, 27,日)

   ※屋外での開催です。雨天の場合、静かにお休みです。

 

場所:吉祥寺駅付近の公園(詳しくは、ご参加希望の方にお知らせします)

 

料金:1回1,500円(特別価格)

 

 

 

☀タオを生きることば 

2,000年以上前に書かれた「老子(道徳経)」は、武当功夫をする人たちを含むタオイスト(道士)の間でも大切にされており、修行者たちは「読み続ければ、いつかはわかる」と信じています。そこには、しあわせに生きるヒントがたくさんつまっています。

 

毎回1〜2章ずつ取り上げます。前半はお話と対話、後半は体感できるようなワークを、太極拳・気功・基本功・瞑想から選んでやってみます。(※お着替えいただく必要はありません。)

 

日時:12月  5日(水)19:00-20:30   第20章

   12月19日(水)19:00-20:30   第21章        ※開場は18:45です。

 

場所:池尻大橋駅近くの和室 ※池尻大橋駅から徒歩約7分 (詳しくはご参加の方にお知らせします)

 

 

みなさまのご参加をお待ちしています^^

 

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いしい まゆみ(道号:静慧)/ みんみん)

太極道家

体と心が目覚める太極拳(http://minminkung-fu.com/)

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たいしたことのない、わたし

2018.11.22 Thursday

 

以前にも書いたことがありますが、ホームページを立ち上げるまで、すごく時間がかかりました。

 

作ると決めてデザイナーさんに相談してから、半年以上、10か月くらいかかったと思います。

 

あのときにあったのは、「わたしなどが、公開していいのだろうか。」という躊躇と恐れです。

 

ある日、近い人に、そんな相談をしたら、「わたしなどが、と言っているけれども、実際にはすごく傲慢なんだよ。『たいしたわたしだから、たいしたものを公開しなければならない』と、思っているでしょ。」と、笑いながら言われてしまいました。

 

えーっ.....衝撃のひとことです。

 

続けて、「『たいしたわたしではないけれど、これが好きで、こんなことをやっています』と思えたら、すぐに公開できるよ。」実際に、そのことばどおりになりました。

 

「たいしたことない」というのは、卑下ではなく、永遠の真実なのだと思います。広い世の中で、知っていること、わかっていることなど、ほんの一握りなのですから。

 

 

何かに取り組み続けていれば、それなりに専門家になってきます。その話題に詳しい人になり、人からも意見を求められるようになります。

 

そんなとき、自分がよいと思っていることを追求するあまり、他のものを否定してしまうことがあります。

 

以前のわたしには、ときどきそんな気持ちがわいてきました。悔しい思いをしたときなどに、「あんなのでいいんだ」とか、「あれは違う」という否定的な気持ちが芽生えます。

 

これは、自分でも苦しいです。近い人にそれを打ち明けると、「そんなので、いいのよ。」という答えが返ってきました。「そういう需要もあるのだから、いいの。」

 

人のことを気にしすぎですよね。あの頃は、自分がどう見られているか気になりましたし、人のことも気になりました。

 

そもそも、その「よい」は、自分が思っている「よい」で、人とは違うかもしれません。そのことにも気づいていませんでした。

 

そして今、振り返ってみれば、「あれは違う」と思っているわたしは、嫌なエネルギーを出していたなぁ、と思います。

 

 

昔、就職活動をしていたときのことです。かなり年上の方に、英文科出身だと話すと、「じゃあ、なんでもできるね」とおっしゃるのです。意外なことを言うものだなあ、と思っていると、続けて「だって何もできないものね。」と、ニコニコ笑いながら、おっしゃいました。

 

どなただったかは、忘れてしまいましたが、その雰囲気は覚えています。素敵な方でした。

 

 

今でも、いやいや、大学出たての頃よりは、今はもうちょっとやってきたし.....とか、つい思ってしまいますが、そんなこと、ありません。

 

やってきたことは、今の自分の中に、ぜんぶあります。

 

それをわざわざ、取りだして並べてみたり、人に見せてみたりしなくても、いいのだと思うのです。そんなことしたら、それに足がもつれて転んでしまいそうです。

 

 

余談になりますが、これと一見、対極するような言い方で、「わたしは欠けることなく完全な存在だ」と言うこともありますよね。

 

でも、「たいしたことない」も、「完全なわたし」も、同じだと思うのです。どちらも、何かができなくても、何もできないわたしでも、この世に存在してよくて、世界に歓迎されているのだと思うからです。

 

同じことでも、視点によって、選ぶ言葉が違います。どちらがいまの自分に、力をくれる(もしくは無駄な力が抜ける)もので、より自由になれるのかによって、好きな方を選べばいいのではないかしらね。

 

ことばは不完全で、難しくて、便利です(笑)。

 

≪特別クラスのご案内≫

☀「やさしい站椿功」は、11月24日(土)15:00〜16:30、九品仏・自由が丘で開催します。詳しくは、こちらから。

 

 

☀「陽だまり」とは

「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、りん、とした印象もあります。太極拳を通して、陽だまりのような場を創っていきたいと思っています。

 

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いしい まゆみ(道号:静慧)/ みんみん)

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朝の站椿功

2018.11.16 Friday

(中国、武当山の南岩宮)

 

站椿功をする時間は、決めているわけではなく、今は一日のうちで時間がとれるときにしています。

 

その中でも特に、朝が好きです。

 

じっと立つだけですので、音はたくさん入ってきます。

 

朝は、鳥の鳴き声が、いろいろ、たくさん聞こえます。それがなんとも心地よいのです。

 

夏の間は、虫の声も主張していましたが、今の季節はひっそりです。

 

その他に、生活音もたくさん聞こえます。車の音や、窓を開ける音、何かしらの音。

 

何の音か、わからないものもあります。ほのかに聞こえてくる音を、わからないままにしておくのも、いいものです。

 

 

じっと立っていると、いろいろなことが頭に浮かびます。

 

今朝は、ちょっと反発を感じたことがあって、悶々としていたせいか、それが頭に浮かんで、ぐるぐる、モンモンしていました。

 

ちっともピシッと集中して、立てていませんよね。

 

「嫌だと思うことの裏には、自分が本当に大切にした願いがある」と言いますよね。

 

そちらに目を向けていく方法もあるのかもしれませんが、それはちょっと違う気がして、そのまま「ああ、これが嫌なんだ」と、しておきました。肯定も否定も、しません。

 

その間も、鳥の声は聞こえます。いろんな音も、聞こえます。今日はいいお天気で、肌に感じる空気も、さらっとしていました。

 

わたしは站椿功をしているとき、ふわりと浮くような感じがあります。例えて言うなら、飛行機に乗っていて、ちょっと高度が下がるとき、ふわんと浮くような、あれです。

 

いろいろめぐるものも、感じます。体の中も、外も。ぐるぐると。

 

そんな感じで続けていると、いつの間にかモンモンとしていたあのことも、どうでもよくなっていました。

 

中国にいらっしゃるわたしの先生が、「站椿功で、天と地とつながると、日常の気になっていることが、ささいなことに思えて、どうでもよくなるよ」と、おっしゃっているのですが、まさに、そのとおりです。

 

ひとことで表すなら、「ま、いいや」です。

 

気になっていたことが、気にもとまらないほどの小ささに変る、と言えるかもしれません。

 

昨日のブログで、「あるがまま、存在の本質とは、『静』であり、なにごともそこに帰るのだ」というお話を、スノードームにたとえて書きました。

 

站椿功をするのは、この「静」に帰ることでもあります。

それは中国語でいう「喜悦」、内側から満たされている感覚でもあります。外からの刺激への反応としての喜びではなく、内側からあふれてくるものです。

 

「静」に帰ると、そのあとの一日が、ゆったりと、穏やかになるのです。しずーかに過ごすわけではなく、わりと活動的だったりします。

 

站椿功は、これまでわたしにいろいろなものを感じさせてくれて、もたらしてくれましたが、今でもこれをすると、どんなことがあるのか、ことばで説明しつくせるほどには、わかっていません。

 

わかっていることは、まだ先がある気がすること、です。

 

1回だいたい30分、これを聞くと閉口する方もいらっしゃいますし、実際にやったことある方は、「足が痛い」「腕がいたい」「苦痛だ」などなど、顔をゆがめてしまうかもしれません。

 

でも、苦行ではなくて、本当は楽しいのです。それは、これまで体験していない楽しさなのかもしれません。

 

知らないことは、自分がそれを「知らない」ことも、わかっていないこと、ありますしね。これは、ちょうどそんな感じです。

 

 

☀「やさしい站椿功」は、11月24日(土)15:00〜16:30、九品仏・自由が丘で開催します。詳しくは、こちらから。

 

 

 

☀「陽だまり」とは

「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、りん、とした印象もあります。太極拳を通して、陽だまりのような場を創っていきたいと思っています。

 

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スノードームのように

2018.11.15 Thursday

 

月に2回、「タオを生きることば」のクラスで、老子の「道徳経」を、ゆっくり読んでいっています。

 

読むだけではなく、みんなで感じたことを話したり、体で感じるワークの時間もあります。太極拳は、老子の思想を心身で表現するようなものなので、こんな読み方もできるのです。

 

ことばだけだと「なんのことやら」と思ってしまうことも、あれこれやってみることで、何かしら腑に落ちてきます。「これ」とことばで表現できなかったりしますが、そもそも世の中のものは、ことばで表現できることを超えているのだから、「これでいいのだ」と思います。

 

みなさんと読んでいくことで、わたし自身、ひとりで読むときより、ぐっと深いものを感じます。ありがたい時間です。

 

ちょっと前に、16章を読みました。現代語訳は、こんな出だしです。

 

心をできるかぎり空虚にし、しっかりと静かな気持ちを守っていく。

すると、万物はあまねく生成しているが、わたしにはそれらが道に復帰するさまが見てとれる。

そもそも、万物はさかんに生成の活動をしながら、それぞれの根元に復帰するのだ。

根元に復帰することを静といい、それを命、つまり万物を活動させている根元の道に帰るという。

命に帰ることを恒常的なあり方といい、恒常的なあり方を知ることを明知という。

恒常的なあり方を知らなければ、みだりに行動して災禍をひきおこす(後略)。

(参考:「老子」蜂屋邦夫訳注 岩波文庫)

 

「道(タオ)」というのは、あるがまま、存在の本質です。道を体得している人、それに従って生きている人を、「徳のある人」と呼びます。

 

あるがまま、存在の本質、と言われても、「どういうことなの?」となりますよね。老子の「道徳経」は、それをあれこれ比喩を交えて解説した文書です。

 

そうは言っても、「これが道(タオ)だと説明できるような道は、恒常不変の/本物の道ではない。(第1章)」と言うように、ことばでは説明しきれないのですが、それでもことばを尽くして説明しています。文書ですからね。

 

読む人は、そのことばを頼りに、自分の体験や感覚も足して、その奥に広がる世界を感じていきます。だから人によって、読むタイミングによって、感じることが変わってきます。

 

ひとつ扉を開けると、今まで「知らない」ことも知らなかったことがみえてくること、ありますよね。そんな感じです。

 

さて、16章に戻ります。今回、読んだときに思い浮かんだのは、「スノードーム」でした。

 

スノードームは、手で振ると雪が降りますが、そのままにしておけば、雪はすべて下に落ちます。

 

もともとの恒常的なあり方が、雪が舞っていない状態です。

 

落ち着かせようと、何かをしようとすると、雪が舞ってしまいます。下手すると、何も見えなくなってしまいますよね。静かにしておくのが、いちばんです。

 

老子の超訳本を書かれている黒澤一樹さんは、次のように書いています。

 

静寂は作りだせない。静寂という基盤に、喧噪があるだけだ。

平和は作りだせない。平和という基盤に、争いがあるだけだ。

至福は作りだせない。至福という基盤に、不幸があるだけだ。

静寂も、平和も、至福も、全部、「元からある存在の本質」なんだ。

ただ、絶え間なく続く喧噪や争いや不幸に、覆い隠されているだけ。

(出典:「ラブ、安堵、ピース 東洋哲学の原点 超訳『老子道徳経』」黒澤一樹 著アウルズ・エージェンシー)

 

日常では、「あの人は、わたしのことが嫌いなんだ」とか、「意地悪された」とか、いろんなことが起きますよね。でもこれらは、自分の勝手な解釈だったりします。

 

困ったことに、この解釈、そしてそれに伴う感情は、未来に進むと、膨れ上がったり、ゆがんだりします。

 

たとえばトラブルがあって、誰かと仲たがいすると、傷つきますよね。その傷は、後々に10倍くらいに膨れ上がってしまうこともあります。自分に刃をむけているのは、自分の解釈の仕業です。

 

もしくは「なぜ、あんなことをしてしまったのだろう」と後悔することもあります。実際には、いろんな事情があって「あのときは、できなかった」だけなのに、後々になると、解釈の中でいろんな事情は「なかった」ことにされ、「できなかった」ことだけを取り出してしまいます。

 

こんなこと、わたしも、思いっきり経験しています。ちょっと昔を振り返ると、想像や解釈ばかりで、ちっとも「今」にいませんでした。

 

感情は、将来には持って行けません。過去を思い出すと辛いというのは、今の時点から過去を見て、辛いと感じているだけです。

 

こんなことも、「みだりに行動すれば、災禍をひきおこす」に入りますよね。

 

「スノードーム」というイメージは、日常で勝手な解釈をしたくなったときに、「もともとは静寂で、そこに帰るのだ」と思い出すためには、役に立ちそうです。

 

話は変りますが、後半の方に「恒常的なあり方を知ることを明知という」と出てきますよね。恒常的なあり方とは、「静」です。

 

わたしの道号(道教の修行者の名前)は、「静慧」と言い、「静かであれば、智慧が出てくる」という意味があります。中国の武当山の田理陽師父(武当玄武派第十五代伝人)に、「あなたにはこの2つの要素があるから」と、つけていただいた名前です。

 

本文に、智慧ということばは出てきませんが、何か通じるものを感じました(これも勝手な解釈かもしれませんが。)

 

この田師父は、「老子の道徳経を、みんなに読んであげたらいいよ」とアドバイスしてくださった方です。それだけに、感慨深いものもありますが、くぅーっと解釈の海におぼれそうになる前に、さらっと留めておこうと思います。

 

感激しすぎるときも、なにか”盛っている”かもしれませんよね。(それが悪い、と言いたいわけではありませんよ。)

 

(下の写真は、思い切り、手で雪を舞い上がらせています。つい、やってしまいますね、苦笑。)

 

☀「陽だまり」とは

「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、りん、とした印象もあります。太極拳を通して、陽だまりのような場を創っていきたいと思っています。

 

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