夢の実現のしかた

2020.10.13 Tuesday

(Photo by Xie Okajima)

 

夢の実現のしかたには、いろいろあると思います。

 

大きな夢を抱いて、それに向けて行動していく人もいれば、

夢を描いても、その夢は忘れてしまうくらいでちょうどいい、という人もいます。

 

わたしはと言えば、大きな夢を描くことが、とっても苦手です。

 

子どもの頃、「将来、何になりたい?」と聞かれること、ありますよね。

なりたいもの、ありませんでした。毎日は楽しかったのですけどね。

 

小学生の作文で、「たくさん紙の紙に、ひとつずつ神さまからもらったものが書いてあるのだけれど、風で飛ばされてしまって無くなったとき、最後に残ったものは、希望」というようなことを書いているので、

 

小さなころから今までずっと、希望は持っているようです。

 

大人になってもやはり、「あなたの夢は?」という大きな質問が、苦手です。

 

ロールモデルも、いません。

 

素敵だな、と思う人は、たくさんいます。でも、その人みたいになりたいかというと、ちょっと違います。

 

そこそこ生きてきて、気づいたのは、「将来、こうなりたい」と言えないのは、その時点で知っていることの中に、なりたいものがないと、わかっているからじゃないのかな、と思うのです。

 

たとえば10歳のわたしには、太極拳をする人という選択肢は、ありませんでした。知らないものは、選べません。

 

じゃあ、どうしているのかというと、今、やりたいことをするだけです。

 

なんだか行き当たりばったりですよね。そんなだから、「きみはいったい、どこに行こうとしているのか」と言われることも、あります。

 

自分でも、わかりません。わからないのが、いいな、楽しいな、と思うのです。

 

わたしにとって「自由であること」は、どうやら何よりも大切なことなので、誰かがすでにやっていること、すでに広まっているものを自分がすることには、1ミリも興味がないようです。

 

誰かがすでにやっていることはつまらない、と思っているわけではなく、「もう他にする人がいるから、自分がやらなくてもいいよね」というだけです。

 

オリジナリティと言うとカッコよさげですが、そんなに大げさなものでもありせん。自分の中から組み合わせて出てくるだけで、外に出してみて、人が見たら「別に、ありふれているよね」と見えるものも、あるかもしれません。

 

人がどう思っても、どうでもいいのですよ。自分が、「これとこれ、こんな風にしてみたら、よさげじゃない?」とウキウキして、それを実行してみることができるのが、楽しいのです。

 

そして、後から振り返ればですが、けっこう次につながることも多いのです。コロナ禍の状況では、従来どおりにすることが難しくなったおかげで、思いつきでやってみることが加速した感じがします。一つひとつは、深く考えずに思いついたまま行動しているだけですが、それが実験にもなり、材料にもなり、次の企画が生まれたりしています。

 

人からみたら、小さなレベルかもしれませんけれど、そんなことはどうでもいいのです。

 

こんな風に、行き当たりばったりな感じですが、ときどき、ものすごくカンがいいなと、自分で思うこともあります。

 

まず、太極拳を始めようと思ったことも、そうです。何も知らなかったのですが、最初の先生にお会いしたときに、「この人はすごい」と感じて、習うことに決めました。先生のおかげなのですが、しろうとですし、何がすごいのか、よくわかっていたとは言えないと思います。(その先生の話は、「恩師の訃報:2020年5月21日」のブログに書きました。)

 

ホームページを立ち上げたとき、タイトルを「体と心が目覚める太極拳」としたことや、自分のタイトルと「太極道家」としたことも、そうです。

 

ホームページのタイトルは、「絶対これ」と思って、これ以外に思いつかなかったのですけれども、年数がたつごとに、「いいタイトルをつけたな」と感じます。

 

どう目覚めるのか、まだ発展途上なのですけれどもね。自分の可能性が開いていくたびに、「こういうことだ」と実感するのですが、これまでもそうだったように、これからも、そんな経験を重ねていくのだと思います。

 

言葉が先に出て、その意味や深さを、経験しながら加えてカタチにしていく、みたいな感じです。

 

「太極道家」というタイトルは、SNS上で、いろんな人の意見を聞いてから、自分で決めました。造語です。今の時点では、教える時間が長いので、「太極拳の先生」でいいと思うのですけれども、なんとなくそれには違和感がありました。

 

これまで、わたしの人生に大きな影響を与えてくれたのは、「先生」という存在です。ガツンと言われたり、衝撃的なことを言われたり、お尻を叩かれるようなことも含めて、です。だから自分でも、「先生」という役割が好きです。

 

でも、それだけではないような気がしたのです。それはたぶん、教えるためだけに、自分の鍛錬をしているわけではないからです。

 

太極拳を教えること以外にも、自分を表現する方法や、生かす方法があるような気がします。

 

それが何なのかという全体像は、よくわからないわけですが、これまでもそうだったように、これから生きていく中で、「これだ」と一つずつ、発見していくのだろうと思います。

 

さて、こんな風に、具体的に大きな夢や目標を持つわけではなく、「今の自分にできることは、なんだろう」を積み重ねて生きているわけですが、

 

ときどき、「こんな風になりたい」という抽象的な願いは、出てきます。

 

今年の1月に出てきたのは、「強くなりたい」でした。(そのときに書いたブログは、こちら

 

毎度のことながら、それがどういうことかは、よくわかっていなかったのですが、

 

そのときは、「自分の大切にしたいことを大切にして生きることを、諦めたくない、ということです。大切にしたいことを諦めることは、自分を見失うことでもあります。それが「強くなりたい」ということかなと、今は、思っています。」と書いています。

 

今から見ると、大切にしたいことを、大切にできないかもしれない不安とか、弱さとか、あったのかもしれないな、と思います。

 

わたしは「毎日、諦めないという選択をする」という言葉が好きで、今でも、お稽古を通して、小さなチャレンジを続けていることが、自分への信頼と繋がりを育ててくれていると感じます。

 

そこだけ見ると同じなのですが、今年の1月に書いたときに比べると、「諦めない」というときの気負いが、少なくなったか、なくなったような気がします。

 

「もう強くなったよ」というわけではないのですが、1月に思っていたような「強くなりたい」は、なんとなく超えたかな、と言う気がします。

 

今は、「大きな人になりたい」です。

 

今でも、わりとおおらかだったり、突発的に起きたことに動じないところはありますが、

 

もっと進んで、大きな人になれたらいいな、と思っています。

 

そのために何をする、というわけではなく、今まで通り、やろうと思うことをやって、毎日小さなチャレンジを続けていくだけですが、

 

その先に、自然に大きな人になっていたらいいな、と思います。

 

大きな人って、なんでしょうね。スケールが大きいとか、広い視野で物ごとを見て感じるとかもありますし、心が深くて広いとかもあります。

 

広さだけではなく、深さとか豊かさも、入っている感じです。

 

時間の長さだけではなく、一瞬のふれあいの深さを、ちゃんと感じたい、というのもあります。

 

そんな人だったら、間違いなく、好きになっちゃいます。

 

これまで、毎日小さなチャレンジを続けて、自分への信頼と繋がりを育ててきて思うことは、前よりも自分のことが好きだ、と感じることです。

 

でも、それもここで終わりではなく、もっと好きになれるかもしれませんね。それは、とても素敵そうです。

 

 

 

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