自分を世界に向けて表現する

2020.08.27 Thursday

 

 

5年半前にホームページを立ち上げました。

 

「作ろう!」と思い立ち、デザイナーさんも決め、

 

それなのに、なかなか中身の写真や文章が準備できないという「うだうだ」期が、何回かやってきました。

 

まず、写真を選ぶまでの「うだうだ」、次は文章を作るまでの「うだうだ」です。

 

作業に入ってしまえば、時間はかからずに進むのですが、そのモードに入るまでが長ーいのです。

 

特に最後の文章を作ってアップするまでの「うだうだ」は、かなりのものでした。やりたいと言っておきながら、最後の最後に「行きたくない」と、ダダをこねる子どもみたいでした。

 

そこにあったのは、「こんなわたしが、こんなものを世間に公表してしまって、いいのだろうか」という躊躇です。

 

「この躊躇で、動けない」と、ある人に相談したとき、その人は、ぷっと笑って、「それって、『たいしたわたしだから、たいしたものを作らなければいけない』と思っていない?実は、傲慢なんだよ」とおっしゃるのです。

 

「へっ?ご、ごうまん?」

 

続けて「『たいしたことのないわたしが、これが好きで、いいと思って、やっています』と思えたら、すぐに書けるよ」と話してくださいました。

 

目から鱗とは、このことです。

 

ものすごく納得して、実際、それからすぐに文章を書き、ほどなく、するっとアップすることができました。

 

 

この「うだうだ」期も、大切な時間だったのですけどね。

 

傲慢だった(とは本人、自覚していませんでしたが)わたしは、文章も、「それなりに書かねば」と思っていたようで、あちこちのサイトを見て、どんなことを書こうか考えたりしていました。

 

でも、それは自分の言葉ではありません。幸い、ぴんと来なかったこともあって、無理やりアップすることはありませんでした。


そんなの、わたしじゃないと、わかっていたのかしらね。正直さは、持ち続けていたようです。

 

前述の「たいしたことのないわたしだけれども......」という立場に立ったら、自分の中から、どんどん、言葉が出てきました。

 

それは世間的に見た正解とは違うかもしれませんが(正解なんて、ないような気もしますが)、

 

経験から分かっていることを文章に出来たことは、ものすごくうれしかったです。「今は、これでいい」と思えました。

 

 

何かに取り組むとき、もじもじして、声を出したり、積極的に参加できないこと、ありますよね。

 

積極的がいいと思っているわけではなく、静かに、全体を俯瞰するような立場で参加するのも、いいと思っています。

 

キャラクターの違いとかも、ありますしね。

 

静かにそこにいたい人の立場は尊重したいと思う上で、それでも「自分を世界に向けて表現していくことは、大事だ」と思っています。

 

この言い方は、大げさに見えるかもしれませんね。「自分は表現者ではないし、関係ない」と思う方も、いらっしゃるかもしれません。

 

でも、これは誰にでも当てはまることです。

 

 

7月から21日間やっていた「夏までに頑張る!21日間チャレンジ・ザ・もも上げ」という企画では、わたしが毎日「今日のポイント」を投稿していました。

 

一気にたくさん伝えても流れてしまうことが多いので、1日にひとつだけに絞って、伝えてみました。

 

参加者のみなさんの関わり方は、いろいろでした。積極的に質問や感想を書いてくださる方もいらっしゃれば、静かに参加されている方(オンラインでコメントしない方)もいらっしゃいました。

 

静かに取り組みたい人も尊重したくて、そういう人たちが、声が大きい人たちに圧倒されないように、グループでは「人それぞれの取り組み方でいい」と伝えていました。

 

あまりにおとなしい人は、様子がわからないため、個別にメッセージを送ることもありましたが、投稿は見てそうな人は、そのままにしました。

 

そして21日間終わって、アンケートを読んでいて気づいたことは、満足度の高そうな方は、感想や質問など、コメントを積極的に書いてくださっている方が多かったようです。

 

満足度を5段階で評価してもらったのですが、上に書いた「満足」は、この評価を当てはめたものではありません。

 

満足度の評価基準は個人差があるようで、その結果だけ見ても、あまり役に立ちません。それより、それぞれの質問にどう答えてくださっているか、期間中の様子も含めて全体を見ることで、その方の様子が、なんとなく見えてくる気がしました。

 

コメントを書いてくださると、わたしからも、アドバイスできます。「他の人のコメントを読めたのが良かった」という感想があるように、他の人の役にも立ちます。

 

書いてくださった疑問点をもとに、みなさんに出す「今日のポイント」を書いたこともあるなど、展開も広がります。

 

わたしが一方的に「〇は△です」と21日間書き続けるより、「参加者の〇さんから△という質問がありました。」と答える形で書いていく方が、臨場感も、親近感も、ありますよね。より豊かな場になって、とてもありがたかったです。

 

書くことは、なんでもいいのです。「今日もできました!」だけでも、それが他の方を後押ししてくれることもありますよね。

 

「こういうことが、わからない」とか、「なんだかぴんと来ない」という、ネガティブにとらえられそうな感想も、わたしは歓迎しています。

 

他にも同じように思っている人の、助けになることもありますしね。

 

普段のお稽古でも、わからないときは、どんどんそれを言葉にしてもらうよう伝えています。すると、「この動きは、人間にできるとは思えない」という感想も出てきたり、面白いです。

 

みんなで爆笑しながら、「それなら」と、わたしも工夫していきます。わたしは人間だと証明したいですし(笑)、というのは冗談ですが、こんなきっかけが、みんなの役に立っています。

 

「わからない」でもいい、と言ったのは、まずは、わからないことがわかることに、意味があるからです。わかったつもりより、よっぽどいいです。

 

ただ、「わからない」と言って、逃げてしまう場合もあるので(本人、逃げている自覚はありません)、これが続くときは、「それを言う前に、もう少し興味を持って観察してみて」と伝えます。

 

時間がかかることもありますが、だんだん「わからない」と言わなくなり、感覚が鋭くなってくる方もいらっしゃいます。

 

積極的に参加できないのは、おとなしい性格だったり、気後れしがちだったり、圧倒されていたり、「こんなつまらないこと言えない」だったり、いろいろあると思います。

 

でも、自分の中にあるものを、世界に出したら、何かの動きが始まります。それに他の人が触発されて、気づくこともあったり、

 

なんというのか、世の中を動かす風を起こす、みたいな感じだと思うのです。

 

でもそれを、内にとどめて口を開かなかったら、何も起きません。

 

もちろん、自分の中で熟成させていくことも大切で、なんでも外に出さねばならないわけではありませんが、

 

グループやコミュニティがあって、そこに入ったなら、声を出して関わっていく方が、ずっと得られるものは多くなると感じます。

 

躊躇や、遠慮という名の傲慢さを捨てて、正直に、思っていることや感じていることを言葉にしてみることです。

 

すると、世界は、自分が思っているよりも、ずっと優しいことにも気づけます。これは、わたしの実感です。

 

これまで、そうやって発言して、悲しい思いや恥ずかしい思いをしたこともあるかもしれませんが、それならなおさら、リベンジする機会を持ったらいいと思います。

 

悲しいままで終わったら、嫌じゃありませんか?

 

過去は、今、どう生きるかによって、変えられます。

 

そんなことを言いながら、わたしも圧倒されて、おとなしくなるときもあります。新しい試みを世の中に投げてみるときは、ドキドキしますし、躊躇も出ます。でもだからこそ、「とにかく世に出してみよう」と、思うのです。

 

「えいっ」とね。

 

9月1日から、21日間チャレンジの第2弾として、「やさしく立てたら、やさしくなれる♪体を緩めて、立ってみよう(立禅)」を始めます。

 

今回は、参加するみなさんにどんどんコメントを書いてもらうように、日々、あたたかく、お尻を叩いていこうと思います。

 

現在21人が参加予定ですので、「えいっ」と思うには、よい感じのサイズになるような気がします。まだ募集中ですので、気になる方は、こちらをご覧いただき、お申込みください。

 

 

【9月の特別クラス】

 9月  5日(土)13:00-15:00 「麗屋 弘鈴庵の 立って、歩いて、太極拳(千葉県香取市)詳細とお申込方法はこ  ちら

 

 9月  6日(日)14:00-16:30  「やさしい站椿功」(池尻大橋)詳細とお申込み方法はこちら

 

 9月20日(日)14:00-16:30「たのしい太極扇」(  池尻大橋)詳細とお申込み方法はこちら

 

 9月21日(月・祝)14:00-16:30 「  ホントにはじめての武当太極拳・気功(池尻大橋)  詳細とお申込方法はこちら

 

 9月22日(火・祝)14:30-16:30はじめての形意  拳」(池ノ上)詳細とお申込方法はこちら

 

 

【おうちで過ごそう!応援企画】

すきま時間にできる、カンタン体操を動画でご紹介しています。リフレッシュにも。こちらから。

 

オンラインでの動画レッスン始めました。
 
≪入門編≫
      立ち方、歩き方の≪基本編 ≫と、太極拳の動作の練習としてもおすすめの≪武当五行六合功編≫のセットです。詳しくは
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≪武当太極拳編≫
      武当三十六式太極拳をいくつかに分けてご紹介します。「その1」は、
      第1式〜第10式です。詳しくは
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≪立ち方編≫
      地に足をつけて、自分らしく生きるための基盤を作ります。≪入門編≫の「基本編」第1講の単発講座。太極拳をしない方にも。詳しくは
こちら

 

「陽だまり」とは

「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、りん、とした印象もあります。人が集って、一緒にお茶でも飲んでなにげない話をして、ほっとする場所でもあります。太極拳を通して、陽だまりのような場を創っていきたいと思っています。

 

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いしい まゆみ(道号:静慧)/ みんみん)

太極道家

講座のご案内は、こちらから

 

 


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