Let it be 〜なるようになるさ〜

2020.07.03 Friday

(2019年秋、武当山で、一緒にお稽古した大好きな人たちと)

 

今朝、目が覚めたとき、ビートルズの「Let it be」が、思い浮かびました。

このタイミングって、夢の続きのようなもので、自分の深いところからやってくる気がします。

 

Whisper words of wisdom

魔法のことばをそっと唱えよう

 

Let it be 

なるようになるさ

 

There will be an answer

答えはきっと やってくる

 

下の和訳は、今日の気分であてた意訳です。

 

Let it be、ありのまま、なすがまま、というのが、words of wisdom、智慧のことばですからね。智慧のことばが、あれこれ考え抜いたものではなく、流れに任せる、みたいなものであることが、いいですよね。

 

音楽は、聴く人の”いま”によって、受け取るもの、感じることが、変わるような気がします。

コロナに伴ういろいろな出来事や、変化の中にいる状態で、この歌は、ことのほか響いてきました。

 

音楽って、いいですよね。時代を超えて、寄り添ってくれたり、励ましてくれたり、心をあたためてくれます。

 

 

いま、わたしに起きていることも、この歌みたいだなあと、思いました。

 

7月1日から「夏までがんばる!21日間チャレンジ♪ザ・もも上げ」を始めました。

 

前の投稿に書いたように、「何かを見て胸が痛み、自分の無力感を感じるときにすることは、こんなわたしに出来ることは何だろうと考えて、小さなことを実行する」というメッセージが目にとまり、「いま、できることは何だろう?」と思ったときに、出てきたアイディアです。

 

6月30日、前日の夜11時半に思いついた、ホヤホヤ企画です。

 

「やろう」と思った次の瞬間、「どうせなら、一緒にやりたい」と思って、Facebookで声をかけることにしました。この時点では、21日間もも上げをすること、Facebookで非公開グループを作ること以外、何も決めていません。

 

声をかけると言っても、もう当日です。準備期間など、ありません。

 

こういうとき、「誰も来てくれないかも」と躊躇してしまうことも、ありますよね。「誰も来てくれなくても、自分はやるもんね」と、ちらと思ったのですが、それを言うのも違うな、と感じました。

 

それって、ただの強がりじゃないですか。

誰も来てくれなくても、落ち込まないように予防線を張っているような感じで、実は、ものすごくカッコ悪い(笑)。

 

今回は、人と一緒にやりたいのですよ。素直に、それだけ思えばいいのに、ですよね。

 

最近、読んだ話に、何かを投げかけて応えてもらえるには、「信用」が必要、という文章がありました。よっぽどの著名人は別ですが、そうでなければ、信用してもらえるだけの材料を、自分が投げているかで、結果が決まる、みたいな感じです。集客も、同じですよね。

 

出せる材料を出し切って、それでもまだ足りないなら、「とにかく、わたしを信用してくださーい!」みたいに、全身を投げ出すくらいの勢いで訴える、ともありました。最後は、それね。こういう心意気、好きです。

 

さて、企画がどうなったかというと、朝からぽちぽちと、「一緒にやりたい!」と言ってくれる人たちが現れて、いま現在、わたしを入れて24名になりました。うれしいです(涙)。

 

声をかけた日にスタートしたので、進め方も、走りながら考えます。もともと、前もってじっくり考えるよりは、思いつきで行動する方が向いているタイプです。

 

でも、実際のところは、いろいろと断片的に考えていたことを、一気につなげて、ひとつの企画にした、みたいな感じです。

 

コロナに伴う自粛生活で、「何かできることをしよう」と、「カンタン体操」を無料で公開したり、オンラインの動画レッスン(有料)をリリースしたりしました。

 

どちらも内容には、自信があります。

 

でも、6月から対面のお稽古を再開して、実際に生徒さんとお稽古したり、動画を見てくださった方の意見を聞いたりしたときに感じたのは、その限界です。

 

動画がダメ、オンラインがダメ、というわけではなく、わたしが大切にしたいこと、実現したいことが、できないというだけです。

 

たとえば動画レッスンで言うなら、太極拳の動きだけを習いたいのであれば、それでも十分できるのかもしれません。

 

でも、わたしが大切にしたいのは、「実感」です。「これとこれは、こう違う」とか、自分で体験して、感じる力を育ててほしい、という願いが、強くあります。

 

それが、たとえば今のような状況のときに、自分で感じて、考えて、選択して行動する力になると、思っているからです。それが生き抜く力だと思っています。

 

動画を見てやっているとき、生徒さんが「できているつもり」のことも、実際に対面で見ると、そうではないこともあります。生徒さんが悪いのではなく、知らないことを習うのは、そういうことで、出来ているのかどうか、自分ではわからないものです。先生は、そのためにいるのだと思っています。

 

動画の限界のひとつは、どうしても”見える結果”に引きずられることです。

 

本当は「こうやって、こうやる」というプロセスがあって、その結果として目に見える形で現れるので、プロセスの方が大切です。見える結果に引きずられると、そのプロセスが抜けやすくなります。

 

人によっては、それを補完して動画で習うことができる人もいるのかもしれませんが、そういう人は、たぶん、習う必要ないですよね。(ちょっと実験で、習ったことのない太極拳の動画で見て、どんな感じになるのか試してみようと、思っています。)

 

対面で教える大切さを実感できたことは、「こういうことを、していきたい」と感じる、よい機会にもなりましたが、

 

「もしこのまま人に会いにくい状況が続いたら、この役割は廃業かもしれない」(というのは、ちょっと大げさですが)と、思ったりもしました。

 

直接会わず、人の体にも触らず(クラスでは、触って理解してもらうことが多いです)、どうやって自分が願っていることを実現すればいいのだろうと、頭を抱えていました。

 

自分がそんな状態だったからこそ、活力を取り戻そうと、「こういうときは、もも上げだ!」と、思ったのですけどね。頭を抱えるのも、悪いことではありませんね。

 

今回の企画では、大事なポイントを小出しに伝えていくことにしました。すでにYoutubeにあげている動画では、全部まとめて説明しているのですが、それを分割して、「今日は、これを意識してね」と、ポイントをひとつにするように心がけています。

 

まだ3日目ですが、みなさん、「自分で体験して、感じたこと」を、コメントに書いてくださったりします。

 

もしかしてこの方法なら、わたしが頭を抱えた動画の限界を、突破してくれるかもしれないなと、ちょっぴり期待しています。

 

自分でやった後の感想や質問は、わたしにとっても貴重です。その人になることはできませんが、実感を言葉にしてくれる場合、その人の課題が見えやすいのです。

 

太極拳を教えようと思ったときから、「質問に全部答えられるわけではないから、わからないときは、そのまま伝えよう」と思ってきました。でも数年やってきて感じるのは、生徒さんが実感したことを質問してくる場合は、それなりに答えがある、ということです。

 

どう答えたらいいかわからないのは、「一般的に、こういうけれども」という、聞いた話の場合です。面白いですよね。

 

今回も、一つひとつ答えながら、それなら「明日はこれを説明してみよう」と、思いついたりします。こういう双方向のものは、生き物みたいなので、最初からきっちり準備するよりは、やりながら次を決めていく方が、よかったりします。

 

やってみて気づいたこともあります。わたしには、みんながこうやって自分で取り組んでいく場所を用意して、見守っていきたい、という思いがあります。

 

それは現実の場所としても、たとえば中国の武当山にある先生の武館のような、人が来て、集まれる場所を作りたいな、と、ぼんやり思い始めています。

 

どんな人でも来ることができて、人それぞれ、他人と比較したりすることなく、自分なりに楽しく取り組んでいけるような場所です。休みが足りない人は、まずはゆっくり休んで、しっかり充電できた人は、自分の進みたい道を進む、みたいな場所です。

 

まだ、何も進めていませんが、夢は、ことばに出しておこうと思います。叶いやすくなるかもしれないから。

 

今回はSNSですが、そんな場所をちょっと作れたような気がします。「こういうこと、したかったな」と、改めて思いました。

 

まだまだ、あります。

 

何かに取り組むとき、「できない」と感じる中には、要領がわかっていないだけのことも多いのです。同じように見える動作でも、目撃が違うと、やることが違います。その違いがわからずに、「できない」と挫折してしまうことも、多いのではないかしら。

 

大切なのは、目的と、それに合うやり方です。それがわかると、「できない」を、軽々と越えられることも、あります。

 

たかが”もも上げ”、されど ”もも上げ”です。今回で、そんな体験をしてもらえたらいいな、と思っています。

 

 

(ほろほろ泣いてしまった動画です)

 

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「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、りん、とした印象もあります。人が集って、一緒にお茶でも飲んでなにげない話をして、ほっとする場所でもあります。太極拳を通して、陽だまりのような場を創っていきたいと思っています。

 

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いしい まゆみ(道号:静慧)/ みんみん)

太極道家

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