優しさが戻ってくるとき

2020.06.04 Thursday

(今日の夕方の空は、とてもきれいでした)

 

 

「コロナは、自分にとってどんな意味があると思うか」という話を、ときどき、いろいろな人と話します。

 

人それぞれで、「そうなのか」と、つい聞き入ってしまいます。体験からの話は、耳を傾けさせますよね。

 

わたしにとっても、いろいろありますが、ひとつは、社会に優しさが戻ってきた気がすることです。

 

辛い話もありますので、すべてがそうではありませんし、全体の割合としてどうなのかは、わかりませんけどね。

 

ときどき、「コロナ支援サイト」という、売上げが落ちてしまった方たちが、そこに投稿して、通販で、お買い得価格で販売のお知らせをするサイトで、お買い物をします。

 

ものすごくおいしそうな、餃子や、お肉や、フルーツや 海産物などがお得なお値段で載っていて、もちろん生産者さんへの支援もありますが、お買い物と、ごはんを作る手間という、自分への支援にも、なっていました。

 

そのサイトの管理人さんが書かれていたことが、とても印象的でした。

 

いきなりの通販で、不慣れな生産者さんも多く、連絡や商品の到着が遅れることもあるそうなのですが、それに対するクレームは、ないのだそうです。生産者さんたちも、誠意をもって届けてくださっているからか、商品へのクレームもなく、すごくいい感じに回っているようなのです。

 

いい話だなあ、と思いました。

 

コロナ前の通販は、どんどん進んで、「今日頼んで、今日届く」になったときには、「そこまで来たか」と思ったりしたのですが、

 

便利さを追求した結果、「遅い」「届かない」というイライラも、生み出していたような気がします。指定時間に届けても、不在で再配達をすることも、多かったようですし(わたしも、何度も間に合うように帰れなかったことがあり、これについては申し訳ないです)。

 

配達も、今のように「運んでくださって、本当にありがとうございます」という状況だと、

 

応援する気持ちと、感謝と、「がんばろうね」という気持ちが膨らんで、おおらかに、優しくなっているような気がします。

 

届いた商品にも、手書きのメッセージや絵が添えられていり、知らない人なのに、心がほこっと温まることもありました。

どうなるのか誰にもわからない状況で、人の優しさに触れることで、自分の優しさを取り戻すことも、ありました。ありがたいです。

 

こんな現象を「不便益」と言うのだ、と教えてくれた人もいました。

 

確かにコロナ以前の状態にくらべたら「不便」とも言えますし、わたしも「不便になったら、人が優しくなった」と、表現したこともあります。でもそれに対して、「不便という言葉には、違和感がある」と伝えてくれた人もいました。

 

わたしも、最初に「不便益」と聞いたときには、ちょっと違和感がありました。実際、不便ではありませんし、どちらかというと、行き過ぎた利便性が、ちょうどいいレベルに押し戻されたような感覚です。

 

どの言葉が適切かという話ではなく、どの視点から見るか、かしらね。

 

自分と違う視点を持つ人が、同じ言葉を聞いたときに違和感を覚える、みたいな感じです。「そっちから見たら、そう見えるんだ。こっちから見たら、こんな感じだよ」と、率直に話すことができるのも、優しさのひとつだな、と感じます。

 

 

地球にも優しくなりましたよね。

 

空気が澄んで大気汚染が改善された話も、各地から聞こえてきます。

 

東京でも、自粛が始まった頃、「今年の緑は元気できれいだな」と感じました。

 

まだ慣れない習慣に、四苦八苦することもある中で、目を見張るほどエネルギッシュな緑は、とても印象的でした。

 

ほかの地域でも同じように、植物に力がある、と言っていた人もいましたし、虫が多いと言っている人も、いました。

 

遠くに出かけるのを控えているとき、近くの木々や緑の勢いには、とても励まされ、癒されました。

 

 

わたしがこの、「優しさが戻ってきている」という話をしたとき、聞いてくれた人が、「それは、普段からそういうことを気にかけている?」と質問してくれました。

 

そう聞かれて、これが自分の願いにつながっていることを、思い出しました。

 

人は誰でも、本当は優しいのだと思います。でも状況によって、優しいままではいられないこともあると、思っています。

 

優しいままでいられない経験も、大切です。何が心地よくなく、何が嫌なのかわかると、自分が何を大切にしたいのか、わかるからです。

 

それを重ねていくうちに、心地よくない状況になったとしても、そこから抜け出して、自分の優しさを守れるようになれたらいいな、と思います。

 

今の状況で、その優しさが戻ってきているのを感じると、「願いは叶うのだ」と感じます。そこに自分が何かをしたわけでもないのですが、叶っているなら、それでいいですよね。

 

現実には辛いことも起きているので、こんなことを言うと、それこそ視点によっては、誰かの逆鱗に触れるかもしれませんが。

 

辛い話や苦しい話に引きずられがちになりますが、心をほぐしてくれるような、いいことに目を向けるゆとりを、いつも忘れずにいたいです。

 

それは、前に進む力にもなりますよね。

 

 

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いしい まゆみ(道号:静慧)/ みんみん)

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