2020.04.27 Monday

 

ミートソースを作るときに、いつも思い出すことがある、と、先日のブログにも書きました。

 

23歳で、イギリスで初めて自炊生活をするようになったとき、作り方を教えてくれた人です。

 

でも他の友人から、「あいつは嘘つきだから、君が騙されるのを黙って見ているわけにはいかない。もう会うな」と言われて、複雑な思いを抱えながらも、「わかりました」と、もう会うことはありませんでした。

 

あれから年月が経っても、ミートソースを作るたびに、そのことを思い出します。「マッシュルームは火が通りにくいから、別に炒めてから混ぜるんだよ」という手順も、きっちり守っています。(詳しくはこちらのブログの後半に書いています)

 

ミートソースを作りながら、また思い出したこの話を、InstagramとFacebookに書いたとき、何人かの友人たちが「素敵なお話だね」とコメントを寄せてくれました。

 

ものすごく意外でした。自分にとってはまったく素敵ではない話が、他の人から見たときにはそう見えるのだ、ということが、衝撃的でした。

 

友人たちの反応を疑っているわけではなく、「え?そんな風に見えるの?」という、別の視点から見た事実に驚いただけです。

 

書いてくれたコメントを読むたびに、泣けてきました。絞り出るみたいな涙でした。

 

そのうちのひとりが「彼は、まゆみと仲良くしたかっただけなんだよね」と書いてくれて、それも心にずしっときました。

 

嘘はついたのかもしれないけれど、それでわたしが傷つくことはなかったし、被害を受けることもありませんでした。

 

この話を、これまでに何か解決しようと思ったことはありません。ただミートソースを作るたびに思い出すだけで、感情が揺れることもありませんでした。

 

でも文章に書いてみたとき、この話が、あのときのまま、ただ残っているのだと感じました。

 

しんみりしていた翌日、キーワードから創造性を発揮しようという内容のオンラインの集まりに参加しました。

 

しんみり内に深く潜っていたい気持ちもありましたが、そんなときでも、外に出てみるのはいいものです(オンラインですけれも。)

 

決まっていたお題のキーワードは、「音」「嘘」「波」。

 

ああ、驚いた......。

 

そこで再び、同じ話を聞いてもらいました。

 

この話を解決しようと思ったことはない、と書きましたが、気づいたことがありました。

 

あのときのわたしは、自分で行動を決められませんでした。

 

嘘をついているのかもしれないけれど、それでわたしがひどい目にあったわけでもありません。でも、騙されることを心配してくれた人の気持ちを汲んで、「もう会いません」と決めました。

 

その後も、他の友人がぽそっと言った「でもあの人、いい人なのに」という言葉が、ずっと心に残っていました。

 

その言葉自体は英語だったので、「なのに」というのは、わたしなりの変換で、まさに、あのときの気持ちが表れているような気がします。

 

今なら、人のアドバイスは聞きつつ、最後は自分で決めると思います。

 

もやもやしていた気持ちは、「流されただけで、自分で決めていなかった」ということなのかもしれないな、と。

 

嘘をつかず、正直に生きることは、わたしにとっては大切なことです。

 

道徳的にも、嘘つきは泥棒の始まり、と言ったり、オオカミ少年の話のように、ダメと言われますよね。

 

でも、どれが嘘で、どれが本当かなんて、本当のところはわかりません。

 

こちらから見て嘘に思えても、相手は、本気でそう思っているかもしれませんし。傷つけないための、優しい嘘も、あります。

 

それは「自分のとらえ方次第だ」と言っていた人がいました。

 

本当だと思えば本当だし、嘘だと思えば嘘だし、どっちを選ぶも、自分次第ですよね。

 

もっと言うなら、嘘でも本当でも、どうでもよくて、その先にある、自分がどうしたいのかを自分で決めることの方が、大切なのかもしれません。

 

今、このときに、この話を表に出す機会があって、よかったな、と思いました。聞いてくれた方々と機会に、感謝です。

 

 

今でも、自分では素敵な話だとは思えていませんが、自分の正直さは、現れているような気がします。

 

嘘もあっていいけれど、

 

自分には、素直に正直で、毎日を過ごしていきたいと思います。

 

 

前回のブログでも書いたとおり、自分なんてものは本当はなくて、出会った人と、場所と時間での経験から出来ているような気がします。

 

あるとすれば、それをどう感じて、受け止めて、いちばん最後のちょっとした選択をする部分だけ、かしらね。

 

自分を表現するとか言いますけれど、それもすべて、おかげさまなのですね。

 

ふう。

 

...当時の写真箱をひっくり返してみたら...ありました。写真が。この話に出てこない友人が、ひとりだけ混じっていますけれどもね。

 

 

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「陽だまり」とは

「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、りん、とした印象もあります。人が集って、一緒にお茶でも飲んでなにげない話をして、ほっとする場所でもあります。太極拳を通して、陽だまりのような場を創っていきたいと思っています。

 

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いしい まゆみ(道号:静慧)/ みんみん)

太極道家

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