いますべきこと したいことを する

2020.04.17 Friday

(Photo by Xie Okajima)

 

新型コロナウィルスの感染拡大防止のために、緊急事態宣言も出されました。

 

不要不急の外出は、よりいっそう、自制を求められています。

 

とにかく家から出ないなど、いますべきことは決まっています。それは、医療関係者や物流、スーパーなどの食料品関係、ドラッグストアなど、仕事柄、外に出ざるを得ない人たちのためでもあると、思っています。

 

それ以外の部分で、どう行動するかは、それぞれだと感じています。

 

例えば、海外に住む人、旅行中の人の中でも、帰国する人、留まる人、両方います。どちらが正解ということはなく、ただ、その人自身の選択なのだと思います。それぞれストーリーがありそうですよね。

 

わたしは、とりあえず3月末からすべてのクラスを休止しました。期間は、最初は4月8日まで、今は5月8日まで延ばしています。この先も、また延びるかもしれません。

 

当初は、1か月くらいの辛抱かなと腹をくくったのですが、そうでもなさそうです。

 

感染が収束する兆しは、まだないですし、もしそれが見えてきたとしても、長期化しそうですよね。ヤマを越えることはあるかもしれませんが、すぐに元の生活に戻ることはないのでしょう。

 

いろんな意味で、馴れていくというか、共に生きていくことになるのだと思います。

 

あるとき、これは長引くのだと実感したとき、「今は休もう」では済まないのだという思いが、不安を伴ってやってきました。

 

ぐっと落ちたその日は、ものすごい豪雨でした。気圧が低くなるときがダメなことと、自分のリズムの関係もあり、どうやらぐっと落ちたようです。翌日は「なんだ、そうか。あれ、ふつうじゃなかったよね」と、持ち直したからです。

 

でも、どんな理由でも、ちゃんと不安を感じることも必要だったな、と思います。

 

さて、ではどうしていこうかというとき、外の世界で起きることに合わせて自分の行動を決めるよりも、まずは内に深く入ることが大事だと思っています。

 

世界が変わっていくのは自然なことで、今の動きは相当大きなものだとしても、これまでだって、いろいろ経験してきています。生きてきた中で、大きな震災も、テロも、戦争も、直接の被害にあったわけではないとはいえ、いろいろありました。伝染病、感染症も、新しいものが出てきて、脅威となったことも、ありましたね。

 

そのたびに心を痛めたり、揺さぶられたりしました。

 

それだけではなく、自分個人でも、辛いことも、これはもうだめだと思うことも、ありました。

 

それでも、人に助けられたり、希望の光を見い出したり、おかげさまで、ここまで生きてこれたと思います。なんだかんだ言って、これを、しあわせというのだろうと思います。上にはマイナスなことを書きましたが、うれしいこと、楽しいことも、たくさんありますしね。

 

今回の件で人生観が変わった、と言った方がいらっしゃいました。

 

そういうことも、あるのかもしれません。人それぞれですしね。でも「そうじゃありません?」と聞かれたときに、「そうでもないかな」と思ったのです。

 

もちろん、今回のことで新たに感じたこともあります。

 

例えば、日本人であること、です。ここ10年くらい、「パスポートは日本だし、日本語がいちばん得意だけれども、それだけのこと」と思ってきました。日本人という面は、わたしの一部ではあるけれども、全部ではありません。相手にもよりますが、日本人の面を見る人もいれば、それと”わたし”という人を混ぜずに付き合う人も、います。

 

わたしは地球に住む人だし、住むところも、どこでもいい、と思っていました。

 

でも、最初に中国の武漢で感染が拡大して、現地に住んでいた日本人に迎えのチャーター機が出るのを見たとき、「こういうときは、やはりそれぞれの国なのだ」と実感しました。

 

国籍とか人種に優劣はないし、それは人の本質とは関係ない、という思いはそのままですが、緊急時になったときに、これだけ広い世界で全員を守るためには、国のように区分けして守るしかないことも、あるのだと思いました。

 

そういう、いくつかの価値観の広がりみたいなものはありますが、

 

自分の内にある大切にしたいことは、そんなに変わっていない気がします。

 

この世の人は、みんな愛されて生まれてきているはずです。

忘れてしまっている人も、忘れてしまっていることも、多いかもしれませんが。

 

だから本当は、みんな優しい人なのだと思います。

ただ環境や状況で、優しいままでいられないことが多いだけかもしれません。

 

できるだけ優しいままでいられたらいいな、と思います。わたしも、他の人も。

 

それでも悲しいことも、辛いことも、起きることはあるだろうし、

それを悲しんだり、怒ったり、泣いたりしてもいいのだけれど、

 

根底にある優しさを自分が思い出したら、また生きていけるのではないかしら。

 

太極拳とは、常に調和を求めるもので、それはこの世にあると思えばあるし、取り戻すだけだと思っていますが、

 

不調和だらけのこの世にも、愛着はあります。不調和があるからこそ、それをきっかけとして自分が大切にしたいことがわかることも多いですし、

 

不調和だからこそ、その中で優しい調和を求めて生きようとするのだと、思います。

 

 

状況はいろいろと変化しているため、これから先の明確な展望があるわけではありませんが、

 

もともと大きな目標を立てるのは苦手で、「今、こうしよう」と思うことをやっていく方が性に合っているので、自分が大切にしたいことを大切にしながら、都度、決めていけばいいと思っています。

 

今は、ずっとやろうと思いながら実行できなかったことや、不要なこだわりが邪魔して出来なかったことを、「もう、いいや」と取り払って、やり始めています。

 

そんなに体裁を整えなくてもいいと、あきらめました。またひとつ、自由になれたと思います。

 

有料のオンラインでの動画視聴レッスンもそうですし、無料で公開している今すぐできるカンタン体操の動画も、そうです。

 

お稽古が休止になる間、生徒さんが自分で練習できるようにする工夫も、進めています。まずは、武当三十六式太極拳の解説ビデオを作成していて、これまでにお稽古したところまでを収録しています。お稽古代わりなので有料ですが、準備でき次第、お知らせします。

 

ひとつずつ、自分が嬉しいと思うかどうかを大切にしながら進めています。みんなが笑ってくれたらいいな、という願いはありますが(結構、強い願いではありますが)、まずは自分が楽しいと思えないと、ですしね。

 

何をするかという行動は、外の環境の変化により変わっていくかもしれませんが、どんなときでも、内にある大切にしたいことを守っていれば、自分が納得できる選択が取れるような気がします。

 

がんばろうね。

 

夢は、まだあるのだ。希望も、あるのだ。笑顔も、あるのだ。

いつも、ここに。

 

 

オンライン視聴できる動画レッスンを開始しました。

 遠方で通えない方、ご自宅でじっくり練習されたい方に。詳しくはこちらから。

 

≪”おうちで過ごそう” 応援企画≫は、ご自宅でカンタンにできる運動をご紹介しています。

 笑顔と活力を失わないためにも、ぜひ。詳しくは、こちらから。

 

 

「陽だまり」とは

「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、りん、とした印象もあります。人が集って、一緒にお茶でも飲んでなにげない話をして、ほっとする場所でもあります。太極拳を通して、陽だまりのような場を創っていきたいと思っています。

 

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いしい まゆみ(道号:静慧)/ みんみん)

太極道家

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