ことば

2019.12.29 Sunday

(2019年秋 武当山で 共に生活してお稽古した 大事な人たちと)

 

ことば を、とても大切に思っています。

 

欠かせない表現方法のひとつですし、かけてもらったことばや、文学作品のことばに、生きる力をもらったことも、たくさんあります。

 

この世界には、ことばを超えるものもたくさんあって、どうやっても表現しきれず限界を感じることもありますが、

 

「いいものは、いい」というように、その片鱗にでも触れられるようなことばを、瞬間で感じて、表現していきたいと思っています。

 

今は、ことばを扱うときには、とにかく正直であることを、大切にしていますが、ずっとそうだったわけではありません。

 

わりと小さな頃、小学生の頃は、「こうやって書いたら、読む人を惹きつけられる」みたいなテクニックを使っていましたし、

 

10代の頃は、心の中を覗かれることが嫌で、「本当のことは書かない」と思っていました。

 

今から見ると、「わかってもらえない」と、思っていたこともあるのかもしれません。

 

それでも、小さな頃から本が好きで、知らない外国のお話など読んでは、空想してひたったり(特に、食べ物には、やられました)、

 

だからというわけでもないのですが、なんとなく文学部に進んで、でも結果、それにどっぷり浸り、心というよりは全身が震えるような体験をいくつもして、

 

でも、もっと現実的な世界で生きるのだと思って(だったのか?)、新聞記者になりたいと思い、新聞を毎日、3〜4時かけて隅から隅まで読むようになり、

 

試験対策のために小論文を書く練習をしている中で、「自分の思いを書くためには、そのことについて知らないと、何も書けない」という体験をしました。

 

「知っている」と思っていることでも、いざ、書こうとすると、ことばが何も出てこないことも、何度もありました。いろんな方面から見ていくと、だんだん、そのことが立体的に見えるようになってきます。もちろんすべてではないのですが、そこでようやく、書けるようになってきます。

 

この頃の文章を読んで、「きみの文章は、ゴツゴツしているね。」と言った人がいます。女性には、流れるようになめらかな文章を書く人もいるのですが、わたしの場合は、およそ女性らしくなく、けっこう男性的だったそうです。

 

ゴツゴツは、きっとそのときの正直な自分で、いつの間にか、変な表面的なテクニックを使うこともなく、「自分の心の内を知られたくない」と思うこともなく、正直に書くようになってきたと思います。

 

盛りすぎず、下げ過ぎず、常に正直に等身大で書くことは、望んでいる生き方にも、通じると思っています。

 

 

表現方法とは、人それぞれで、わたしにとっての一番のそれは、今のところ、カンフーです。

 

そこには、ことばを超えるもの、時間や空間を超えるものがあると感じます。

 

でも、それを伝えるとき、ことばは必要です。人は、どうしても目に見えるものに目がいってしまって、見えるものに騙されがちだからです。

 

でも本当は、星の王子様も言っているとおり、「大切なことは目にみえないんだよ」なのだと思うのです。

 

そのためか、「太極拳とは」という一般的な説明を、定形のように持っているわけではありません。聞いてくれた人、そのときの状況によって、出てくることばが変わります。そして、それこそ溢れるように出てきます。

 

お稽古のときも、目に見えているものの先にあるものを伝えたいし、感じてほしいから、すごくしゃべります。「動きながら、よくあんなに話せる」と言われるほど、しゃべり続けます。

 

でも本当は、太極拳をするときにいるところは、静かで言葉がない世界で、言語を話すという機能とは同居していないような気がするのです。

 

入り込んでいけばいくほど、話せなくなってきて、実際、「これがこうで、あれがああ」とか変なことを言っていたり、左右を間違えたりしています。

 

ちょっと狂ってくるような感じですが、それでもなぜか、それなりに両立できる(太極拳をしながら、ことばも話せる)のは、ことばを超える世界だからこそ、ことばが大切で、その橋渡しをすることが、したいことのひとつだとわかっているからなのかもしれません。

 

 

ことばには限界がある、と言いながら、こういうものを書くときには、ことばが溢れてきます。決して、スムーズに書けるわけではないのですが、「書かずにはいられない」ときが、あります。それで、長いブログになってしまいます。

 

短いものだと、じっくりことばを選ぶことも多いのですが、

 

そうかと思うと、まったく何も書く気がしないときもあります。

 

「これ!」と思って書き始めても、「違う」と消してしまうこともありますし、「これ!」と思ってから数時間後に書こうとすると、何も書けなかったり、

 

タイミングって、あるのです。

 

わたしにとって、書くことは、「今」であることが、大切なようです。

 

ブログを始めたときは、「書き溜めていくといい」なんて思いましたし、Facebookページで「太極拳、あるある、ないない話」を毎日連載していたときにも、「これをあとで何かに使って」なんて思っていました。(注:「太極拳、あるある、ないない話」は、終了していますが、過去のものを読むことはできます。)

 

でも結局、多すぎるのです。そして自分もどんどん変ります。必要なら、そのときに改めて、自分の中からことばを引き出すほうが、ずっといい、と思うようになりました。

 

つくづく、効率的ではありませんよね。

 

もちろん、過去のものを、読んでいただく分には、うれしいのですけれどもね。

 

さて、今のところ、「書かずにいられない」欲求は冷めそうにないので、来年も引き続き、いろいろ書いてみたいと思っています。

 

ひとつは、いつも来てくださる生徒さんに、1月にいらっしゃる方には、何かしらのメッセージをつけてお渡ししようと思っています。(はじめての方は、書けないので失礼させていただきます)。

 

わたしが感じているその方だったり、変化だったり、これから伸ばしたいところとか、何になるかは、わかりませんが。その時々、いろいろな方にかけていただいたことばに、救われて、励まされてきたように、わたしの勝手なことばではあっても、手を離れていったときに、何かできるかもしれませんしね。

 

そして、メルマガというものも、やってみようと思っています(書いてしまった.....)。Instagramで「わたしのすきなもののこと」をテーマに、ときどきポチポチ書いているのですが(Instagram(@mayuminmin927))、そのポチポチ感が好きで、

 

太極拳だけではなく、日常のポチポチを書いて送る、みたいなものにしようと、思っています。太極拳の話も入ってくるでしょうし、講座のお知らせみたいなものも、含まれるとは思いますが。

 

それから、「その人の話を聞く」ことも、してみようと思っています。以前ブログで「陽だまりの人」というインタビュー記事を書いたことがあります。掲載したのは3人だけですが、その方のお話のほかに、「編集後記」として、わたしから見たその方を、書いてお渡ししていました。それが、「ラブレターみたいで、うれしい」と言われたことあり、それもペアで書こうと思っています。

 

今度はブログに掲載するのではなく、個人的に受けて、お渡しして、という形にする予定です。この件は、もうちょっと概要を決めたら、あらためてブログに書くつもりですが、興味がある方は、いつでもご連絡ください。

 

長いブログ、今日もここまで読んでくださり、ありがとうございます。

ことばは、読んでくれる方がいらっしゃるから成り立つもので、役割を果たしてくれるのだと思っています。

 

来年も、どうぞよろしくお願いします。

 

(...と言いつつ、きっとこれが今年最後のブログではないと思います。なんだか今、書くことがまったく追いついておりません。そんなことも、あるのだ。)

 

 

※「新聞記者になりたい」という挑戦がどうなったか知りたい方は「夢はかなう」(2018年3月30日)へ、どうぞ。

 

 

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☀「陽だまり」とは

「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、りん、とした印象もあります。太極拳を通して、陽だまりのような場を創っていきたいと思っています。

 

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いしい まゆみ(道号:静慧)/ みんみん)

太極道家

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