宇宙のパズルに、ぴたっとはまるとき

2019.02.27 Wednesday

 

「ありのままの自分」と言いますよね。どんなイメージでしょうか?

 

最近、上の絵のようなイメージが、思い浮かびました。

 

いちばん上の場合のように、宇宙のパズルに”わたし”という1ピースが、ぴたっとはまるイメージです。

 

ぴたっ、と言うと、窮屈そうに感じる方もいらっしゃるかもしれません。

でもたとえば、地球の約7割は海です。水の特徴は、抵抗せず、環境に応じて自由に形を変えることです。

そして地球も、宇宙も、動いています。ぴたっとはまりつつ、ゆるゆる、自分もまわりもゆったり流れているというイメージです。

 

自分が動くとき、その波は全体に伝わります。逆も同じです。そしてそれは、調和が取れています。

 

すごく力強くありませんか?絶対的な安心感も、あります。

 

そうではなく、

2番目のように、自分を守るために鎧で武装して戦おうとしていたり、

3番目のように、自分を無理に大きく見せようとしていたりすると、

 

パズルには、ぴたっとはまりません。

 

こう書くと「2番目、3番目はダメだよね」と受け取られるかもしれませんが、そう言いたのではありません。なぜなら、2番目も3番目も、それから他のはまらないケースも、自分なりに精一杯やっていると思うからです。

 

わたしも過去に、すごく2番目だったことがあります。

 

自分が弱いから、守ろうとして鎧を着ているうちに、着ていることを忘れてしまい、「ありのままの自分」がわからなくなってしまったような感じでした。

 

すごく不満があるわけではないけれど、なんだか楽しくないし、何をしたいのかわからず、迷子のような状態でした。

 

鎧を着ることが当たり前になっていると、脱ぎ方もわかりませんし、脱いだら不安です。いつ敵にやられてしまうか、わかりません。(周りが敵だと思っていたら、そもそもパズルにはまりたくないですよね。)

 

頭でっかちで、「〇をするために、準備として△をする、次に×をする」と、理屈で動くような感じでした。

 

そんなわたしに、「みんな、あなたのように何でもできるわけではない」と言う人もいましたが、「わたしだって努力している」と反発したり、「それはやらない人の言い訳だ」とまで思っていました。

 

怖いですよね。実際、「近寄ったら怒られそう」という印象もあったようですが、それも「憎まれっ子、世にはばかる」という言葉で、よしとしていました。

 

鎧を着ているのですから、怖がられて当然です。相手は、怖がって逃げるか、もしくは自分の方が強いと思えば、攻撃してくるでしょう。

 

では、鎧を着ていれば無事なのかというと、そうでもありません。怖いと言われれば、心は痛みます。なにより、本当の自分の思いは、鎧に隠れて外に出ていません。

 

自分という軸がないから、表面を固めることしかできなかったのかもしれません。

 

この頃、わたしに「あなたは行動しなければ、何も得られないと思っているでしょう。待つことを知らない。」と、言ってくれた人たちがいました。

 

すんなり受け入れられたわけではありませんが、どこかで「そうなの?」と思っていました。

 

そして今は、そのことばどおりだ、と思うようになりました。

 

上の絵の、いちばん上の場合のように、宇宙のパズルに自分がぴったりはまったら、たぶん遠く離れたところの波動も自分に届きます。逆に自分の波動も、地球の裏側にも届くでしょう。

 

そうなると、自分が〇をしたから△が起こり、ではなく、庭を掘ったらお宝が出てきたり、遠いところで自分がまいた種が花を咲かせたり、自分だけの小さな世界の”原因→結果”では、起こりえないことが起きてきます。

 

ありのままの自分として生きることは、とってもパワフルだ、というのは、こういうことだと思います。

 

 

ありのままとは、老子のいう「無為自然」にもつながります。

 

無為とは、何も為さないこと、自然そのままのこと、

自然とは、自ずと然り、調和に満ちた世界のことです。

 

生態系は、もともとそうですよね。個としては生死があっても、全体は動き続けます。少なくとも、今のところは。

 

何も為さず、あるがままであれば、宇宙の動きと同期し、全体として大きく動き始めます。それが調和です。

 

 

「あるがまま」のひとつは、別の人になろうとしないことだと思っています。

 

「あの人、いいなあ」と憧れるのはいいですが、わたしは”あの人”ではありません。

 

でも「いいなあ」と思うあの人に、わたしの中にある種が反応して、ムクムクと芽が出ることは、ありますよね。うらやましいこと、嫌でたまらないこと、どちらにも「わたしは誰なのか」を見つけるヒントがあると、思っています。

 

「あの人の白い花、きれいね。わたしは赤い花を咲かせるのよね。」みたいになれば、いいですよね。

 

 

ありのままの自分は、言葉で表現できるものではなかったり、タイミングによって変わったり、たくさんあるかもしれません。いずれにしても、どれもそのときの自分にとって居心地の良いものでしょう。

 

それを探す方法は、いくつかあると思います。好きなこと、頼まれなくてもやってしまうことなどにも、そのヒントはあります。嫌でたまらないこと、許せないことは、裏に大切にしたいことが隠れていることも多いです。

 

わたしもいろいろやりましたが、自分を強く感じさせてくれたのは、站椿功(立禅)です。

 

体の余計な力を抜いて、最小限の力で立ち、心を静めていくと、ありのままの呼吸が現れます。大地や天とのつながり、縁(えにし)ができます。

 

天地との縁ができれば、エゴの自分、鎧を着た自分は、もう必要ありません。だって、絶対的に安心ですからね。

 

静かに立っていると、涙があふれてくることも、なんどもありました。「ひとりではないのだ」とか、「ひとりで頑張らなくても、助けてくれるのだ」と安心を実感できたときも、ありました。

 

中国語では、これを「喜悦」と言います。日本語だと、至福、かしらね。

 

これがあるから幸せだ、とか、これを成し遂げたから幸せだ、というものではなく、ただ、存在するだけで幸せな感覚です。

 

日常の小さな悩み事は、どうでよくなってきます。

 

「ま、いっか」と、自然におおらかな気持ちになれます。

 

至福を感じたとしても、いつも上手くいくことばかりではありません。困ったことも、起きます。でも、自分の捉え方は、かなり違ってくる気がします。そして捉え方が軽やかになれば、楽に過ごせる気がしています。

 

 

ふりかえって、ありがたいな、と思うのは、折にふれて「それは違うよ」と言ってくれる人たちがいることです。

 

「あなたは待つことを知らない」も、そうですし、わたしが「憎まれっ子世にはばかる」と思っていたときにも、「それは違うよ、嫌われていいなんてこと、ないでしょ」と、真実を言葉にしてくれた友人もいます。「あなたは自分を大切にしていない」と、何度も言ってくれた人もいます。

 

なかには、言われると苦しいこともありましたが、「今の自分が良かれと思ってやっている、これじゃないんだ」と気づかせてくれるきっかけになりました。うっすらとだったり、ガーンとだったり、いろいろでしたが。

 

これも、宇宙は自然と調和に向かって動いていることのひとつだと感じています。

 

人のことばには、聞く耳を持つものですね。耳に痛いものであれば、なおさら、です。

 

 

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3月17日(日)14:00-16:00は「ー5歳のハッピーウォーク」です。詳細とご応募方法はこちら

 

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☀「陽だまり」とは

「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、りん、とした印象もあります。太極拳を通して、陽だまりのような場を創っていきたいと思っています。

 

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いしい まゆみ(道号:静慧)/ みんみん)

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