ないものねだり

2018.07.27 Friday

(2016年春、武当山で出会った子猫)

 

先日、友人が、「小顔=きれい、かわいいという認識が、いまひとつピンとこない」と言っていました。

 

わたしはこれまでの人生で、「顔が小さくていいね」と言われたことが結構あります。どうやら多くの人の認識では、「小顔=いい」らしいです。

 

でもフランス人の男性に聞いた話だと、また違うのです。日本に来てたくさんの人から「顔が小さいですね。」と言われて、そのたびに、ムッとしていたのだとか。頭が小さい=脳みそが少ない=ばか、という認識だそうなのです。

 

猫の例も、あります。イギリス在住の日本人が、アメリカンショートヘアーのブリーダーのところに子猫をもらいうけに行ったときのことです。みんな血統種つきで、親はコンテストのチャンピオンという子もいる中、ブリーダーさんから「この子がおすすめ!」と見せられた子が、どうにも......鼻ぺちゃで、受け入れられなかったのだとか。

 

その隣にいた、お鼻がしゅっとしている子を指して、「この子にしたい」と言ったら、ブリーダーさんは「ええーっ、その子で本当にいいの?」と、驚いたそうです。

 

「鼻が高い西洋人にとっては、鼻ぺちゃがいいのかしら。ないものねだりかしらね。」と、その方はおっしゃっていました。

 

ところ変われば美しさも違うようです。

 

生物として、種の保存のために重要なものを美しいと感じる、ということもあるかもしれず、そのあたりはどう関係してくるのかわかりませんが、それとは別に、生まれ育った環境の中で育まれた評価や基準の影響も強いでしょう。中には、無意識に「こういうものですよ」と植え付けられたものも、あるかもしれないと思うのです。

 

顔が小さいことは、あくまで相対的な話になりますが、事実ではあります。でもそれを、良いとするかどうかは、別の話です。かわいい、きれいと思うかどうかも、別のことです。

 

好みは、人それぞれですものね。

 

犬や猫の場合、この種はこの形が正統という基準が、あるようです。たとえば聞いた話たと、犬のボーダーコリーや、猫のスコティッシュフォールドの耳は垂れていなければならない、とか。それは、種の保存、血を守っていくためには、必要なのかもしれません。

 

でもそんなことは、その犬や猫のかわいさ、愛おしさには、関係ありません。飼い主さんたちは「うちの子がいちばん」と堂々と自慢しますよね。うちの子は、いつも絶対的ないちばんです。

 

人間も、そうありたいですよね。「わたしがいちばん」「オレがいちばん」。顔や体の形状は、個性のひとつ。一般的に美人と言われる顔でなくても、かっこいいと言われるスタイルではなくても、それでもいちばん。

 

みんながそう思えたら、楽しくて平和な社会になりそうじゃありませんか?

 

 

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(ちょっとしか面倒をみていませんが、やっぱり「この子がいちばん」)

 

☀「陽だまり」とは

「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、りん、とした印象もあります。太極拳を通して、陽だまりのような場を創っていきたいと思っています。

 

 

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いしい まゆみ(道号:静慧 / みんみん)

太極道家

体と心が目覚める太極拳(http://minminkung-fu.com/)

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