困ったクセのなおし方

2018.01.31 Wednesday

 

(和歌山の古民家 うえみなみ にて。薪ストーブです。仕事したのではなく、ポーズだけ。)

 

昨日のブログ「考えることと、感じること」の中で、数年前に痒疹(ようしん)という湿疹に悩まされていたこと、あるお医者さんのセカンドオピニオンがきっかけで、ぐんぐん改善したことを、書きました。

 

頭でっかちで、心と体と頭のバランスが悪いこと、だから赤信号なのに道路を無理やり渡ろうとしているから、体に無理もかかるのですよ、というお話のほかに、患者として通うようになったとき、具体的な改善ステップも教えてくださったのです。

 

何かのクセを改善したいとき、もしかしたら役に立つかもしれませんので、ひとつの方法としてご紹介します。

 

痒疹とは、かたくコリコリするような湿疹で、ものすごーく痒いのです。痒くて夜も眠れないときもありました。最初は虫刺されが原因ですが、血と一緒に巡って、刺されていないところにも広がります。わたしの場合、首から下に全部、出ました。

 

対処法は、飲み薬を飲む、塗り薬をつけるという西洋医学的なもののほかに、”搔く”習慣をなくすことです。先生いわく、湿疹は搔いてしまうことで広がり、それがひどくなる原因にもなるのだとか。だから搔かないことが、とっても大事なのです。

 

では、どうすれば搔かなくなるのでしょう?まずは、実態を把握するための調査をします。

 

表を作ります。縦は3列、それぞれに〇間 △匹海撚燭鬚靴討い襪箸 搔いた箇所 を入れます。その下には空欄の行をたくさん作り、印刷しておきます。

 

日付を入れて、その紙を持ち歩き、搔いてしまったら、表に記入していくのです。たとえば、「09:30 会社でメールを開けて読んでいるとき  I」  のように、です。

 

ひたすら記録をつけ、1週間くらいたまると、自分の傾向が見えてきます。傾向が見えてこなければ、さらに続けます。わかってきたら、記録つけは止め、次はその行動をするときに「搔かない、搔かない」と意識するのです。

 

無意識にやってしまっていることを、記録をつけることで意識化して、そこから改善していきます。

 

わたしはこれのおかげで、搔きクセが激減しました。それまでは、良くなったら悪くなる、というように、一進一退だったものが、ちゃんと回復に向かっていると実感できるほど、治りのスピードが加速していきました。

 

そうは言っても、”揺り戻し”はあります。

 

わたしの場合、最初に発症したのは、中国の武当山にお稽古に行っているときで、蚊に刺されたところが水ぶくれになったことからでした。日本で治療して、調子よく治ってきたところで武当山に行くと、また蚊に刺されて、症状が出てきます。

 

「そうなっても、あわてず、やるべきことをやるだけですからね」と、お医者さん。

 

症状が出てきたら(ひどくなってきたら)、飲み薬を日々の量に加えて、1錠だけ臨時で飲むこと(弱い薬なのです)、塗り薬をマメに、薄く、湿疹のところだけにちょんちょんと塗ること(ステロイドは入っていますが、微量です。ステロイドが”悪”なわけでもないのです)、そして搔かないこと、です。

 

中国に行っている状況で、それ以外にできることは、ありません。「できることをきちんとしたら、あとは気にしない」を、心がけました。

 

良くなったものが悪化すると、うろたえます。でも、やるべきことをやって、何度かこんな経験をしていくと、自分の中に「きっと大丈夫」という信頼が出てきます。「どうしてもだめなら、病院に行こう」と思っていましたが、結局、それで駆け込んだことはありませんでした。

 

痒疹を経験したことで、気づいたことは、たくさんあります。自分に無理をさせていたこともそうですし、それを治す過程での自分の行動、心のあり方なども、そうです。

 

だからといって、「痒疹になって良かった」とは思いませんし、体に無理をかけたことは、ひたすら「ごめんなさい」ですけどね。

 

この痒疹を治す過程が役に立ったのは、奥歯を噛みしめるクセを治すと決めたときです。

 

あるとき、歯医者さんに「奥歯が擦れています。寝ているときに、歯ぎしりしますか?」と言われたことで、普段からずっと奥歯を噛みしめていることに気づきました。マウスピースをすすめられて、「でも、それで噛みしめるクセが治るわけではないですよね」と聞いたら、「そうですね。治るわけではないですね」と。「だったら、噛みしめることを止めます」と宣言したのです。

 

このときは、紙に記録はしませんでしたが、気づいたことがありました。朝、目覚めて起きるとき、歯をくいしばるクセがあるのです。

 

これから1日が始まることを、歯をくいしばるほどに大変なことだと思っているのか、と、自分で笑ってしまいました。「目覚めたときは注意!」と意識することで、起き抜けにくいしばることは、ほぼなくなりました(やりそうになって、やめる、という感じです)。(詳しくは、「歯をくいしばって生きなくても、よい」)

 

その後、友人の歯医者さんに、「奥歯が合わさるのは、1日で15分。食事をしている時間を含めて」と、教えてもらいました。ようするに、ほぼ、食べているときしか合わさっていないのですよ。

 

なお、奥歯を噛みしめるクセがある場合、顎関節がカタくなっていて、実は全身の緊張にも影響します。よく聞く緩め方は、割り箸(もしくは、つまようじ)を片方の上下の奥歯で軽く(軽く、ですよ)はさみ、しばらく置いておきます。唾液がじゅわーっと出てきます。片方が終わったら、逆も。これだけで口の顎関節のあたりに、ゆとりのスペースが広がるのを感じられます。おすすめです。

 

 

【2月の特別クラス】

2月11日(日)14:00-16:30は「太極扇を体験しよう(第3回)」です。詳細とご応募方法はこちらから。

 

 

(冬の和歌山の海辺で。)

 

☀「陽だまり」とは

「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、キリリとした印象もあります。太極拳を通して、陽だまりのような場を創っていきたいと思っています。

 

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いしい まゆみ(道号:静慧 / みんみん)

太極道家

体と心が目覚める太極拳(http://minminkung-fu.com/)

講座のご案内は、こちらからどうぞ

 



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