共に生きる仲間たち

2017.12.15 Friday

(古民家「うえみなみ」から見た朝日)

 

和歌山に行ってきました。

 

2013年に受けていた、CTIジャパン主催の「リーダーシップ」というプログラムの仲間たちと一緒です。同期は20名いて、今回はその中から5人。そこにひとり、期がちがう修了生も混ざって、6人の旅でした。

 

「リーダーシップ」というプログラムは、いわゆる組織の長というリーダーを育てるものではありません。”すべての人がリーダーだ”という言葉のもとに、ありのままの自分として生き、その影響力を体験し、実践していこうとするものです。

 

プログラムが修了してもうすぐ4年になります。ポツポツ会ったり話したりはしますが、今回のように2泊3日共にするのは、すごく久しぶりでした。

 

場所は、和歌山在住のメンバーが「とにかく、この場所にはみんな、ぜひ来てほしいんだ」と絶賛している古民家「うえみなみ」です。その古民家のオーナーも、今は「リーダーシップ」の受講生というご縁。そこから高野山や、近くの「天空の森」に行こう!と、企画してくれました。

 

 

旅は、最初からハプニング続きです。あわや、病院行きか!と思うような事態が起きたり(結局、無事でした)、1日目の晩から雪が降り、2日目には道路が凍結したため、車で高野山に行く案が中止になったり(結局、バスを使って行くことができました)。雪が降るほどの冷え込みに、体力的に歩き続けるのが難しくなる人も出ました(結局は無事に、3日を終えました)。

 

それでも、そのときどきに起きることに、みんなで協力して、軽やかに越えて行けていたことが、とても感慨深かったです。

 

みんな、それぞれの”好き”があり、それぞれにできること、できないことがあります。集団で行動するときには、誰かが我慢したり、そこにひずみが生まれることも、よくあります。でも今回は、誰も我慢することなく(というのは、わたしの見立てですが)、みんなそれぞれの”好き”がさく裂する中でも、居心地よく過ごせたことは、うれしかったです。

 

「リーダーシッププログラム」を受けたときのわたしは、自分が何をしたいか、何が好きか、よくわからなくて、でも、ひとりではどうしたらいいのかわからず、「誰かに助けてもらおう」と思って、申し込みました。

 

プログラムの細かい内容には触れませんが、いろいろな角度から、自分がどれだけ”ありのまま”で生きていないかを、思い知らされました。

 

「こうしたら、きっと良いだろう」

「こうしたら、上手くいくだろう」

「こうしたら、インパクトがあるだろう」

 

という頭で考えてからの行動は、「わたしは、こうしたい」とは違います。

 

赤ちゃんの頃は、「こうしたい」に従って生きていたはずです。成長するにつれて身に着けた社会性が、いつの間にか鎧のように自分の一部となり、重たいのに、それを着なければ守れないと思い込んでいたのだと思います。

 

守らなければならないものなど、本当はなかったのに、です。

 

当たり前のように着ていた鎧を脱いでいくのは、怖いです。ありのままでいることが怖くて、その自分からの影響が怖くて、最初は上手くできなくて失敗続きで、泣いてばかりでした。

 

なんでも自分でやらなければならないと思っていたわたしにとって、ダメな自分、できない自分をさらすことも、大きなチャレンジでした。

 

仲間たちは、うじうじ泣いたり怒ったりするわたしの話を、ずっと何度でも、そばで聞いてくれました。

 

それから4年が経って、一緒に旅をして、自分も含めたみんなの変化が、とっても嬉しかったです。あの頃よりも、確実に、みんな、ありのままの自分を表現して生きている、と感じました。

 

昔の自分だったら、集団行動するときの役割分担に、もっと意識が向いたような気がします。Aさんがこれをする、Bさんがこれをする、Cさん何もしない、ではダメでしょ、とかです。大変ですよね。

 

でも今回は、少なくともわたしはですが、自分ができることをして、したいことをして、できないことはお願いして、したくないことはそう伝えて、過ごすことができました。

 

(「3分太極拳」のリクエストにこたえて、腿上げ特訓中(笑))

 

(宿の近くの「天空の森」へ)

 

「リーダーシッププログラム」には、4回の合宿があります。1回目の合宿の最終日、リーダーのひとりが「自分の故郷では(アメリカ人ですが、出身はアフリカです)、Backdoor visitor(裏口からの訪問者)という言葉がある」と話してくれました。

 

「表の門からは、呼び鈴を押して、お迎えするお客様。でも、裏門からの訪問者は、いつでも好きなときに家に上がり込んで、いつでも家族と一緒に食卓を囲む、そんな人たちです。あななたち(プログラムの参加者)はもう、わたしにとっては、裏口からの訪問者です。」

 

そんな風に迎え入れてくれたことが、とてもうれしかったです。

 

4年たって、そのときの仲間は、”裏口からの訪問者”です。好き勝手をしても、ときに「えー」と思いながらも、「ま、いっか」と受け流し、くだらない話を延々としてゲラゲラ笑い、まじめな話もします。

 

一緒に行ったひとりが「お正月を親戚の家で過ごしたみたい」と言っていました。

 

「リーダーシップ」は、それぞれの期ごとにトライブ(Tribe / 部族)と呼ばれ、わたしたちの期は「こだま」と呼ばれています。

 

その命名の背景として、次の言葉を贈られました。

 

木霊(こだま、木魂)は樹木に宿る精霊。

また山や谷で音が反射して遅れて聞こえる現象である山彦(やまびこ)は、この精霊のしわざであるともされ、こだまとよばれる。

 

動物、植物、山、川、海...。

森羅万象に宿る多種多様な生命がありのままの声を発し、

国や人種、性別、すべての境界を超え、

こだまとなって世界に響きあってゆく。

という意味を込めた。

 

こんな日を迎えられるとは、あの頃は夢にも思いませんでした。

 

これからもみんな、ありのままの自分で。愛と光と感謝を。

 

わたしの中には、喜びとともに、何かふつふつと揺れるものを感じます。それが何か、まだわかりませんが、おいおい、言葉にしていこうと思います。

 

和歌山や、高野山での旅の様子は、また次の機会に書きますね。

 

(高野山)

 

(大きなしいたけ、いただきました)

 

【12月の特別クラスのご案内】

12月17日(日)の午後は、Bouquet(逗子・葉山)身体とこころのその先へ 〜本当の思いに触れに行く太極拳〜」(第4回:みんなが知らない太極拳ひみつ4 陰陽五行にみる体と心のつながり)です。詳細とご応募はこちらから。

 

12月23日(土)14:00-16:30は「みんみんの陽だまり時間:オレンジポマンダーを作ろう!」(自由が丘・九品仏)です。詳細と応募方法はこちらから。(太極拳クラスではありません)

 

 

☀「陽だまり」とは

ブログタイトル「みんみんの陽だまり太極道日記」の「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると素晴らしく居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、どことなくキリリとした印象もあります。太極拳を通して、こんな時間と空間を創っていきたい、陽だまりにつつまれて暮らす人、心身ともにゆとりある人を増やしたい、と思っています。

 

 

........................

いしい まゆみ(道号:静慧 / みんみん)

太極道家

体と心が目覚める太極拳(http://minminkung-fu.com/)

講座のご案内は、こちらからどうぞ

 

 

 



calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< September 2018 >>

selected entries

categories

archives

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM