陽だまりの人 Vol.3: Noriko Genda さん(サロンZOYA HOLISTIC THERAPY主宰)

2017.08.02 Wednesday

 

(Noriko Gendaさん。セッションルームにて)

 

インタビュー「陽だまりの人」シリーズ。わたしが目指している”陽だまり”な世界観を感じる方のお話を伺っていきます。

 

第3回目は、Noriko Gendaさん。穏やかなこころと、のびやかなからだを持つことで、一人ひとりがいのちを輝かせられることを願い、サロンZOYA HOLISTIC THERAPY(※1)を主宰しています。約20年のボディワーカーの経験をもとに、MSI(※2)やポラリティ・セラピー(※3)など、一人ひとりに合わせてカスタマイズしたセラピーを提供しています。

 

※1 サロン名のZOYAとは、スラブ語で「いのち」「生きるもの」という意味のある言葉です。

※2 MSI: 筋膜に働きかけて関節や骨に十分なスペースを作り、からだ本来のバランスを取り戻していくボディワークです。

※3 ポラリティ・セラピー:メディテーションの時に入るような潜在的意識の状態になり、自律神経に働きかけ、バランスの崩れたマインドを鎮静するものです。

 

サロンホームページ:ZOYA HOLISTIC THERAPY

 

..........................................................

 

☀最初の仕事、スタイリストから整体師になるまで

 

18歳で田舎から出てきて、22歳から10年間スタイリストの仕事をしていました。仕事のリズムはクライアントさんのスケジュール次第で、1週間ずっと寝る間もなく働き、次の1週間休んで、というようなサイクルでした。スタイリストの仕事は、なりゆきで「やってみる?」と言われてはじめたもので、自分の意志で決めたものではありませんでした。楽しかったですが、幸せだったかと言われると、今から思えばそうではなかったかもしれません。

 

わたしが31歳のとき、子供の頃から常に体調が悪いままだった母が入院し、回復しないまま、亡くなりました。実家は代々、医者で、父もそうでした。金銭的にはそこそこ裕福でしたが、わたしの目に映る母は幸せそうに見えませんでした。”その人の人生”なのだとは思いますが、「お金があっても、楽しくなかったらつまらない。自分を楽しまないと!」と強く思ったのです。

 

それから「自分ってなんだっけ?」と考え始めたのです。ある日、自由が丘を歩いているとき、”ぴかーん”と光るものが目に入ってきました。それがなんと、中国整体のちらしだったのです(笑)。なぜか「これだ!」と思って、施術も受けずに入学を決めました。

 

今から思うと、実家は医者だったので、向いている素地はあったのだと思います。女医という選択枝もあったな、と思いますが、母はわたしに”お嫁さん”になってほしかったのですよね。

 

 

☀MSIに出会うまで

 

整体の仕事は14-5年やりました。最初の10年は、楽しかったです。でも整体は、一度良くなっても、また調子が悪くなると来院されるのですよね。その繰り返しに、「その場限り」のような虚しさを感じ始め、「わたしは本当に役に立っているのだろうか?」と思うようになりました。

 

そこからヒプノセラピー、ポラリティセラピー、クラニオセイクラルと、プラスとマイナスを整えていくようなエネルギーワークも手掛けるようになりました。本当に疲労している場合、おからだに触れられたくない方もいらっしゃるので、そういうときにはこれらをご提供しています。

 

でも、結局わたしは「からだからの情報がほしい」と思ったのです。そんなとき、お客様からのご紹介で、MSIというボディワークに出会いました。

 

MSIは、「感じるボディワーク」です。一方的に施術するものではなく、お客さまの内なるこころとからだ自身が、自ら変わろうという意思とともに、変化していくものです。わたしの役割はコネクターのようなものです。わたしは、おからだに触れて押しながら、筋肉の奥にはりついているところを探し、そこにある情報をキャッチしていきます。筋肉や、エネルギーからの情報です。結構、マニアックですよね(笑)。すると、お客さまご自身のタイミングで気づきが起きて、変化していきます。必ず結果が出るので、とてもやり甲斐があり、毎回セッションの度に感謝と喜びをいただいています。

 

MSIは12回コースで、各回の対象部位が決まっています。1回目は股関節、2回目は膝から下など、3回目までは表面筋肉を対象にし、4回目からは深層筋に触れていきます。通常、月1回のペースでゆっくり進めていきます。気づきや反応は人それぞれですので、1か月後、お客さまの変化や気づきを聞かせていただくのが、とっても楽しみです。「そんなことがあったんだー」と。もともと依存されるのが苦手なので、MSIはすごく自分に合っていると思います。自分を変えられるのは自分だけ、わたしはそのコネクターのような役割をするだけで、タイミングがくれば、その人本来の姿になっていきます。

 

 

☀生活を変えてわかったこと。鎌倉から千葉へ

 

今年に入って千葉に引っ越しました。それまでは10年、鎌倉に住んでいました。4年前くらいから東京に出て仕事するようになり、電車に乗っていると、人の"やさぐれ感"ばかりが目につくのです。鎌倉は、小泉今日子さんが出演したドラマの影響もあり、人もすごく多くなってきて、外に出るのは朝と夕方だけになってしまいました。それでも「鎌倉、好きだし」と、今思えば必死に住んでいたと思います。

 

千葉には友人が住んでいて、5年前から毎月、訪ねていたのです。去年の秋に「引っ越そうかな」と、ぽつりと言ったら、なんだか楽しくなってきちゃって、それから4か月しないうちに、その友人の家にお引越しました。女性ふたりの共同生活です。楽しいですよ。

 

千葉でも、鎌倉でも、東京までかかる時間は2時間くらいで同じですよね。でも金銭的な縛りは、全然違います。千葉は、100坪でも6〜800万円くらいだと思うのですが、鎌倉は15坪の建売で4,000万円。こんなことから「ゆたかさ」について考えるようになりました。

 

(自宅近くの海)

 

 

☀ゆたかさ

 

この前、愛知県西尾市に行く機会がありました。そこにあるコミュニティ(Cafe Ocean)では、カフェ、ピッツァリア、サーフショップをやっています。ランチとお茶の時間だけの営業で、夜は閉めてしまいます。地産、地消で、そこで働いている人たちは、お休みの日もおいしいものを探しに出かけていきます。わたしが行ったときも、ひとりのスタッフがおいしいパン屋さんに行ってきた話をしていて「麦をもらってきたのです。植えていいですか?」とオーナーさんに言ったら、「いいね。それで麦畑を作っちゃいたいね」という会話をニコニコと楽しそうにしていて、なんてゆたかなんだろう、と思ったのです。心のゆたかさですよね。都心にいる理由って、あるんだろうか、と思いました。

 

お金は、払うお金も、受け取るお金も、”価値”だと思うのです。どんな仕事をしていても、それに自分が納得していたら、”払う”と”受け取る”の心地よいバランスができます。でも、例えば「こんな仕事いやだー」とか、不平不満ばかりだと、バランスは悪くなりますよね。良いバランスとは、自分が選んでいることに責任を持って、自己完結していることだと思います。

 

整体の仕事をしていたときは、そのバランスがあまり良くなかったような気がするのです。整体のときは、ひとり1時間で4,000円でした。決して高くないですよね。今は、安くはない(例:MSIは、1回1,5000円)ですが、自分で納得できているし、来てくださるお客さまと自分の気持ちのバランスが良く取れていると感じます。

 

お金は、エネルギーの交換です。だから、”安いから”という理由だけで買わないようにしています。そうすることで、自分も上がっていく気がします。

 

 

☀これからやりたいこと

 

ボディワーカーは、ライフワークだから、ずっとやっていきたいです。それを通じてこれから目指したいことは......

去年の秋、たてつづけにいろいろなワークを受けたのです。オーラソーマ、アクセスバース、バッチフラワーレメディ、シンギングボウルと、1か月の間にてんこ盛りですね。そのとき、オーラソーマのセラピストさんが、とってもかわいい女性で、ずっと「あなたが”らしく”いることが、世界平和につながるのですよ」と、何度も何度も、言ってくれたのです。

 

そのときには理解できなかったのですが、今は、ほんとうにほんとうにそうだな!と、こころから感じています。

 

世界平和というと、壮大な夢だけれども、ひとりがニコニコしていたら、それがまわりのみんなに波及しますよね。その波紋をたくさんつくっていきたいと思っています。

 

MSIは、やることが決まっているので、誰がやっても良いのです。だから同じ仕事をしている人たちと、お客さまを共有することもできます。海外と日本、半々の生活もいいな、と思ったりもします。海外は、心が軽くなるのです。

 

源田(げんだ)の家は、もともと佐渡島にあって、この前、偶然、「佐渡人名録」に、おじいちゃんを発見したのです。源田博二といって、地域医療に生涯を尽くした人でした。その生き方や志を感じたときに、すごく血が騒いだのです。同じ血が流れているなあ、と。

 

人は、上書きされた性質を自分だと知らず知らずに決めてしまって、苦しんでいることがあります。そんな人たちに、本来の自分を見つけてほしいのです。そのため有効なツールのひとつがMSIです。

 

頭が痛いときに薬を飲むのは、それが必要なときもありますが、対処療法でしかありません。薬で対処してしまうことで、からだと会話できなくなってしまう面もあります。からだからのサインは、魂の叡智、潜在意識からの声でもあります。それを受け取れると、自分らしくいられると思うのです。

 

そして、ほんとうの自分に出会えたとき、生かされていること、そしてなにか力なのかエネルギーと呼んで良いのか、自然の叡智に人生を運んでもらっていることを感じられます。きっと生きやすくなりますよ!ボディワークは、そのためのツールです。からだを整えることで、もっとからだと会話できるようになってほしいですね。

 

☀プロフィール

NORIKO GENDAさん

長野県飯田市生まれ

1999年 中国式経脈整体一級整体師 取得

2010年 NadyHouse ヒプノセラピー基礎講座修了

2013年 米国ポラリティー協会認定APPプラクティショナー取得

2017年 MSI(Maupin Method of Structural Integration)資格取得予定

 

自分にとって大切なこと。

自然と旅行とサーフィン。家族。友達。音楽。

自分はNomadだと思っています。旅は必ず私に新しい風を運んできてくれます。

時間と波のある時には、サーフィンをして海からのウィーターフルなエネルギーをたくさんいただいています。私がニュートラルでいられるためのとても大切なこと。

私が Inner Peace を得るためのツール。

 

 

☀☀☀みんみんのインタビュー後記は、こちらからご覧いただけます☀☀☀

 

 

☀「陽だまり」とは

ブログタイトル「みんみんの陽だまり太極道日記」の「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると素晴らしく居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、どことなくキリリとした印象もあります。太極拳を通して、こんな時間と空間を創っていきたい、陽だまりにつつまれて暮らす人、心身ともにゆとりある人を増やしたい、と思っています。

 

........................

いしい まゆみ(道号:静慧 / みんみん)

太極道家

体と心が目覚める太極拳(http://minminkung-fu.com/)

講座のご案内は、こちらからどうぞ


コメント
コメントする








   

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< September 2017 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM