青空坐禅と太極拳の会を開催しました

2017.04.24 Monday

 

雨の後のよく晴れた日曜日、明治神宮の芝生の上で青空坐禅と太極拳の会を開催しました。

 

一緒に会を作っていただいたのは、曹洞宗の僧侶である小杉瑞穂さん(こーさん)。坐禅の気持ちよさに目覚め、一般に持たれがちな”つらい、きびしい、難しい”というイメージを払拭し、やわらかく穏やかな坐禅をより多くの人に体験していただこうと、椅子坐禅やヨガ、生け花とのコラボなどもされている方です。

 

この坐禅と太極拳の会、1年以上前にも開催しており、今回は2回目です。季節もよくなってきたので、芝生の上での開催になりました。

 

明治神宮の森は、100年計画で作られた人工の森です。森は育ち、今では落ち葉をお掃除するだけで、手は入れていないそうです。ありのままの自然が息づいています。

 

最初はこーさんの禅のおはなしから。自己紹介をしていたかと思っていたら、いつの間にか禅のおはなしをしているという、ゆるーい展開は、さすがでした(笑)。

 

(坐禅の前に体をほぐし中。自分の体を丁寧に撫でていきます。やさしく、やさしく)

 

ゆるーく体をほぐしてから、いよいよ坐禅です。各自好きなところに場所を決めて、ゆったりと坐ります。いろんな草の香りが感じられ、ものすごく気持ちよく、このまま1時間くらい坐りつづけたいくらいでした。参加された方の中には、「すごく気持ちよく坐れた」という方もいれば、「外に意識が向きすぎて最初は意識が散漫になってしまった」という方も。いろいろですね。それぞれ、みんなそれでよし、です。

 

そして最後は太極拳です。とは言っても、ここは明治神宮の境内のため、ジョギングなどは禁止されているため、大きくは動きません。天地とつながる軸を持つことや、陰陽バランスで力を出す方法を体験していただいた後、基本功を続けてやってみました。楽に力が出る方法を経験されて驚くみなさんの表情や反応は、とてもかわいらしかったです。続けて動いている間に、「ふっと力が抜けて楽になる瞬間があった」というようなご感想もありました。

 

(楽に立つために、足の構造を説明中)

 

後から、「できる、得意と思っていることも、できない、苦手と思っていることも、すべてが自分の思い込みだと気づいて、やりたいと思ったことに挑戦してみるようになったら、とても自由になれた」という感想をくださった方もいらっしゃいました。

 

最初の禅のおはなしの時間、わたしは座って中国茶をみなさんにお淹れしていたのですが、参加者のおひとりが「先生(わたし)の坐る姿が、わたしと何が違うんだろうと思っていて、でも、それに影響されてだんだん緩んできた」というようなことをおっしゃっていました。そこでわたしからも、「わたしもあなたに影響されて、ここにこうして座っているのですよ」とお伝えしたら、ちょっぴり、ぽかーん。すかさずこーさんが、「一方通行は、ないですからね。」

 

「虫がちょろちょろ動くのとかがすごく見えて」とおっしゃった方には、こーさんから、「それもご自分ですよね。自分がすべてですから。」と。その方は「その境地までにはまだ達することはできていません」とおっしゃったのですが、それは達するものではなく、事実なのです。すでにあるもので、それに気づくか、気づかないか、だけです。

 

外の世界に見えるものは、自分の内側の鏡だと思っています。だから自然と人間は別々のものではなく、どちらが上で、どちらが下で、というものでもなく、ほんとうは一つなのだと思います。それが太極というものでもあります。

 

「なぜ人は立てるのか、坐れるのか」と聞いてみると、最初は「そういう構造の体があるから」とか「立つという意志があるから」と答える方が多いのです。それはもちろん、その通りですが、それだけでは立てませんし、坐れません。大地があるから、です。それに気づくと、「わたしの体の構造や意思だけで立ったりする」と思っているなんて、ちょっと傲慢な気がしてきませんか?どうせひとりでは立てないのだから、もっと委ねても良いのです。それがわかると、力が抜けることもあります。

 

この先、参加されたみなさんの中で、何か育っていくものがあれば、うれしいです。

 

気持ちのよい幸せなひとときでした。外での開催も、部屋での開催もそれぞれ良い面はありますが、外だと自然からの助けを感じやすいような気がします。こーさん、参加されたみなさま、ありがとうございます。

 

(青空坐禅!)

 

☀「陽だまり」とは

ブログタイトル「みんみんの陽だまり太極道日記」の「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると素晴らしく居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、どことなくキリリとした印象もあります。太極拳を通して、こんな時間と空間を創っていきたい、陽だまりにつつまれて暮らす人、心身ともにゆとりある人を増やしたい、と思っています。

 

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いしい まゆみ(道号:静慧)/ みんみん)

太極道家

体と心が目覚める太極拳(http://minminkung-fu.com/)

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イベント:5月5日こどもの日は、葉山の海辺でこどもに還って遊ぼう!のご案内は、こちらからどうぞ

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