「陽だまりの人」Noriko Gendaさんのインタビューを終えて

2017.08.02 Wednesday

(住んでいる千葉から都心に向かう間、車窓に広がる緑)※Noriko Gendaさん提供

 

 

☀☀☀のりちゃんのインタビュー記事は、こちらからご覧いただけます☀☀☀

 

Noriko Gendaさん(のりちゃん)は、MSIのセッションで、わたしがクライアントとして出会いました。

 

友人たちが、こぞって絶賛していたMSI、痛い人はすごく痛いらしいのですが、それでも絶賛なのです。どんなものなのかしら?と思っていたところ、「○○日に空きがありますよ」というSNSへの投稿があり、お試しに受けてみることにしました。

 

のりちゃんは、とてもゆっくり話します。そしてセッション中、とても配慮ある優しい言葉を選びます。

 

例えば、わたしの肩は、こんなに太極拳をやっているにもかかわらず、頑固にカタイのです。それでも昔のような鉄板から比べると、だいぶ和らいできましたが、まだ奥に芯があります。そこに触れたときにのりちゃんは、

 

「ここに歴史があるね」

 

と、ひとこと。

 

「そうなの」と、すごく素直にそのことを受け止めている自分がいました。

 

体と心は、つながっています。からだのコリや痛みは、心の何かと結びついています。それだけに、ここに触れていくことは、物理的に触れることも、そしてこの話題に触れることも、とってもデリケートです。長く持ち続けているものであるほど、かけられる言葉によっては、傷口をえぐられるようなときもあります。そしてその一言で、施術者に対する扉がパタンと閉まってしまうことも、あると思うのです。

 

この人はきっと、それをわかっていて、丁寧に言葉を選んでくれているのだなと感じて、それを伝えてみました。のりちゃんは、「わかってくれて、うれしい」と言ってくれて、自分もとっても敏感だから、クライアントさんへのリスペクトをとても大切にしている、と話してくれました。

 

それから、のりちゃんとの月1回のセッションが始まりました。

 

毎日、自分の体の声に耳をすませて、心の状態をみようとしていても、全部をわかることはありません。そして長い間のクセみたいなものほど、”当たり前”のようになっていて、気づきにくいこともあります。自分で自分を見つめることは大切ですが、同時に他人の助けを借りることも、大切です。人は、ひとりでは生きていないし、生きてはいけないと、こんな場面でも思います。自分だけでは全部わからないくらいで、ちょうど良いのかもしれません。

 

3回目のとき、脇のあたりをのりちゃんが抑えたとき、わたしの体が「何するのよー。やーめーてー」と騒いだことがあります。とっても痛いのです。ここがこんなに痛いとは(つまり癒着しているとは)思っていなかったこともあり、驚きつつ、「ここで抵抗している”これ”は何だ?」と、対話するように共にいてみました。「いーやーっ」と、おそらく1-2分叫びつづけた後、何事もなかったように、おとなしくなりました。後でのりちゃんと、「すごかったね、笑。あれ、なんだろうね。」

 

そして、「肩甲骨が、ちょっと上に上がっている」と教えてくれました。それ以来、わたしの肩甲骨は、クセになっている場所に上がりたいのだけれども、違うとわかっているから、下に落ち着こうとします。でも、慣れない場所に落ち着かず、「ううっ」とちょっと涙を浮かべているような感じなのです。そのたびに、わたしは自分に向かって「下だよ、下」と、優しく話しかけるのです。

 

4回目の恥骨のあたりのとき、すごく痛いときがありました。でもなぜかわたしは「痛い」と言わなかったのです。終わってから、「痛かった」と言ったら、のりちゃんは、「言えばいいのにー」と。そう言われてみると、なぜ言わなかったのだろう、と思うのです。その時間、その痛みと変化(だんだん、様子は変化してくるのです)と一緒にいたくて、自分の外に何かを伝える気分にはならなかったのです。

 

「痛い」と伝えることで、手加減されて効果が薄くなると、勝手に妄想したからなのか、その余裕がなかったのか、理由は良くわかりません。でもきっと、わたしはどこかで、自分が感じていることを言葉に出して外に伝えていないときが、あるのです。それが今のわたしです。

 

これも自分との対話です。

 

「なんだろうねー」と話すわたしに、のりちゃんは必要以上に干渉してきません。「きっと○○だよ」とか、「どうしたいの?」とか、そんなことは聞かないのです。そうではなく、わたしが「痛いと言わない自分」に気づくような、きっかけだけをくれるだけです。その関わり方も、ちょうど良いのです。のりちゃんが言うとおり、こういうことは、自分で気づいて変わっていくものだと思うからです。

 

今回インタビューしてみて、のりちゃんとの共通点も発見しました。父親が医者で、その環境で育ったことが今やっていることの素地になっているに違いないことや、母親の実母(わたしから見たら祖母です)が、母親がまだ幼いときに亡くなっていること、です。ちょっと驚きました。

 

これまでのわたしたちふたりの人生は、似たような道をたどってきたわけではありません。でも、今、大切に思っていること、これから自分が成し遂げたいことにも、共通点があります。

 

体からのサインを魂からの叡智として受け止めて、体との対話を大切にしたいと思っていること。ニコニコしている人がひとりいれば、幸せな波動が伝わって、まわりもニコニコになっていくこと、そんな風に平和を広げていきたいと思っていることも、そうです。

 

それが、とっても嬉しいのです。

 

インタビューしたことで、もっと仲良くなれたことも、嬉しいです。

 

これからもふたりは、”チーム筋肉ゆるめる”として、ゆるゆると、自分の体の声を聞いて、ずっと楽に生きる生き方を応援していくのです(と、勝手に)。それぞれ、自分たちにできる方法で。

 

のりちゃんのホームページのプロフィールには、とっても素敵なメッセージが載っています。最後にご紹介しますね。

 

自分にとって大切なこと。

自然と旅行とサーフィン。家族。友達。音楽。

自分はNomadだと思っています。旅は必ず私に新しい風を運んできてくれます。

時間と波のある時には、サーフィンをして海からのウィーターフルなエネルギーをたくさんいただいています。私がニュートラルでいられるためのとても大切なこと。

私が Inner Peace を得るためのツール。

 

すごく”彼女らしさ”が伝わる文章だと思います。これには刺戟を受けちゃいました。「あぁ、こんなふうに”らしさ”が伝わる自己紹介をしたいな」と思いました。

 

セッションもまだあと6回、半年続きます。どうなることやら、ですが、新たな自分との出会いは楽しみでもあります。セッションもそうだけど、それ以外も、これからもどうぞ、よろしくね。

 

(ある日の海)※Noriko Gendaさん提供

 

 

☀「陽だまり」とは

ブログタイトル「みんみんの陽だまり太極道日記」の「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると素晴らしく居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、どことなくキリリとした印象もあります。太極拳を通して、こんな時間と空間を創っていきたい、陽だまりにつつまれて暮らす人、心身ともにゆとりある人を増やしたい、と思っています。

 

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いしい まゆみ(道号:静慧 / みんみん)

太極道家

体と心が目覚める太極拳(http://minminkung-fu.com/)

講座のご案内は、こちらからどうぞ

 


陽だまりの人 Vol.3: Noriko Genda さん(サロンZOYA HOLISTIC THERAPY主宰)

2017.08.02 Wednesday

 

(Noriko Gendaさん。セッションルームにて)

 

インタビュー「陽だまりの人」シリーズ。わたしが目指している”陽だまり”な世界観を感じる方のお話を伺っていきます。

 

第3回目は、Noriko Gendaさん。穏やかなこころと、のびやかなからだを持つことで、一人ひとりがいのちを輝かせられることを願い、サロンZOYA HOLISTIC THERAPY(※1)を主宰しています。約20年のボディワーカーの経験をもとに、MSI(※2)やポラリティ・セラピー(※3)など、一人ひとりに合わせてカスタマイズしたセラピーを提供しています。

 

※1 サロン名のZOYAとは、スラブ語で「いのち」「生きるもの」という意味のある言葉です。

※2 MSI: 筋膜に働きかけて関節や骨に十分なスペースを作り、からだ本来のバランスを取り戻していくボディワークです。

※3 ポラリティ・セラピー:メディテーションの時に入るような潜在的意識の状態になり、自律神経に働きかけ、バランスの崩れたマインドを鎮静するものです。

 

サロンホームページ:ZOYA HOLISTIC THERAPY

 

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☀最初の仕事、スタイリストから整体師になるまで

 

18歳で田舎から出てきて、22歳から10年間スタイリストの仕事をしていました。仕事のリズムはクライアントさんのスケジュール次第で、1週間ずっと寝る間もなく働き、次の1週間休んで、というようなサイクルでした。スタイリストの仕事は、なりゆきで「やってみる?」と言われてはじめたもので、自分の意志で決めたものではありませんでした。楽しかったですが、幸せだったかと言われると、今から思えばそうではなかったかもしれません。

 

わたしが31歳のとき、子供の頃から常に体調が悪いままだった母が入院し、回復しないまま、亡くなりました。実家は代々、医者で、父もそうでした。金銭的にはそこそこ裕福でしたが、わたしの目に映る母は幸せそうに見えませんでした。”その人の人生”なのだとは思いますが、「お金があっても、楽しくなかったらつまらない。自分を楽しまないと!」と強く思ったのです。

 

それから「自分ってなんだっけ?」と考え始めたのです。ある日、自由が丘を歩いているとき、”ぴかーん”と光るものが目に入ってきました。それがなんと、中国整体のちらしだったのです(笑)。なぜか「これだ!」と思って、施術も受けずに入学を決めました。

 

今から思うと、実家は医者だったので、向いている素地はあったのだと思います。女医という選択枝もあったな、と思いますが、母はわたしに”お嫁さん”になってほしかったのですよね。

 

 

☀MSIに出会うまで

 

整体の仕事は14-5年やりました。最初の10年は、楽しかったです。でも整体は、一度良くなっても、また調子が悪くなると来院されるのですよね。その繰り返しに、「その場限り」のような虚しさを感じ始め、「わたしは本当に役に立っているのだろうか?」と思うようになりました。

 

そこからヒプノセラピー、ポラリティセラピー、クラニオセイクラルと、プラスとマイナスを整えていくようなエネルギーワークも手掛けるようになりました。本当に疲労している場合、おからだに触れられたくない方もいらっしゃるので、そういうときにはこれらをご提供しています。

 

でも、結局わたしは「からだからの情報がほしい」と思ったのです。そんなとき、お客様からのご紹介で、MSIというボディワークに出会いました。

 

MSIは、「感じるボディワーク」です。一方的に施術するものではなく、お客さまの内なるこころとからだ自身が、自ら変わろうという意思とともに、変化していくものです。わたしの役割はコネクターのようなものです。わたしは、おからだに触れて押しながら、筋肉の奥にはりついているところを探し、そこにある情報をキャッチしていきます。筋肉や、エネルギーからの情報です。結構、マニアックですよね(笑)。すると、お客さまご自身のタイミングで気づきが起きて、変化していきます。必ず結果が出るので、とてもやり甲斐があり、毎回セッションの度に感謝と喜びをいただいています。

 

MSIは12回コースで、各回の対象部位が決まっています。1回目は股関節、2回目は膝から下など、3回目までは表面筋肉を対象にし、4回目からは深層筋に触れていきます。通常、月1回のペースでゆっくり進めていきます。気づきや反応は人それぞれですので、1か月後、お客さまの変化や気づきを聞かせていただくのが、とっても楽しみです。「そんなことがあったんだー」と。もともと依存されるのが苦手なので、MSIはすごく自分に合っていると思います。自分を変えられるのは自分だけ、わたしはそのコネクターのような役割をするだけで、タイミングがくれば、その人本来の姿になっていきます。

 

 

☀生活を変えてわかったこと。鎌倉から千葉へ

 

今年に入って千葉に引っ越しました。それまでは10年、鎌倉に住んでいました。4年前くらいから東京に出て仕事するようになり、電車に乗っていると、人の"やさぐれ感"ばかりが目につくのです。鎌倉は、小泉今日子さんが出演したドラマの影響もあり、人もすごく多くなってきて、外に出るのは朝と夕方だけになってしまいました。それでも「鎌倉、好きだし」と、今思えば必死に住んでいたと思います。

 

千葉には友人が住んでいて、5年前から毎月、訪ねていたのです。去年の秋に「引っ越そうかな」と、ぽつりと言ったら、なんだか楽しくなってきちゃって、それから4か月しないうちに、その友人の家にお引越しました。女性ふたりの共同生活です。楽しいですよ。

 

千葉でも、鎌倉でも、東京までかかる時間は2時間くらいで同じですよね。でも金銭的な縛りは、全然違います。千葉は、100坪でも6〜800万円くらいだと思うのですが、鎌倉は15坪の建売で4,000万円。こんなことから「ゆたかさ」について考えるようになりました。

 

(自宅近くの海)

 

 

☀ゆたかさ

 

この前、愛知県西尾市に行く機会がありました。そこにあるコミュニティ(Cafe Ocean)では、カフェ、ピッツァリア、サーフショップをやっています。ランチとお茶の時間だけの営業で、夜は閉めてしまいます。地産、地消で、そこで働いている人たちは、お休みの日もおいしいものを探しに出かけていきます。わたしが行ったときも、ひとりのスタッフがおいしいパン屋さんに行ってきた話をしていて「麦をもらってきたのです。植えていいですか?」とオーナーさんに言ったら、「いいね。それで麦畑を作っちゃいたいね」という会話をニコニコと楽しそうにしていて、なんてゆたかなんだろう、と思ったのです。心のゆたかさですよね。都心にいる理由って、あるんだろうか、と思いました。

 

お金は、払うお金も、受け取るお金も、”価値”だと思うのです。どんな仕事をしていても、それに自分が納得していたら、”払う”と”受け取る”の心地よいバランスができます。でも、例えば「こんな仕事いやだー」とか、不平不満ばかりだと、バランスは悪くなりますよね。良いバランスとは、自分が選んでいることに責任を持って、自己完結していることだと思います。

 

整体の仕事をしていたときは、そのバランスがあまり良くなかったような気がするのです。整体のときは、ひとり1時間で4,000円でした。決して高くないですよね。今は、安くはない(例:MSIは、1回1,5000円)ですが、自分で納得できているし、来てくださるお客さまと自分の気持ちのバランスが良く取れていると感じます。

 

お金は、エネルギーの交換です。だから、”安いから”という理由だけで買わないようにしています。そうすることで、自分も上がっていく気がします。

 

 

☀これからやりたいこと

 

ボディワーカーは、ライフワークだから、ずっとやっていきたいです。それを通じてこれから目指したいことは......

去年の秋、たてつづけにいろいろなワークを受けたのです。オーラソーマ、アクセスバース、バッチフラワーレメディ、シンギングボウルと、1か月の間にてんこ盛りですね。そのとき、オーラソーマのセラピストさんが、とってもかわいい女性で、ずっと「あなたが”らしく”いることが、世界平和につながるのですよ」と、何度も何度も、言ってくれたのです。

 

そのときには理解できなかったのですが、今は、ほんとうにほんとうにそうだな!と、こころから感じています。

 

世界平和というと、壮大な夢だけれども、ひとりがニコニコしていたら、それがまわりのみんなに波及しますよね。その波紋をたくさんつくっていきたいと思っています。

 

MSIは、やることが決まっているので、誰がやっても良いのです。だから同じ仕事をしている人たちと、お客さまを共有することもできます。海外と日本、半々の生活もいいな、と思ったりもします。海外は、心が軽くなるのです。

 

源田(げんだ)の家は、もともと佐渡島にあって、この前、偶然、「佐渡人名録」に、おじいちゃんを発見したのです。源田博二といって、地域医療に生涯を尽くした人でした。その生き方や志を感じたときに、すごく血が騒いだのです。同じ血が流れているなあ、と。

 

人は、上書きされた性質を自分だと知らず知らずに決めてしまって、苦しんでいることがあります。そんな人たちに、本来の自分を見つけてほしいのです。そのため有効なツールのひとつがMSIです。

 

頭が痛いときに薬を飲むのは、それが必要なときもありますが、対処療法でしかありません。薬で対処してしまうことで、からだと会話できなくなってしまう面もあります。からだからのサインは、魂の叡智、潜在意識からの声でもあります。それを受け取れると、自分らしくいられると思うのです。

 

そして、ほんとうの自分に出会えたとき、生かされていること、そしてなにか力なのかエネルギーと呼んで良いのか、自然の叡智に人生を運んでもらっていることを感じられます。きっと生きやすくなりますよ!ボディワークは、そのためのツールです。からだを整えることで、もっとからだと会話できるようになってほしいですね。

 

☀プロフィール

NORIKO GENDAさん

長野県飯田市生まれ

1999年 中国式経脈整体一級整体師 取得

2010年 NadyHouse ヒプノセラピー基礎講座修了

2013年 米国ポラリティー協会認定APPプラクティショナー取得

2017年 MSI(Maupin Method of Structural Integration)資格取得予定

 

自分にとって大切なこと。

自然と旅行とサーフィン。家族。友達。音楽。

自分はNomadだと思っています。旅は必ず私に新しい風を運んできてくれます。

時間と波のある時には、サーフィンをして海からのウィーターフルなエネルギーをたくさんいただいています。私がニュートラルでいられるためのとても大切なこと。

私が Inner Peace を得るためのツール。

 

 

☀☀☀みんみんのインタビュー後記は、こちらからご覧いただけます☀☀☀

 

 

☀「陽だまり」とは

ブログタイトル「みんみんの陽だまり太極道日記」の「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると素晴らしく居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、どことなくキリリとした印象もあります。太極拳を通して、こんな時間と空間を創っていきたい、陽だまりにつつまれて暮らす人、心身ともにゆとりある人を増やしたい、と思っています。

 

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「陽だまりの人」小杉瑞穂さんのインタビューを終えて

2017.05.10 Wednesday

 

 

陽だまりの人Vol.2 小杉瑞穂さんのインタビューは、こちらからどうぞ。

 

曹洞宗の僧侶であり、小杉瑞穂さん(こーさん)主催の「坐禅の会」にはじめて参加したのは、2年半前のことです。昔懐かしい縁側のある民家で行われた会は、みんなでお掃除することからはじめ、食事を作り、いただき、坐禅をする、という流れでした。

 

お掃除の最中、こーさんが繰り返し言っていた言葉があります。「頑張りすぎないように。」その言葉が聞こえるたびに、ふっと緩むのを感じました。言い続けないと、人はつい、頑張ってしまうのですよ。

 

こーさんは、通常は僧侶の卵のみなさんの先生をされていますが、それ以外に、柔かく穏やかな坐禅を広める活動をされています。わたしが参加した会も、そのひとつでした。

 

この会の印象は、”なんでもあり”です。「寝てしまったら、それでもいいのですよ。」疲労しているときにゆっくり眠れたなら、それが一番でしょう、と。

 

体の使い方や、心の在り方など、わたしが大切にしている太極拳にも通じるものがあるように感じて、「一緒にやりましょう」という話になり、昨年の冬に1回目を、今年の春に2回目を開催しました。

 

坐禅は、こーさんが言うように、目的や意味を持たせるものではありません。「こう坐るのです」と説明したら、それで終わりで、あとはただやるだけです。こんな境地になる、という説明もしません。それを「外から何かを付けるというよりも、皮をむいたら中で光っているものに気づいた、というイメージがある」と話していたことがあります。

 

世の中には、「これをやったらこんな効果がある」という説明で溢れています。それを先に示すことで、やってみようかという興味がわくこともあります。忙しい毎日、”選択”して生きる中では、より有効な選択をしたいという気持ちも働くかもしれません。そのための判断材料が欲しいと思うのは、当然のことかもしれません。

 

でもわたしも太極拳をやっていて、明確な達成目標を掲げて目指すのは、何か違う、とよく思うのです。

 

理屈ではなく、何を得るとかそういうことでもなく、それをすることを通じて、「あぁ、いい時間だったなあ」と思ったり、そのときに感じた心地よさが、生きていくうえでのベースになるような気がするのです。そしてそれは「これで終わり」という達成点はありません。一生、続きます。修行とは、そういうものなのでしょう。

 

明快な目標があるわけではないため、一般的にはとっつきにくいという点は、坐禅も太極拳も、共通していると思います。そのままでは、やってみる人は限られてしまいます。もっと広く多くの人に体験してもらいたい、坐禅の未経験者がいないようにしたいという気持ちが、こーさんのこんな活動につながっているのは、とても共感できます。知ってもらう工夫をすることは、それをやっている人の、とても大切な役割なのかもしれないと思っています。

 

そしてその根底にあるのは、「坐禅は、よい」という信念のような信頼、想いのように、感じます。

 

ここで言う「よい」は、「良い、悪い」の良いではなく、自分がやったらよかったから、みんなやったらいいのに、というようなもので、言葉ではうまく表現できません。理屈ではなくて、よいからやってみようよ、というのが近いかもしれません。

 

何を習うかとは別に、誰に習うかも、大きなポイントだと思っています。わたしの場合は、「何」よりも「誰」の比重の方が、はるかに大きい気がします。そのときには、「○○に良いから」という効果ではなく、それをやってきたその人の経験や体験からにじみ出てくるようなものを、どこかで感じているのかもしれない、と思います。

 

インタビューでは、こーさんの坐禅に対する見方の変化や、身体の探究の話も出てきます。でもそれを一つひとつ聞かせてもらわなくても、目の前にいるこーさんの存在から感じることは、たくさんあります。

 

こんな交流は、とっても素敵です。

 

インタビュー中、最初のヨガインストラクターとのコラボでは「坐禅前の体をほぐす時間をヨガでやってもらえるなら、それはとても都合がいい」とおっしゃっていますが、この春、一緒に開催した「青空坐禅と太極拳の会」では、こーさんに体をほぐす時間を担当していただきました。

 

第1回目は、「体をほぐしてからのほうがいいから、太極拳が先ですね」と、太極拳→坐禅という順番でしたが、2回目は、「やってみたことがない順番でやってみたら面白いかも」という話になりました。わたしとしては、ほぐすパートも、こーさんにやっていただけるなら、とっても都合がいい(笑)と思ったのです。コラボならではの特典?です。

 

そんな新たな試みも含めて、楽しく、心地よい時間でした。

 

「今日はよかったな、楽しかったな」とか「またやってみたいな」とか、そんなことをもっと多くの方に感じてもらえるように、またご一緒できたらうれしいです。また次回は、新しい何かが生まれるかもしれません(し、生まれないかもしれません。どっちでも、良いのです。なんでもあり、ですからね。

 

感謝をこめて。

(こーさんのリードで、みなさんが体をほぐしているところ ^^)

 

☀「陽だまり」とは

ブログタイトル「みんみんの陽だまり太極道日記」の「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると素晴らしく居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、どことなくキリリとした印象もあります。太極拳を通して、こんな時間と空間を創っていきたい、陽だまりにつつまれて暮らす人、心身ともにゆとりある人を増やしたい、と思っています。

 

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いしい まゆみ(道号:静慧)/ みんみん)

太極道家

体と心が目覚める太極拳(http://minminkung-fu.com/)

講座のご案内は、こちらからどうぞ

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陽だまりの人 Vol.2: 小杉 瑞穂さん(曹洞宗僧侶)

2017.05.09 Tuesday

(小杉瑞穂さん)

 

インタビュー「陽だまりの人」シリーズ。わたしが目指している”陽だまり”な世界観を感じる方のお話を伺っていきます。

 

第2回目は、曹洞宗の僧侶である小杉瑞穂さん。小杉さんは、坐禅の”つらい、きびしい、難しい”といったイメージを払拭し、柔かく穏やかな坐禅をより多くの人に体験してもらうためにも活動されています。先日は、わたしと一緒に太極拳とのコラボイベントも開催していただきました。

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☀普段のお仕事

曹洞宗は全国に15,000ほどのお寺(宗教法人)があります。統括している本部が都内にあり、現在はその1部門である総合研究センターに在籍しています。全国から試験を受けて集まった25〜35歳前後、15〜20名の僧侶の卵のみなさんを3年間お引き受けして、禅の教えをどのように伝えていくかなどの学習と実習を積んでもらっています。先生、と呼ばれていますね。

 

 

☀ここ数年の坐禅を取り巻く状況の変化

駒澤大学内の坐禅堂で研修生が坐禅教室を開いているのですが、この5年でずいぶん参加者が増えました。25年前は1回に10人ほどでしたが、一時は90人ほどに増えました。現在は30〜40人で、熱がおさまったというより、坐禅をできる場所が他にも増えたために、分散しているとみています。

 

 

☀自分にとっての坐禅の変化

若い頃の私の坐禅観は、僧侶であるからやらねばならない義務のようなもので、それゆえ、きつくて辛いと感じることが多かったのです。トラウマになっている僧侶も多いのではないかと思います。私も最初はそうだったのですが、その中で「坐禅っていいな」と自然に感じる体験ができたことは大きかったですね。

 

1つ目は、大学生の時にやっていた児童教育部の活動でのことです。活動はハードで、毎週、都内のお寺で日曜学校を開催し、夏休みは長い時で3週間続けて地方を巡回し、子供たちを相手に人形劇やレクリエーションゲームをやる毎日でした。常に誰かと一緒にいる生活にストレスを感じていた中、ふと時間が空いて、お寺の縁側にぼーっと足を組んで坐り、外を見ていたことがありました。誰もいない、風そよぐ、静寂な時間。その時の清々しさ、心地よさが忘れられない体験となったのです。

 

2つ目は、總持寺(曹洞宗大本山總持寺)で、10か月修行したときです。厳しい指導で、最初の3か月は生活や作法をひたすら叩き込まれます。半年たって生活にも慣れ、ゆるやかに感じられてきたある日、夜の坐禅の時間に「今日は自由にしていい」と言われました。やってもやらなくても良いというのです。のんびりお風呂に入った後、修行仲間と自然に「坐禅する?」という流れになりました。それまでの坐禅は、寝ているところを見つかると、警策(きょうさく)で肩を打たれて強制的に起こされるのが当然なことだったのですが、そのときはもちろん監視などなく、すごく自由でした。開始も終わりも自由、自分で決められます。そのときに「坐禅っていいな」と思ったのです。

 

大切なのは「自分が選んでやっている」ことなのでしょう。させられる坐禅から自覚的な坐禅に、見方が大きく変わりました。

 

その2つの体験の後、スタッフとして参加した坐禅会で、自分も坐る機会がありました。そのとき何かの本に書いてあった「慈悲の瞑想」を思い出したのです。

 

「自分が幸せでありますように」から始め、「近くにいる人が幸せでありますように」と範囲を広げていくことで、自分の感覚が広がっていきます。イメージなら、地球規模まで広げることは簡単です。そのときに「そうなのか〜!」という発見がありました。それは「つながっていないものは、ない」という全存在での気づきでした。

 

 

☀「坐禅会」の変化のはじまり

坐禅は、目的や意味を持たせるものではありません。段階論ではなく、「こう坐るのです」と説明したら、それで終わりです。あとはただやるだけです。こんな境地になる、という説明もしません。そのため、一般の方にはとっつきにくいものに感じられてしまいがちです。

 

一般の方は修行僧とは違うので、坐禅を伝える方法や説明にも、もう少し工夫があってもよいと思うのですが、曹洞宗は「型」を伝える方法を大切にしてきており、誰に対しても僧侶と同じような坐禅指導法でやってきました。

 

そんな中、6年前に研修センターのプロジェクトで、30〜40代の女性をコアターゲットにした”朝活禅”の企画がスタートしました。コアターゲットの設定というマーケティング的なことを土台として始めたことが、まず画期的でした。そして内容も「また参加したい」と思ってもらえるような、新しいカタチを考えていったのです。そのひとつはカルチャーセンターのような連続講座です。より丁寧に坐禅作法をお伝えすることができるため、身につきやすく続けやすくなります。もうひとつは禅の食事作法でお粥をいただいたり、写経の時間や掃除を組み合わせて、変化を持たせたものです。今までにないものにしたい、という思いが強かったですね。

 

 

☀藤田一照さんとの出会い:身体論からの坐禅

その頃、現在では曹洞宗の国際センターの所長をされている藤田一照さんに出会いました。アメリカで長く坐禅を指導されていた方で、1時間ほどゆっくりストレッチしてから坐禅する会を開かれていたのです。藤田さんは「どうやったら体の落ち着きを見出せるのか」という身体論から坐禅をとらえていらっしゃいました。実際に来ていただいて教えていただいたのですが、そのとき「骨盤を立てて坐るのですよ」と言われたときには、まさに目からうろこでした。それまでは足を組むところから坐禅が始まると思っていて、骨盤がどうなっているかなど考えたこともありませんでした。じゃあ足はどうするのか?というと、足を組むことは骨盤を楽に立てるひとつの方法なのだ、とわかってきたのです。酌んだ足がもう片方の足を押すという、最初は苦痛にしか感じられなかったことが、実はどれだけ体に安定感をもたらしていたのかも、わかってきたのです。うわー、面白い!と思いました。

 

そこから俄然、興味がわいて、坐禅における身体の研究をはじめました。いろいろなボディワークをネットで検索したり、本を読んだり、体験したり、そのひとつとして太極拳もやってみました。太極拳はキツくないですし、自分を見つめるものなので、親和性があると思っています。いろんなことをやってみましたが、やったことすべてが今につながっていると思います。

 

 

☀坐禅会への思い

コラボイベントをするようになったきっかけは、人と交流する中で、わたしが坐禅をすごく楽しそうに話していたのが大きいようです。自然に「一緒にやりましょうか?」という流れになりました。最初はヨガのインストラクターの方と一緒にやったのですが、坐禅する前に体をほぐすことは必要なので、ヨガでほぐしてもらえるなら、それはとても都合がいいじゃないか(笑)と。

 

私が行っている坐禅イベントの目的は、「坐禅未経験者を減らす」ことです。コンセプトは「もう一度やりたくなる坐禅」です。だからこそ、なるべくゆるやかに、おだやかな場づくりをしています。

 

坐禅は、初回にすべてが入っています。足りないものは、ありません。私は自分も楽しみながら、その”初回”を提供したいのです。実際は100回目でも、毎回が”初回”ですけどね(笑)。同じ経験は、2度とありません。

 

私の坐禅の会にいらしてくださる方の中には「坐禅は興味があるけれども、お寺は敷居が高すぎて」とおっしゃる方も多くいらっしゃいます。どうも近寄りにくいようなので、こちらから出かけていってお寺ではないところ(カフェ・古民家・公園・市民会館など)で坐禅の場を開いていたのは、正解だったのですね。

 

坐禅は、私が坐っているのではなく、坐らせてもらっているのです。床があって、「地球ごと坐っている」と感じています。そう思うと、ものすごい安定感じゃないですか?

 

(4月に開催した「青空坐禅と太極拳の会」)

 

(文責:いしい まゆみ)

 

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☀プロフィール

小杉 瑞穂さん

曹洞宗僧侶。曹洞宗大本山總持寺にて修業。現在、曹洞宗総合研究センターにて、若手僧侶の育成に携わり、現代における禅の普及方法について研究。特に坐禅のつらい、きびしい、難しいといったイメージを払拭し、柔かく穏やかな坐禅をより多くの人に体験してもらうために活動している。

 

イベントこーさん&みんみん 青空坐禅と太極拳」の開催報告は、こちらからご覧いただけます。

 

≪みんみんのインタビュー後記は、こちらからご覧いただけます≫

 

 

 

☀「陽だまり」とは

ブログタイトル「みんみんの陽だまり太極道日記」の「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると素晴らしく居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、どことなくキリリとした印象もあります。太極拳を通して、こんな時間と空間を創っていきたい、陽だまりにつつまれて暮らす人、心身ともにゆとりある人を増やしたい、と思っています。

 

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いしい まゆみ(道号:静慧)/ みんみん)

太極道家

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「陽だまりの人」近藤陽子さんのインタビューを終えて

2017.04.21 Friday

(左が近藤陽子さん。東京で。)


陽だまりの人Vol.1: 近藤陽子さんのインタビュー記事は、こちらからどうぞ

 

”やさしさ活動家”として、名古屋で会員制の「カフェコスモス」を運営している近藤陽子さん(お〜にゃ〜)との出会いは、それこそ名古屋で、2013年の秋だったと思います。

 

友人から紹介された、あるセミナーに行きたくて、名古屋まで行ってしまいました。東京でも開催しているのですが、そのタイミングであるのは名古屋のカフェコスモスでの開催だったのです。

 

そのときは話した記憶もなく、「ここのオーナーの、お〜にゃ〜です」と紹介されていた彼女は、ニコニコと笑っていて、なんというのか、背景の一部のようでした。

 

それから今に至るまで、対面したのは片手をちょっと超えるくらい、両手の指の数には届いていません。

 

でもなんとなく、ずっと一緒に生きていて、つながっている気がするのです。

 

フェイスブックやブログで見かける彼女の言葉や、それと一緒に感じる空気に、気づかされること、勇気づけられること、心を温めてもらえることも、たくさんありました。たまに会って話すときには、悩んでいることも含めて、思っていることがスルスルと言葉に出てきて、たぶん、言葉ではない形でも出てきて、つながって話している、という感覚があります。友達っていいな、ありがたいな、一緒に生きているな、としみじみ思うのです。

 

お〜にゃ〜のブログで、すごく印象的だった言葉があります。

 

「一年前に夢みていたことが、ひとつでも現実になっているならば、あなたは今、あの頃に描いた夢の世界を現実に生きている。」

 

お〜にゃ〜は、まさにこの言葉を生きている人だと感じます。

 

カフェコスモスという場を作るという現れてきた壮大な夢を、「ムリムリ〜」という自分の声が聞こえてきても、勇気を出して精一杯”受けとっていく”ことを続けることで、あの頃に描いた夢は現実になりました。

 

「『こんな場所を作りたいの』と言い続けていたら、それが現実になった」という言い方をされていましたが、現実には、ドキドキしながら話したり、知らない人ばかりの場所でチラシを配ったり、まだできていないのに「カフェコスモスへようこそ」というブログを書きはじめたり、その活動を振り返ってみると、それは、すごいです。ものすごい行動力です。

 

でもそれは、夢に向かってガシガシと行動したというのではなく、思い浮かんだ夢を、彼女なりに精一杯受け取り続けた時間だったような気がします。

 

「夢を持つこと、手放さないことは、自由である」という言葉どおりです。

 

夢を手放すことも、自由です。つまり、ほんとうは人は、誰でもとっても自由なのだと思います。なんでも自由にできるなら、どうしたいのか。そこで浮かんだものを、本気で受け取っていきたいと思うかどうかも、自由です。

 

それを受け取り続けたらどうなったか、というお〜にゃ〜の話は、わたしにとっても、そしてたぶんみんなにとっても、夢を現実にするのは、夢物語ではないのだと、教えてくれると思うのです。

 

わたしの好きな、老子の言葉と言われているフレーズがあります。

 

“If you are depressed you are living in the past.
If you are anxious you are living in the future.
If you are at peace you are living in the present.”

(もしあなたが落ち込んでいたら、あなたは過去に生きている。
もしあなたが心配ばかりしていたら、あなたは未来に生きている。
もしあなたが平穏だったら、あなたは今に生きている。)

 

映画のカンフーパンダには、おそらくこれを参考にしたであろう、亀仙人のセリフがあります。

 

"You are too concerend with what was and what will be.
There is a saying:
Yesterday is a History, Tommorrow is a Mystery, but today is a Gift.
That's why it is called the PRESENT."

(お前は過去と未来を気にしすぎている。
こんなことわざがある。
昨日は歴史、明日はミステリー、でも今日はギフトなんだ。
だから今日は、プレゼント(英語のpresent)と言うんだよ。)

 

今を大切にする、ということです。

 

それでもたまには、1年前に見た過去の夢を振り返ってみたら、いいと思うのです。ひとつでも叶っていたら、今の自分は夢を現実に生きています。

 

そして未来の夢に想いをはせても、いいと思うのです。それをしている自分がおだやかで幸せそうだったら、それを受け取りながら今を生きる選択をしていきたいと、思うのです。

 

時間や空間は、ほんとうは制限などなく、越えられるものだと感じます。

 

「そこにいてくれるだけで良い」彼女の存在は、わたしにとっては、現実に目の前にいなくても、十分感じられます。そういう”つながり”が持てていることに、心から感謝しています。

 

過去の夢を現実にしたお〜にゃ〜の人生は、ここで終わりではなく、また夢が現れてきています。それはわたしにとっても、同じです。「夢を持ち続けるのは自由だ」と、それを精一杯受け取り続けていきたいな、と思います。

 

”受け取る”ことは、水が上から下に流れるように、ほんとうは、自然で無理がないのことなのかもしれません。だから、わたしは彼女を「背景に溶け込んでいるような人」と感じたのかもしれないな、と思います。

 

いつもありがとう。これからも、よろしくね。

 

 

☀「陽だまり」とは

ブログタイトル「みんみんの陽だまり太極道日記」の「陽だまり」のイメージは、縁側にのんびり座り、暖かいお日様の光が射しこみ、ぬくぬく、まどろむような時間と空間です。縁側は、なくても生活できますが、あると素晴らしく居心地が良く、今、とても失われている”あそび”や”ゆとり”だと思うのです。モノも置かれておらず、いつもキレイで、どことなくキリリとした印象もあります。太極拳を通して、こんな時間と空間を創っていきたい、陽だまりにつつまれて暮らす人、心身ともにゆとりある人を増やしたい、と思っています。

 

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